@kyanny's blog

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MARUMI EXUS 62mm

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いつからか不明だが、気づいたら曇りが取れなくなった。コーティングが剥がれてしまったのかもしれない。ネット検索するとレンズペンの研磨剤に弱いらしい。レンズペン使ってたのでそのせいかもしれない。

マルミはフィルター専業の会社で EXUS は帯電防止のおかげでホコリが付きづらいとか、良い評判が多いが、こういう事情で買い直すなら次は Kenko の ZX にしとこうかと思う。他のレンズは Kenko で特に不満はないし、父親も Kenko ばかり使っていた。 MARUMI のを買ったのだってレンズ買った時店員に勧められたから、だけだったし。

レンズプロテクターもグレード(種類)がいろいろあって差を把握するのに苦労した。案外語られてなくて(特に今回のような症状は)、検索してもなかなか情報が得られなかった。

GoLand: go test 実行時に PATH を通す(のを何度も繰り返すのを避ける)

TL;DR

www.jetbrains.com


例えば以下のプロジェクトで、 GoLand のメニューから普通にテストを実行すると uwsgi コマンドに PATH が通っておらずテストが失敗する。 (あらかじめ source venv/bin/activate && pip install -r requirements.txt を実行済みの前提)

https://github.com/kyanny/GoLandRunDebugConfigurationTemplate

上記は意味のない例だが、実際のプロジェクトでは DB migration 用に alembic コマンドを実行してから DB 操作を伴うテストを実行する、のようなシナリオが考えられる。そのような場合も、 venv/bin/alembic に PATH が通っていないと alembic コマンドの実行エラーでテストが失敗する。

PATH を通すには Run -> Edit Confiugrations... から開ける Run/Debug Configurations ウィンドウ内で Environment に追記すれば良いが、 Run/Debug Configuration はテストケースの構成ごとに独立しているので、 Environment の設定も引き継がれない。規模の大きなプロジェクトで全テストを都度流すのは効率が悪いので特定のテストケースだけ選んで実行する場合、 Environment に何度もコピペすることになり面倒。

これを避けるには Run/Debug Configurations 内の Templates を編集すれば良い。テストの構成であれば Go Test テンプレートを選び、 Environment に追記しておく。以後、テストを実行するたびに(必要であれば) Environment が設定済みの新しい Run/Debug Configuration が構成される。

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GoLand Run/Debug Configuration Template

ザ・ウェイバック

落ちぶれた男が母校のバスケットチームのコーチ業を通じて人生を取り戻す話。

話としてはスケールの小さい「タイタンズを忘れない」みたいな感じ。だが、見どころはバスケットではない。ベン・アフレックのうらぶれた雰囲気が良い。酒に溺れて孤独に生きる男を演じているのだが実によく似合う。 Wikipedia によれば、

なお、本作の撮影時、アフレックは主人公(ジャック)と同様にアルコール依存症を抱えており、「ジャックを演じたことが一種のセラピーになった」という趣旨の発言をしている[2]。

とのこと。年相応、というのもあるとは思うが、もっとスリムな格好であるだろうに、体型もパッとせず、スーツは似合わず、と役作りも良かった。

ザ・ウェイバック(字幕版)

ザ・ウェイバック(字幕版)

  • 発売日: 2020/09/09
  • メディア: Prime Video

古い知人と十年以上ぶりに話した。ここ数年は自分と似たキャリアを歩んできたようだが、管理職に嫌気がさして辞めたおれとは違い、彼はうまくバランスを保って仕事に打ち込めているようだった。

彼に言われたのは、おれは自己肯定感が低いのではないか、ということ。全体最適を考えたらこうあるべき、というのを優先し過ぎて自分のエゴを押し通さなかったら、みんなにとっては居心地が良いけど自分にとっては居心地が悪い場所を作ってしまった、と吐露したとき。「自己肯定感が強ければ、自分のエゴではなく正しい選択だと自信を持てて、嫌になることもなかったのでは」と。その通りだと思う。

そして、彼は管理職に就く際も、自分自身のやりがいを同時に満たす工夫を忘れなかったようだ。技術的に挑戦しがいがあり、中長期的な視点に立ったプロジェクトを立ち上げて、自分ともう一人で取り組む体制を作るようにしたそうだ。後悔の無い選択を心がけてきたが、この点は失敗してしまったな、と気付かされた。そういう企画力が無かったこと、「自分ばかり面白い仕事を独り占めしてると思われるんじゃないか」という恐怖心から実行に移せなかったこと、両立できる自信がなかったこと。どれも自分の問題で、解決しようと思えばできたはずだった。でも、逃げてしまったのだと思う。

辞めた理由はそれだけではなかったから、結果は変わらなかっただろう。けど、キャリアに対する考え方は違ったものになっていたかもしれない。