Book
立憲民主党所属の衆議院議員、小川淳也の政策に対するインタビューと生い立ちについて書いた本。 小川淳也は映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で注目を集めた若手議員で、観てはいないもののタイトルは見かけたことがあって意識の片隅にはあったが、人…
Apple Books で 500 円セールだったので買ってみた。人気ブログの記事を再編した感じ。もとがブログ記事なので短くて読みやすい。 短期で取り組むことから長期で取り組むことへ、という構成も興味をそそられた。が、短期で取り組むこと=最初のほうに書いてあ…
日経で連載だか特集だかしてたものを一冊の本にまとめた感じ。だが印象に残る部分はオンラインの記事になっていて、残りのエピソードは読んでも読まなくても、という感じ。つまり別に買う必要はなかった。 仕組み化とオペレーションの徹底で凡人の集団の平均…
THE MODEL を買ったときついでに買ってた一冊。 これもセールスフォース出身者が書いた本。インサイドセールス組織の立ち上げとマネジメントに重点が置いてある。 仕事でインサイドセールス組織のマネジメントをやる人には具体的で役に立つかもしれない。そ…
マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの分業と共業による営業プロセス、レベニューモデルについて説いた本。 The Model というのは著者が米 Salesforce 本社で学んだ「型」を日本支社に持ち込む際に「例のやつ」的な感じで呼んでい…
Amazon の半額セールで半ば衝動買いした何冊かのうちのひとつ。半額で千円以下だし、とにかく何かビジネス書とか自己啓発書の類をなんでもいいから買って読みたかったので勢いで買った。自分も四十代だし。 内容は非常に浅かった。これはなかなかひどいレベ…
いかにもカルト教団を扱った話という感じのタイトル・表紙で、前々から気になっていた。長そうなので買うのに勢いが必要だった。 寝かせたぶん、期待が大きくなりすぎた。 作中でもオウムや 9.11 への言及があるが、それらの後に書かれたフィクションとして…
仕事がら Elasticsearch のクラスタ?シャード?インデックス?の状態がおかしくなって?いろいろトラブルの原因になっているので修復しないといけない(手順はある程度確立されている)のだけどシャードってなに?レプリカとは?みたいにあらゆる用語・概念…
かの有名な Google のマインドフルネス本。マインドフルネスブームの火付け役はこの本だったという認識で、一つの時代を築いた本なのでともかく一読しておくべきだろうと思っていた(良くない選書の見本)。実際のところは Amazon の Prime Reading に入って…
「経済は需要曲線と供給曲線の図だけでだいたい説明できる」と豪語する割り切った本。たしかに一つの図のバリエーションだけで説明しきっているし、数式も一切出てこないのでとっつきやすくはあるが、ちょっと込み入った相関の話題になるとそれぞれの線の交…
チャらくなさそうなメモの本ということで、世の「メモの達人」たちはどういうやり方でメモをとっているのだろう?どんな工夫をしているのだろう?ということを知りたくて、それによって自分のメモ技術を磨きたくて読んでみた。結果は、けっこう期待外れだっ…
元旦の早朝に「朝まで生テレビ」を観ていたら京大の藤井聡という教授が一番丁寧に議論していて話もわかりやすく、しかし彼の主張の根幹をなす「MMT」がなんなのかわからず、興味を持ったので著書を読んでみようと思って、田原総一郎との対談形式になっている…
仕事で Grafana のグラフを読む機会がそこそこあり(ダッシュボードやグラフを作ることはなく、すでにあるものを読んでトラブルシュートの助けとするだけ)、基礎から応用・発展までなんでもいいから使い方について学びたいと思って、日本語で唯一見つかった…
「TODO リストはやめろ、スケジュール表に予定を入れろ」という説を初めて見たのはどこだったか覚えてないが印象に残っていて、改めて検索したところ本に書いてあることらしいと知ったのでその本を読んでみた。 1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘…
自社製品が SAML 認証をサポートしている関係でたまに問い合わせ対応するのだが、SAML の基礎知識も実用経験もないまま雰囲気で触っている状態だったので、理解を深めるために買った。 ちなみに仕事で触れ始めるまでは「SAML?Memcached の認証方式の一つで…
これまで読んだ本の中で最も衝撃を受けた一冊に我孫子武丸の「殺戮にいたる病」を挙げたい身としては「〜にいたる病」という表題は無視するわけにいかず、少し前から Apple Books などで見かけて気になっていたところで、感想ブログも見かけたのでそれを機に…
書名が気に触るので「なんで?」だけ明らかにしておきたくてサンプルだけ読んだ。書名の話は導入部の「つかみ」だというレビューを見ていたので。 大方、「年相応の服装をしない人は考え方や立ち居振る舞いも年相応になってなくて、まだまだ若いという気持ち…
個人ガイドとして手広く活躍している著者が、旅行関連法や資格との兼ね合いを含めて個人ガイドができることできないことを説明したり、ガイドマッチングサービス各社の特徴を解説したり、ノウハウを(ある程度)共有している本。 なるほどそういう仕事もアリ…
ずいぶん前に買って積読だった本。といっても 2019 年の本なので思ったより最近のことだった。 非行に走る少年少女のなかには人知れず軽度の知的障害を抱えている子たちが相当の割合いそうで、矯正プログラムは「内容を理解できること」を暗黙の前提としてい…
副業・複業の入門書・指南書。わかりやすかった。具体的で実践的、ややキラキラ寄りだが生々しすぎるのよりは良いし地に足がついてなくフワフワしてるほどひどくはない。このジャンル最近興味が出てきて他にも二、三冊拾い読みしてるが今のところこれが一番…
ラヴクラフトは一度はちゃんと読んでおきたいと思っていた。青空文庫でいくつか読めるので、あまり長くなさそうなやつを選んで読んでみた。 そもそもホラー全般が好みではないし、うーん…漫画だったら怖くて読めなかっただろうけど、あるいは挿絵つきのライ…
2022-02-14 購入 2022-02-24 読了 タイトル買いだったが、イマイチだった。主人公が馬鹿すぎて読んでてイライラした。謎解きも平凡。この作家はあまり好みではないのかも。刑事はガサツさがよく描かれていてよかった。 パレートの誤算 (祥伝社文庫)作者:柚月…
レビューが高評価だったので、読み切れるか一抹の不安はあったが読んでみた。 長編だが、さすが高評価だけあって途中離脱せずに読み切れた。中盤はやや飽きたし、終盤はファミコンの RPG みたいな絵面を想像してしまって世界観が崩れたものの、総じて十分面…
今日はヒューゴー賞の発表日。なお、中編部門で惜しくも受賞を逃したイザベル・フォール「おれの性自認は攻撃ヘリ」I Sexually Identified an Attack Helicopter は、『紙魚の手帖』3号(2月発売)に掲載予定です。— 東京創元社 (@tokyosogensha) 2021年12月…
2022/01/26 購入 2022/01/27 読了 直木賞候補作を読んだ勢いで芥川賞受賞作も読もうかと思ったが、その著者が現代の自衛隊 vs ロシア軍の戦闘を描いた架空戦記もの?も書いてたので、ロシア繋がりでそちらを読んでみた。 小隊 (文春e-book)作者:砂川 文次文…
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、第166回直木三十五賞候補作。アガサ・クリスティー賞は初の審査員全員が満点をつけての受賞作。Apple Books でフィーチャーされていて、これは面白そうだと思い、文庫化を待たずに読んだ。 期待どおり、いや期待を大…
表紙につられて買った本。だいぶイマイチだった。一番良かったのは合間に挟まれている偉人の名言集だった。ここだけテキストで抜き出したいくらいだが、その部分に限ってテキストではなく画像として埋め込まれているという。 読んであらためて、おれはマーケ…
よい説明とはどんなものか、よい説明をするためのコツとは、といったことを説明している本。 説明の仕方の本だけあって説明はわかりやすかった。ただ、これはという新しい気づきは少なかった。 ハイライト 私の教え子で、アナウンサーの安住紳一郎さんがいま…
人を動かす 文庫版作者:D・カーネギー創元社Amazon 人を動かす 新装版作者:D・カーネギー創元社Amazon 20代の頃にいちど買ってみたことがある本。その時はろくに読まなかった。改めてオーディオブックで通読(通聴)してみた。 数多の自己啓発書がこれを参…
5年前に上紙の本を読んでいた。オーディオブックで聴き直してみた。聴き終わったのは多分2、3週間ぐらい前。 イシューからはじめよ - @kyanny's blog ながら聴きだったので多少聞き漏らしているところもあるけど、この本はやはり前半が良い。後半の細かいテ…