@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

記号列のタイピングを矯正する – jaguchi log で紹介されていた Online Typing Tutor|Touch Typing Lessons で練習してみている。Amateur の Lesson 1 からやっているが、だいぶ難しい。単語とか短文を打つほうが雰囲気でできてしまう分、ごまかしが効いてしまって簡単なんだと思う。

そして、これまでホームポジションに「戻す」というのを全然意識してなかったので、その基礎の基礎からちゃんと身につけようと思ってやっているのだが、ここで疑問が。

  1. 一文字ずつ練習する場合じゃなく、普通にスラスラと文章を打つ場合にも、本当にキーを一つ打つごとに指をホームポジションに戻しているのか?YouTube で上手いタイピストの動画を見たりすると、一打鍵ずつ指を戻してたら絶対にあんな高速には打てないと思うのだけど・・・
  2. 練習で一文字ずつ打つ場合、あるキーを打ってるとき、同じ手の他の指はホームポジションのキーの上に「触れた状態で」置いておくものなのか?そうなのかなと思ってやってみるとこれが激ムズで、たとえば a を左小指で押すとき、俺が小指でキーを押すというよりは左手を捻って・傾けて小指に重みをかけて押してるので、他の指、特に人差し指や中指は小指が a を押してる間は空中に浮く。これを浮かさずに打とうとすると、キーを押そうとする手の重みが伝わって d や f も押してしまう。つまり、厳密に指だけで・指の力だけでキーを押して・叩いているわけではないのだけど、これって矯正すべきなのか?

typingMe は「各レッスンを 60 秒以内・ノーミスでクリアできるまで次のレッスンには進まないこと」と言っていて、それに従っているのだが、Lesson 1 ですら 60 秒は切れず、ミスも 10 以上という有様で、前途多難。そして悪いことに、矯正のための練習をしつつも毎日仕事でキーは叩かないといけないので、果たして本当に矯正できるのか?という。

REALFORCE for Mac テンキーレス「PFU Limited Edition」 英語配列/スーパーホワイト

www.pfu.ricoh.com

ついに、ついに買ったぞ REALFORCE。悩みに悩み抜いて、R3 ではなく R2 ベースの PFU Limited Edition を買った。将来どこかのタイミングで Windows 用を(ジャンク品でいいから)手に入れてアイボリーのキートップに交換する野望がある。HHKB 用のキートップを流用できるかとも思ったが、仕様はともかくキー幅が合わないだろう。

色。思ったよりも気にならなくて一安心。やはりキートップの刻印が見やすい。HHKB Pro 2 の墨で懲りていたので。ただ最後まで迷ったポイントではあった。

打鍵感。素晴らしいの一言。HHKB Pro 2 よりずっと静かで、安定して打てる。さすがに十何年もちゃんとメンテナンスせず使ったり放置したりしてきたから痛んでしまったのか、世代の差なのか。これはもう戻れないな、とすぐに悟った。

キー配列。HHKB より断然いい。delete キーのタイプミスは減ったし、矢印キーのために右手小指を酷使せずに済むのもいい。ただ、ちゃんと打てるキーボードだからこそ、自分のタイピングの下手さが如実にわかるようになって、これはちゃんと改善・矯正が必要だなと思わされた。

キーストロークの深さにはまだちょっと慣れない。色々カスタマイズできるのは知っているが、自分の中に基準がない状態でいじり始めると泥沼にハマると思うので、デフォルトのまままず自分自身を慣れさせることを優先する。キーピッチも微妙に指が覚え切れていない。キートップの中心を打てず角を打ったりすることがまだまだ多い。

大きさも、思ったほど巨大ではなくてよかった。USB-A 接続のみなのも、特に問題なし。MacBook Pro に繋ぐなら USB-C のほうが良かったが、Dell のディスプレイに繋ぐのなら USB-A のほうが良いわけで、ここはどちらとも言えない。Bluetooth 接続は、やはり無しで問題なかった。将来 iPad とかで使いたくなるかというと・・ならないだろうね。完全に仕事場用として据え置いて使うつもりなので。

キーボード裏の脚は立てて使っている。使い始めた初日から、パームレストなしでは手首が辛いなと思ったので、これも散々悩んだりリサーチしたりして、人気のある FILCO 製ではなく純正オプションの RFウッドパームレスト(クリアー色)|PFUダイレクト を買った。ウォールナット色は品切れだった。クリアー色はちょっと明るすぎてあまり好みではないが、まあ。FILCO のは高さ調整がシビアだという話が散見されたのと、純正オプションが入手不可になる前に買っておこうという算段。いずれ FILCO も買いそう(アメリカンチェリーがいいな)。

なお、REALFORCE のパームレストについては ウッドパームレスト比較 – 夜の果てへの旅 が最も参考になった。実際に複数のパームレストを使い比べた上のレビューで、キーボードと並べた実物の写真もあり、信用できる。このブログは文章も「読ませる」感じがして、いいなと思い、Reeder で購読した。

ポインティングデバイスは、十年くらい前はトラックボールマウスを愛用していたが、数年のトラックパッド生活を経て再び使ったら全然使いづらかった経験があり、トラックパッドならではの操作(三本指ドラッグとか三本指タップで look up とか)に自分でも驚くほど適応しすぎていてもう戻れないと思ったので、迷わず Magic Trackpad を購入。一旦キーボードの右側に置いてみているが、これで全然問題なさそうなのでこのままいくつもり。これはちょっとした驚きで、というのも以前トラックボールマウスが無理だったときは「ポインティングデバイスがキーボードの真下・すぐ手前にないので、右手を横に大きく移動させるのがコストになっている」と理解していたから。なので Magic Trackpad を REALFORCE の手前に配置して分割パームレストを使う必要があるかと思っていたが、そういうことではなかったようだ。なお色はもちろん白。キーボードも白だし、数千円高い黒を買う理由はないので。

総じて、良い買い物をした。本当に、もっと早く買っておいても良かった。べきだった、とまでは言わないが。キーボードを売ってるだけで楽しい、という感覚は久しぶりだ。

↑はてなブログの Amazon アフィリエイト貼り付け機能で検索すると何故か Magic Trackpad Black しか出てこない。

Dell S2722QC

DELL の 27 インチ 4K ディスプレイ。年明け早々に 20% 値下げしてたタイミングで買った。どうしても USB-C 給電できるディスプレイにしたかったので、選択肢がほぼなかった。

広い机、ちゃんとした椅子とくればやはり広いディスプレイと良いキーボードを使いたい。ということで去年から狙っていたモデルだった。組み立ては驚くほど簡単で、設置も難しくなかった。ただ、MacBook Pro と接続する際、手持ちの白い USB-C ケーブルで繋いだら給電も外部ディスプレイ認識もせず焦った。ディスプレイに付属の黒くてやや太くゴツい USB-C ケーブルで繋いだらちゃんと動作した。あまり見た目が気に入らないが、仕方なし。USB-C はこういうところが難しい。

使い始めて二週間くらい経つが、視力の衰えた身には 4K は不要だった。解像度を 3840x2160 まで上げられるが、字が小さくなりすぎて読めないので下から二番目の 2560x1440 で使っている体たらく。それでも物理的な広さの恩恵は多少受けられているが、長年の 13 インチ一枚生活に慣れきっているので、活かせているとは言い難い。色とか写りとかは、なんの不満もない。

これだけ広いとウィンドウをいい感じに並べたい、が手作業でやると細部を気にしてしまうのでタイル型ウィンドウマネージャー的なものを導入しようと思い、ウィンドウマネジメントツールとしては定番の BetterSnapTool と BetterTouchTool、そして Magnet あたりを見比べて BetterSnapTool を買った。Magnet の方が簡単で良さそうだったが 1200 円もするのに対し BetterSnapTool は 480 円で高機能。キーボードショートカットは Magnet のを参考に似せて設定した。BetterSnapTool と BetterTouchTool の違いなども解説ブログを読んでリサーチした、が今検索したら BetterTouchTool は Mac App Store では売ってなかった。

物理的に広いディスプレイを使って気付いたのは、視線の移動距離が多いのと、そのために首を動かすことが増えた。ほんのわずかではあるけど、ラップトップだけのときと比べると顕著な差。なんとなく動きに慣れなくて、首を痛めそうな気がする。首のストレッチとかを意識的に増やしたほうが良さそう。

USB-A 端子は充電可能なポートとそうではないポートの二つついているが、充電可能ではないポートは背後の各種インターフェースが密集している部分とは別のところについていて、それを見落としていて USB-A ポートも一つしかないと勘違いし、WebCam と REALFORCE の両方を接続するには USB ハブが必要かと勘違いして Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ, USB ハブ バスパワー 軽量 コンパクト MacBook / iMac / Surface Pro 等 ノートPC 他対応 USBハブ テレワーク リモート 在宅勤務 を買ってしまった。まあ将来の拡張性を確保したと思っておこう。

問題は MacBook Pro のほうで、職場のセキュリティポリシーの関係でクラムシェルモードでの取り回しにやや難がある(回避策はある)のと、1Password の認証にも Touch ID を使うので MacBook Pro を閉じておくのは結構不便になりそうなことがわかった。職場のアクセス認証用には YubiKey も使うが、クラムシェルモードにした状態で YubiKey をどう配置するかも悩ましいポイント(5C Nano を本体に挿しっぱなしにしているので、触れる位置に配置しないといけない)。USB ハブ経由でも USB-C ポート次第では 5Ci が反応することは確認したが、せっかくスッキリした机の上が微妙になる。REALFORCE に直接挿せれば・・まあ、そういうオマケが付いてないのがいいところなので。結局、ディスプレイの右隣に普通に置いている。画面への距離が遠いので Slack すら置いておく気にならず、Spotify とか置いていて完全に無駄。やっぱりクラムシェルモードにして、1Password はどうするか・・毎回マスターパスワードを入れるのはかったるいなあ。Lock 頻度を下げるのもやや気が引ける、が仕方ないか?

史上最も過酷なコミュニティデイ

金曜の夜から奥さんが友達と飲みに行って、おれは逆に予定がなくなってしまい、やることがなくてぼーっとしていて、奥さんの帰りをなんとなく待ってたら五時過ぎまで起きていて、土曜は奥さんに起こされないのをいいことに一日中寝ていて、ようやく夕方六時前に起きた。

土曜日はピクミンブルームのコミュニティデイで、サービス開始以来これまで一万歩達成の、バッジをフルコンプ中なのだが、今日は流石に無理か…?と思いつつ奥さんの実家へ行って夕食を食べ、帰宅したのが十時ごろ。自宅と奥さんの実家をほとで往復すると二千から三千歩弱、この日は二千三百歩くらい。だいたい十分で千歩ペースで、オンライン英会話のレッスンを十一時に予約してあるので、キリキリ歩いて五十分なら一万歩いけるか?と一縷の望みをかけて帰宅後すぐに歩き始めた。時間までに戻って来れるか不安だったが(土地勘がまだあまりなく、遠出すると所要時間が読めないので)、奥さんの「半分の時間でタイマーかけとけば、戻らなきゃいけないタイミングで気づけるじゃない」を実践してひたすら東山のほうに歩き続け、十時半になったら今来た道を戻ってきた。しかし十時五十分過ぎに帰宅したタイミングではまだ七千歩、一万歩には全然届かない。しかしレッスンは二十五分なのでレッスン後から日付が変わるまで三十分強ある。フルに歩き続ければギリギリ届くか…?という微妙なところ。帰宅した時点で結構足にきてたので半ば諦めかけてたが、ここまでやったらダメ元でチャレンジしようとレッスン後にブログも後回しにしてすぐまた家を出た。そのままさっきとは別方向、ずっと先にあるコンビニ目指してひたすら歩き続け、数分置きにピクミンブルームのアプリを開いて歩数を確認、三分から五分ほど巻きのペースで進行していることに安堵しつつ、十一時五十五分にどうにか一万歩達成、一月のバッジを手に入れた。

到着したコンビニではたまらずホットコーヒーとメロンパンを買い、店の外で貪り食った。夕食時に噛んでしまった左の下唇の裏と同じところをまた噛んで血が出た。当然今来た道をまた歩いて帰らねばならず、若干心が折れかけたが、ここでタクシーなど呼んではいかんと気合いを入れ直して、行きより数分遅いペースでゆっくり歩いて帰ってきた。脚が疲れでジンジンする。史上最も過酷なコミュニティデイだった。

Bizmates Program: Level 4 Rank A Lesson 4: Individual Wants & Group Interests

ミス洗練と。今日はピクミンブルームのコミュニティデイにもかかわらず朝五時までぼーっと寝ていた挙句夕方六時前までずっと寝てたので歩数を全く稼げておらず、夜に妻の実家で夕食を取った後帰宅してからレッスンまで一時間弱あったので五十分ほど歩数稼ぎのためにひたすら歩き続け、だいぶ疲れた状態でレッスンに臨んだ。

「こんばんは、今日はどうだった?」↑という話をして、でもまだ 7,000 歩で、10,000 歩には足りない、レッスン後にまた歩くかどうしようか、という話をしたら「何がモチベーションなの?」メダルがもらえるんです、コレクションしてて「あと健康にもいいわよね?」ええ、まあそうですね「そういうふうに楽しみながらできるといいわよね。健康にいいからといって、目的もなく一万歩歩くのは難しいけど、ゲームなら楽しみながらできる。英語学習も同じじゃない?あなたは英語学習にどういう楽しみを取り入れてる?」YouTube 動画見たり、とかがパッと思いついたものの、Bizmates の短い動画はいいとして、他に好んで見てるのは英語系ユーチューバーがオンライン英会話で講師とディスカッションしてる動画で、キャプションがちょっと笑えるのとユーチューバーのアクセントがかっこいいから、というのはしょうもない理由すぎるなあと思い、まあまずレッスンを週六で受けること、教わった単語や表現を次のレッスンで使ってみようとチャレンジすること、あとは最近予習で発音をちゃんと調べたりするのをやってます、とか言ったが、今書いてて思ったがけどこれ解答になってないなあズレてる。やはり疲れてちょっと酸欠状態というか、調子万全ではなかったのだろう。妻の実家にいる間は食後で暖かくて眠かったので帰宅したら仮眠しようかとすら考えていたくらいだし。

場が温まったところでレッスンへ。Try に入る前に聞いておきたいことある?というので、じゃあ発音にフォーカスしてるって話にちなんで、individualism/individualistic/communitariarism/communitarian それぞれの発音、アクセント(強調)部分はこれであってる?と発音を聞いてもらってチャットに書いてもらって、とかをやった。commu~ の方はアクセントの位置は同じなんだな。

Try の 1、日本の文化は communitariarism ですねえ。ここは長く言いようがない。

Try の 2、日本が共同体主義であることを示す例は?ここは正直あまりいい例が思い付いてなかったのだが、直前の予習時に年金システムのことを思いついたのでそれを頑張って説明した。日本は高齢化社会(もうまく言えず)、老人世代の人口が多くて若者世代の人口が少ない、だから年金システムはどんどん若者に負担になっている、若者は多くの老人を支えるためにより多く払わないといけない(まあ厳密には今払ってる金が全てそのまま行ってるわけじゃなくてプールしてる金があるのだろうけど)、しかも僕が二十代の頃から、識者・学者(を言えなくて、コメンテーターとかニュース、新聞などと言った)は、将来日本の年金システムは崩壊(corrupt とかだったのか?言えなくて、苦し紛れに break と言ったら「fail?」ああそうです)するだろうと予測していて、今年金を払っても将来もらえないか、本来もらえるよりも減ってしまうだろうと。みんなそれを知ってるけど、それでも年金を払ってる(tax ではないよなあ、掛金?ってなんていうんだ)、それは政府が払えと言ってるからってだけじゃなくて、もし自分たちが年金を払わなくなったら、自分の親や祖父母を含む老人世代が困ることをわかっているから。上の世代を支えるために、割りに合わないとわかっていても年金システムを支えている。これは共同体主義の文化を示す例の一つだと思う。まああまりいい例ではないかもしれないし、僕の理解も浅いからうまく説明できてないと思うけど・・というと「とてもいい例よ・・初めて聞いたわ、これまで聞いた例はスポーツの one for all とか企業でのこととかだったもの」と神妙な顔をしていっていた。興味深そうな顔にも見えたし、興味を失ってるのを悟られまいとして作った表情だったかもしれない。

Try の 3、developed どうしてそうなった?には、これも予習で少し調べておいた「農耕民族」、西洋の狩猟 hunter とは違って農業 agriculture で発展してきた、昔は機械もなかったし、作物を育てるにはみんなの協力が必要だった。だから共同体主義、グループの利益を優先する文化が形成された。evolved には、戦前に西洋の植民地にされないようにみんなで協力して富国強兵、みたいなのはややこしい話題すぎるのでやめて、戦後に develop country from scratch したわけだけど、そういうふうに近代でもみんなで協力するというのがあった。でも二十世紀の終わり頃からはアメリカの影響を受けて個人主義が増えてきた。「アメリカの影響はどういうふうに広まったと思う?」映画とか、音楽とか、テクノロジーもみんな西洋から来たよね。アメリカン・ドリームみたいな、ヒーローが活躍するというのはそれまでの日本的な価値観とは大きく違った。そういうのに「憧れ」があったんじゃないかな、と言いたかったのだが憧れをどう言ったらいいか出てこなかった。

とこんな感じで話してレッスン終了。次は Try の 4 から。明日は休み(歩き疲れた。。)にして、月曜はミスおたふくを予約した。最近ミスクールもミスアイーシャも見かけないなあ。

  • Good evening, Ken. :)
  • individualism [ in-duh-vij-oo-uh-liz-uhm ]
  • individualistic [ in-duh-vij-oo-uh-lis-tik ]
  • communitarian [ kuh-myoo-ni-tair-ee-uhn ]
  • communitarianism [ kuh-myoo-ni-tair-ee-uhn i-suhm]
  • It was predicted that the pension system will fail.
  • The mainstream media usually highlights this issue.