@kyanny's blog

My life. Opinions are my own.

Book

代償

奥さんに「こういうイヤミスとか好きなんでしょ」と渡されたので読んだ(イヤミスが好きなわけではなく、傑作ミステリーとの評判が高い『殺戮にいたる病』を読んだらたまたま胸糞悪い系の話だった、というだけ) これがサイコパスってやつか、と思った。 代…

弁護側の証人

何年か前に文庫本を買った記憶があって、最後まで読んだか覚えてなかったのでたぶん途中までましか読んでないのだろうから結末を知るためにも読もうと思って読み始めた。最後まで読み終わって、そういえばどこにミステリー要素があったんだっけ、と思ってト…

弥勒の手

数日前から少し読み始めて昨日今日で一気に読んだ。 トリックには全く気づかずあっさり騙された。が、「殺戮にいたる病」が凄すぎて、こちらはずいぶん見劣りした。少なくとも二つ大きなトリックがあり、片方は丹念に記述を整理すれば気づけただろうし、もう…

ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」

どういうきっかけで見つけて読み始めたのか忘れた。 要は「自分がケツをふくのだ」という覚悟を持て、という話。 ハイライトしたなかで、読み返して特に印象に残ったもの。これ以外にも、同感と思う内容は多かった。 情報不足の状態でも 、必ず決める 私なら…

ヤフーの1on1

Engineering Managerになって三ヶ月経ち、ぽつぽつと1on1をやりはじめたが、合ってるのかよくわからないので本を買って答え合わせすることにした。結局、本を読んでも自分の振る舞いに対するフィードバックは得られないので、答え合わせにはならなかったかも…

殺戮にいたる病

SFかミステリーで何か「名作」を読みたくて読んだ。 まんまと騙された。混沌としたクライマックスの急展開に「なにかおかしなことがおきている」と感じつつも、最後のセリフを読むまで真相に気づけなかった。読後にネタバレ感想ブログなどを読んだら、ヒント…

服を着るならこんなふうに

本屋で平積みされてて知り、 iBooks ストアで買って読んだ。 古き良き「オタクファッション指南書」という感じだけど、オタクという言葉が一切出てこないあたりに時代を感じた。作中の主人公より10歳も歳を食っているけど、ファッションのレベルは同程度なの…

100万円の女たち

なぜか勧められたので読んだ。 なかなか面白かった。謎が深まっていくあたりは面白かったけど、謎解きとオチは消化不良気味だった。絵が「とろ鉄」の人を想起させた。 100万円の女たち(4) (ビッグコミックス)作者: 青野春秋出版社/メーカー: 小学館発売日…

その「エンジニア採用」が不幸を生む ~良い人材を見つけ、活躍してもらうには何が必要か? - Kindle

仕事でエンジニア採用に関わっているので、挑発的な書名に煽られて読んでみた。 得るものは少なかった。ほとんど当たり前のことしか書いてなかった。一部、身につまされるところもあったが、総じて読む必要なし。 全体通して、著者の主張には一定の正しさが…

話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる

↓ここが一番良かった。著者はリープフロッグと呼んでいるが、茹でガエル現象ともいう。 これまでスマートフォンの仮想キーボードを頻繁に使っていた人たち(とくに、フリック入力方式に習熟していた人たち)は、音声入力の価値を過小評価し、それを利用でき…

げんしけん(21)

アフタヌーンの連載で読んでいたけどまぁ買った。内容はすでに気が済むまで読んでいたのでさらっと。四コマとオマケ漫画もこれといって特に何かある感じでもなく、不完全燃焼というか、むしろとっくに燃え尽きてて灰しかないというか。おれが三十代のうちに…

ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

Kindle Unlimited でクリス・アンダーソンの「FREE」と「MAKERS」を見つけたので、何年か前にハードカバーで挑戦して読みきれなかった「FREE」から読み始めたところ、冒頭で「ロングテール」に触れていて、そういえば読んだことがないので読んでみた。 「FRE…

小説 言の葉の庭

よかった。映画を先になんども観ていて、それが大好きで、その映像とか音とかの記憶があってこそのひいき目が多分にあるだろうことは承知の上で、でもめちゃくちゃよかった。 小説を読んでる最中に、読み終える前から、もう一回頭から読みたいと思ったのは初…

Spotted Flower(2)

Kindle版がまだ出てなかったので、近所の本屋で1巻と合わせて買った。駅の小さい本屋だけど、発売日に先駆けて1巻もこぢんまりと平積みされていた。でもKindle版も出たら買うと思う。 「二代目」の絵に目が慣れたせいか、1巻に比べて「あーこれは確かに咲っ…

沈黙のフライバイ

ちょっとかたい感じのSFが読みたかったので。表題作は淡々と進むのは良かったがオチがいまひとつだった。「大風呂敷と蜘蛛の糸」が好みだった。 沈黙のフライバイ作者: 野尻抱介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/04/25メディア: Kindle版この商品を含…

たーたん(1)・初恋の世界(1)

この人の漫画は奥さんも読むので見かけたらだいたい買っている。「初恋の世界」のほうが好みだった。 たーたん 1 (フラワーコミックスアルファ)作者: 西炯子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/09/09メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 初恋の…

Think Simple

Kindle Unlimited にて。読むのにしばらく時間がかかったが読み終えるまで消されずに済んだ。 ジョブズのいい話と、インテルとデルをバカにしたエピソードが面白かった。 Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学作者: ケン・シーガル出版社/メーカー: N…

げんしけん 127 話 感想

これまでのあらすじ blog.kyanny.me いまからアフタヌーン10月号を読む。斑目の新居の前で咲が待ってて斑目に告白、という展開を心の底から希望!!!— Kensuke Nagae (@kyanny) August 24, 2016 くっそおおおおおはずしたぁぁぁぁぁきおしもくぅぅぅぅぅ「…

げんしけん 125 話 126 話 考察

げんしけんの 125 話と 126 話について、斑目と咲がくっついて欲しい派の立場から考察する。ネタバレなので単行本派の方は読まないことをおすすめ、もしくはいますぐアフタヌーン買って読みましょう。 ネタバレ回避のために少なくとも単行本 20 巻の続き(12…

ストロボライト

Kindle Unlimited にて。読んでてちょっと胸がざわざわし、すっきりしたような何かがひっかかるようななんともいえない読後感で、「なるほどこれが文学ってやつか」なんて言いたくなる漫画だったのだが、 Amazon の「この商品をチェックした人はこんな商品も…

仕事は楽しいかね?

Kindle Unlimited にて。有名な本らしいが読んだことがなかった。 前半はピンとこなかった。後半は少しよかった。 試してみることに失敗はない(試したことがうまくいかないなら、試す前にやっていたことが正しかったとわかる) 明日は今日と違う自分になる…

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

Kindle Unlimited で読んだ。 まずプロトタイプを作る、というのはすでにやっていたが、二割の時間を見積もりのためと称して八割の仕事を終わらせる、というのはなるほどと思った。ある程度見通しが立つまでは正確な見積もりなんてできない、と常々感じては…

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

Kindle Unlimited で読んだ。 めっちゃわかりやすかった。が、あまりに合理的すぎて、お金に疎い身にはちょっと頭がついていかないところもあった(住宅ローンを早く返済すればマイナスの金利を払うぶんが減るから確実に利回りよくお金を運用できてるのと同…

ねこ背は治る!

昔から猫背で、治るなら治りたいので読んでみた。人体の骨格や筋肉の作りに基づいた話は理論的でためになったが、スピリチュアルすぎるところもあった。 姿勢が悪いのは重心がずれているから。立て膝をついた姿勢だと大腿骨で身体を支えるので自然に背筋が伸…

はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法

知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】を読んですぐに、もうちょっと王道な感じの本も読んでおこうと思って読み始めた。 Kindle 版で読み始めてだいぶ経ってから、会社の本棚にこの本が何冊も置いてあることを知った。二年ちょっと前に会社でソフト…

Spotted Flower(1)

偶然みつけて即買った。まさか俺たちの「げんしけん」真ルートが描かれていたとは。「これ春日部さんか?芳乃では?」と思わなくもないが、まぁ。内容がだいぶアレなのでアレだが、やっぱり斑目が報われてこそ「げんしけん」本当の完結だろうと思うのでこれ…

Atom実践入門

著者の id:tomoya さんから本をいただきました。ありがとうございます。 d.hatena.ne.jp 宣伝に偽りなし。 Atom の操作方法から内部構造まで丁寧かつ徹底的に解説した一冊だ。 Chrome DevTools しかり、 Web Components しかり、 2016 年に書籍で読む価値の…

いなくなれ、群青

明け方になっても読み終わるまで読んでしまうくらいにはよかった。けど、内容よりも表紙がよかった。「にたりと笑う」という表現が不気味だった。 ネタバレを読む function netabare(){ document.querySelector("#netabare").textContent = "謎解きに入る直…

マージナル・オペレーション(6)

表紙は期待できそうな感じだったのに戦闘シーンが一切なくて退屈だった。おまけ漫画はよかった。 マージナル・オペレーション(6) (アフタヌーンコミックス)作者: 芝村裕吏,キムラダイスケ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/06/23メディア: Kindle版こ…

知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】

ソフトウェアテストについて体系的に学んだことがないので、とりあえず何冊か本を読んで、概念や用語、手法などを知ろうと思い、最も易しそうで Amazon のレビューも良かったこの本から読んだ。文章が堅くなく、文量も少ないようで、一日で読めてしまった。…