@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

Jenkins の Password Parameter の値を復号化する

Script Console ($JENKINS_URL/script) で以下の Groovy Script を実行すれば ok.

println(hudson.util.Secret.decrypt("{AQAAABAAAAAQBtVjIfP31//XdbtBUnhrOqI/JfMxyKNqxine/yTHG5o=}"))
#=> hoge

Password Parameter の暗号化された値はジョブの Job Config History ($JOB_URL/jobConfigHistory) から確認したいリビジョンの View as XML とかをクリックすると見える。

{ } で囲まれてたりするけど { } も含めて値なので注意。

復号化できない無効な値を decrypt しようとすると null が返る。

stackoverflow.com

イコライザー

デンゼル・ワシントンが必殺仕事人として一人で世の巨悪をぶっ潰す王道B級アクション映画。

2を先に観てしまったけど、おれは1のほうが断然好みだった。ストーリーは典型的なご都合主義だけど、映像の色も含めた全体的にアンダーなトーンとか、随所に織り交ぜられる小言が良かった。突き放した優しさと、押し付けがましくない説教臭さと。

アクションシーンもそれなりに派手で、デンゼル・ワシントンが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは圧巻だった。なぜ主演がシュワルツェネッガーとかセガールでないのか目を疑うほどの出来だった。

と満足していたら超映画批評で「中年男性にとっては妙にツボにはまる」と評されていて、ああおれもすっかり中年男性なんだなぁとハッとしてしまった。

イコライザー (字幕版)

イコライザー (字幕版)

私の非モテ総括

ここはかつての d:id:a666666 と地続きになったから(はてなダイアリーを移行してマージしたので)、はてな非モテ活動家だった頃の自分を十数年ぶりに振り返ってみるのも悪くないだろう。

非モテとは、女性にモテない自分に対する劣等感の裏返しでモテる男性や女性に対して異常に攻撃的・拒絶的な言動をとることだと定義できる。これを長らく「モテる男性への嫉妬」が根源的な動機なのだろうと解釈してきたが、むしろ女性への嫉妬のほうが強かったのかもしれない。

「全ての女性が高嶺の花」状態で、常に見上げる対象で、しかし彼女らの視界に入ることはない地に這いつくばる自分に対する劣等感、それは「こんな僕でも存在を認めてほしい」という社会的欲求の裏返しによる憧れの対象への嫉妬心。それを表明することすら畏れ多く、スケープゴートとして攻撃対象に選ばれた「モテる同性」。この多重にねじれた負の感情が、私における非モテの真実の姿だったのだ。

ザ・シークレットマン

FBI副長官の話。「96時間」シリーズ以降、奥さんがリーアム・ニーソンのファンで、これまだ観てないよねということで観始めたら冒頭から既視感があり、2つ目のシーンで「これ観たね。。」10分くらいでなんとなく思い出して視聴をやめた。

Irodr / Inoreader Pro

かつての livedoor Reader (LDR) のフロントエンド UI が Feedly や Inoreader をバックエンドとして動くようなものがあれば便利だろうなぁと考えて、年に二回くらいそういうものを作ってみたくなるが結局やらない、ということを数年くらい繰り返しているが、 https://irodr.netlify.com/ というものがあることを知り、試しに使ってみたところ「LDR そのもの(走る人んちょアイコン以外は)」という感じでなんだか懐かしい気持ちになったので、 Inoreader も Pro プランを契約して、またフィードを読む気に少しなってきた。

もう年単位でまともにフィードなど読んでいなくて、誰がどんなブログを書いてるのか、そもそも自分が読みたいブログの守備範囲ってどのへんまでだっけ?というあたりから感覚がわからなくなっている。さすがにいまさら例話時代の非モテの話題とか読むわけもないし、プログラミングとか技術の話も読めば読むほど落ち込みそうで。かといってメジャーなおもしろ読み物系サイトとかは昔から購読した試しがなかった。はてなブログアプリ内でほどほど充足してしまったりするのもある。でもやっぱり一番の理由は、もうみんなブログなんてあんまり書いてないんじゃない?という印象があって、読みに行こうとも思わなくなってしまったことかな。

.emacs ばりにキャリーオーバーしている十年モノの OPML ファイルに入っているフィードは大半がとっくに更新が耐えて久しい、ごくごく個人的でささやかなブログのものばかりだ。故人のものすらある。そういうものほど消すわけにはいかない。もしかしたら世界で俺しか購読していないフィードかもしれず、もし俺の OPML から消してしまったら、二度と誰も訪れないインターネットの絶海の孤島になってしまうかもしれないのだ。そんな残酷でもったいないことはとてもできない。