@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

35歳定年説

その歳になってしまった。永遠の17歳というわけにはいかない。17歳の頃なんて戻りたくもないけど。

ほんの2,3年前までは、「(努力|根性|やる気)があればずっと脱落せずやっていける。年齢や環境のせいにするのは甘え」と思っていたし、自分は脱落しない自信があった。いまは以前ほど自信がない。

昨日今日始まったことではないが、もう自分の上限ー現実的に(努力|根性|やる気)がどの程度までいけるのかーは見えてしまっている。いまの延長線上に、社会的経済的に成功を収めるキャリア、人生が描けない。それでもいいさと割り切ることもできないし、大きく方向転換する勇気もでない。

つまりこれが35歳定年説の正体なんだな、と身をもって理解した。

奇しくもCEOとの面談があり、「人生に悩んでいるのですが」とぶつけてみたところ、「いまの環境でも、イニシアチブをとっていろいろチャレンジできることはあるはずだ。あまり急いで結論を出そうとせず、半身前のめりの姿勢でエンジョイしてみては」と暖かいことばをかけてもらった。ありがたいことだ。

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

まあまあだった。長い(厚い)けど四割は脚注だったので読んでない。

  • 確率的に考える
  • ベイズの定理
  • 自分の思考は不完全であることを理解する
リーマンショックの起きた原因とか、この本のテーマと直接関係ない事柄について知れたのはよかったけど、そういうことを知るために読むのがこの本でなくてもよかったはずだ。

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

Ruby Weekly issue 234

Ruby Weekly Issue 234: February 19, 2015


同意できない。自分の経験ではそんな上手にプライベートメソッドを切り出せているコードはそうそうない。たいていは「これテストしなきゃだめだろ」と思える重要なロジックがプライベートメソッドになっていて、それを呼び出すパブリックメソッドはそういうプライベートメソッドを多数呼び出しており、パブリックメソッド経由ではとてもじゃないが(正常系ですら)全部のパターンをテストしきれないので、ぜんぶ mock されている、みたいな感じになると思う。テストをさぼってるのに他ならない。

そういうコード例を提示したいところだが、仕事で触るコードをそのまま公開するわけにはいかないし、かといって説明のために簡略化すると「そもそもそういうクラス設計がおかしい」とか文脈を外れたツッコミを呼びそうだしで、むずかしい。


Burnout は仕方ない。自分の人生を取り戻す方がオープスソースプロジェクトを継続するよりも大切なことだ。


面白そうなシリーズ。


assets 用の gem を全部捨てて綺麗さっぱりフロントエンドはフロントエンドの世界で完結させる(たとえ HTTP API を担う Rails アプリケーションと同じリポジトリにあっても)というのは正しい方向性だとは思う。