@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

最近のキーリマップ事情

⌘英かなに ^M とか ^D とか個別に設定してやりくりしてたけど、気づいたら Firefox とか VSCode とかで効かなくなっていたので今風のやり方を調べて少しやり方を変えた。

blog.kentarok.org

Karabiner-Elements がだいぶ良くなっているらしいので、 Emacs ライクなキーバインドをインポートした。いろいろあるけど自分の場合は Key Bindings (control+keys) をインポートすればだいたい事足りそう。

Karabiner-Elements が動いていると macOS の System Preferences でキーボードの Modifier Keys 設定を変えていても何故かリセットされる(Caps Lock と Ctrl を入れ替えていたのだが)。仕方ないので Karabiner-Elements 側で改めて入れ替えた。

⌘キー左右で IME 切り替えは引き続き⌘英かなで制御する。

ということで、こういう設定で落ち着いた(落ち着くといいな)

f:id:a666666:20180126144554p:plainf:id:a666666:20180126144556p:plainf:id:a666666:20180126144559p:plainf:id:a666666:20180126144601p:plain

CodeGrid で webpack に入門した

webpack 全くわかってなかったので、有り難い記事だった。 CodeGrid 様々。 (「雰囲気で webpack をやっている」どころじゃなく、マジで config を一行も理解してなかったので、超苦手意識があった)

  • webpack は、必要なコードだけロードされるようにバンドルするノードを分けたり、非同期ロードしたりする機能がある
  • しかし実際いま触れてるプロジェクトでは単一のファイルにバンドルして同期的に読み込んでいそう(そういう使い方しかしてなさそう)

  • 設定の最小構成要素は entry と output (こういうことが知りたかった!)
  • entry で指定したファイルから import とか require されてる依存ファイルが自動的にバンドルされる
  • entry と output を複数持てる
  • コマンドラインオプションと設定ファイルのプロパティが対応する

  • Loader というものがある。フィルタとして作用する
  • Loader はチェーンできる
  • チェーンするとき、 use: [ ] と配列で指定するならば、配列の後ろのものから先に適用される
  • ! で区切って指定した場合は、右から先に適用される
    • 上から・左から作用するのではない点に注意。適用順によっては動作しないことがある(よくある)ようなので順序があることを意識する

TODO: Plugin の概念についても学んだら追記する

我が家に Amazon Echo Dot もやってきた

昨年末にリクエストした招待メールがきて、2千円引きなので買ってみた。

想像してたよりずいぶん小さくて驚いた。倍くらい大きいものかと思った。

セットアップは少し戸惑った。アプリを起動したらチュートリアル的にセットアップウィザードが始まるのかと思ったらそうならず、不親切に感じた。Apple TVにAmazonプライムビデオをセットアップしたときの親切さと比べるとずいぶん差がある。むしろこっちのほうがAmazonらしい感じもするが。

いくつかスキルを試したりしてみた。スキルがたくさんあって選べるのは良い。さすがこの分野のパイオニアという感じ。

しかし某サービスのスキルを試してみたところ、「これは便利ではないな…」と感じた(ニュースカテゴリのもの)。スマートスピーカーは入力だけでなく出力も音声なので、情報量があまり多すぎると聞いていられなくなる(長すぎる)。手と目が塞がってるときならば良いのだろうけど、自宅でそういう時間がどれほどあるか。家事をやってるときには悪くないが、音楽なりなんなりかけるだろうしなぁ。

呼びかけ後にコマンドを言うタイミングがSiriやClovaと結構違っていて慣れない。感覚的に、Alexaには「アレクサ,○○」とウェイクワードのあとに間を空けずに言わないといけないが、Siriは「ヘイSiri、○○」と一拍空けないと言ったことの冒頭が拾われない。Clovaに至っては「クローバ。(ポーン)○○」とレスポンスを待ってから言わないといけない。慣れの問題だとは思うけど、Alexaのタイミングがベストなのかはやや疑問。

まだ初日でほんの少し使っただけなので、もう少し日常的に使っていって、感想が変わるか経過を見守りたい。電源の位置の関係でダイニングキッチンの冷蔵庫の上に置いてみたけど、やはり居間に置くべきかもしれない。せっかくAmazon Echoを手に入れたからには自分でスキル開発にもチャレンジしてみたい。

「Management 3.0 〜良いフィードバックと給料を与える方法〜」に参加した

「マネジメントって本当に必要かなぁ。。」と日々疑問を感じているので(する側としてもされる側としても)、何か得るものがあればいいなと思って参加した。

ワークショップもプレゼンテーションもなかなか良かった。三点にはまとめきれないので、箇条書き。

  • チェックイン(アイスブレイク)のために行ったムービングモチベーターズ・ゲームはシンプルで良かった
  • Management 3.0 については、「自己組織化されてて裁量の大きいところで働くほうがいい、ってのはみんなわかってるよなぁ。でも現実にそうしていく難しさがあるんだよなぁ。『フレームワークではなく概念』らしいから、みんなが共通理解を確認しながら継続して改善していく取り組みが大切、ということなのかなぁ」と思った
  • フィードフォースの鈴木さんによる事例紹介のなかで挙げられていた ADKAR (変革管理)の話が素晴らしく、目から鱗だった。要は丁寧に段階を踏まないとついてこれないよ、だから相手がどの段階にいるのかに応じて適切なコミュニケーションがあるし、自分自身も同様に ADKAR のどの段階にいるのか自覚することが大事
  • ワークショップでは迷ったけど Feedback Wrap のほうに参加した。五つのステップを踏んでフィードバックするとよい、という話で、
    1. コンテキストの共有
    2. 観察された事実の確認
    3. 自分の見解を伝える
    4. フィードバックによって得られる価値を説明する
    5. 改善するためにできることを提案する
  • というステップがある。4番目がしっくりこなかったけど、ワークショップ後に質問したりして、「ここでいう価値は、フィードバックを与える人・受ける人・他の関係者含めた全ての人にとっての価値である」ということが確認できてすっきりした
  • 与えられたシチュエーションに対してロールプレイをするのは、不慣れなのでうまくできず、最後までできなかった。シチュエーション設定はいくつかあったがどれもリアリティがあって興味深かった
    • 一人だけ出社が遅いことを注意しても改善しないメンバーに困っているマネージャー vs 同僚から「ウチは自由裁量で働けるよ」と聞いたので出社時間も含めて自己判断しているメンバー
    • クライアントからの急な仕様変更があったとき、仕様をちゃんと確認しなかったメンバーに怒っているマネージャー vs 言われた通りに頑張ってたのに後になって仕様が変わり、マネージャーもクライアントとの会議に同席してたのに何故か自分の落ち度と思われてて不満なメンバー
    • 上のほうのシチュエーションで、コンテキストの共有は「田中くん、毎日朝遅いよね」みたいな問いかけかなと思ったけど、たぶん違うなと思い直した。「田中くんさ、ウチの会社ってフレックスタイム制度は導入してないこと、知ってるよね?」とかが適切
    • ここで認識がズレてたら適切なフィードバックはできない。「え?コアタイム12時からって聞きましたけど?」「え?」みたいな
    • 前提の認識が合って初めてその先のステップが有意義になってくる。「はぁ、まぁ知ってますけど…」「うん、そうなんだ。ところで田中くん、いつも出社するの遅いよね」「はぁ、まぁだいたい昼ごろ来てますかね…」みたいな
  • Salary Formula は、実装するのは難しそうと思った。特に大きな会社、歴史の長い会社の場合は
    • ビアバッシュのとき Stefan さんに「例えば給与の10パーセントだけ Formula で決める、のように小さく始めるのはどうなんでしょう?」と聞いてみたら「面白いアイデアだ」と言っていた(10パーセントでも、今いる会社で始められるイメージはまだわいていないが…)

  • イベントの内容と無関係な雑感
    • フィードフォース社には知人が数名勤めていて、はるか昔の同僚(後輩)と数年ぶり?に再会した(その前は十数年ぶりの全く意外な再会だったので、経過時間に比べてそんなに久しぶりという感じはしなかった)
    • 参加者に完璧ネイティブな日本語を喋るインド人の方がいた。なんとQuipperを知っていた(フィリピンでQuipperと同じオフィスに入居してた会社で働いていたらしい。その会社は俺も知っていた)