@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

ようやく ChatGPT を初めて使ってみた。なんとなくかったるくて、微妙な乗り遅れ感も相まって世間の熱狂と反比例して冷めていた。アカウント登録が必要そうなのもかったるい、かつ「会話」の内容がアカウントと紐づけられるのに気持ち悪さもあった。

ついでに Bing の AI 検索?も試した。というか、それを Bing iOS アプリで試そうとして(一、二週間前待ち行列に並んだらいつのまにか使えるようになってた)、これを試すならまず先に本家を試すべきだなと思ったのだ。重い腰が上がるきっかけはえてして些細なものだったりする。

その Bing AI チャット、ほうき?のアイコンで「会話ログをクリア」すると「最初からやり直しましょう」とか色々なパターンの反応があるのだが、

新しい会話のために脳をリセットしました。今は何についてチャットしますか?

というのが、SF 的な文脈で「人工知能」に期待する振る舞いを忠実に再現してる感じがして面白かった。「脳をリセット」という表現が。

Bizmates Program: Level 4 Rank A Lesson 12: The United States

ミスターヒップホップと。最初二、三分くらい、こちら側の MyStage の不調でこちらの音声が相手に聞こえず、リロードでもダメで退室→再入室で復活した。「よう、調子どうだ?」今日は花粉で辛かった、目も鼻もかゆい、鼻水、鼻詰まり。仕事はそんなに忙しくなかったけど生産的ともいえなかった。良かったのは家族と夕食を食べて美味しかったこと。「そりゃ災難だな。もう暖かくなったのか?」今週は今日からとても暖かい。来週また気温が下がって、再来週また上がる。「金沢も桜は咲くのか?」咲く。徒歩10分くらいのところにある観光名所の周りの道沿いに桜が咲くって話。桜のシーズンと花粉のシーズンは被るけど、近いし週末か平日のお昼にでも観にいくつもり。とテンポよくスモールトークしてレッスンへ。

Lesson 12 の Try の前から。「See パートの状況をかいつまんで説明しろ」からの「このケーススタディをもう少し深く分析しよう。状況を悪化させたのは誰の責任だ?」一人選ばないといけないとしたら、Haruko だね。「なぜだ?」彼女は liaison, 言い換えると coordinator で、双方のコミュニケーションを円滑にするのが仕事。単に通訳・翻訳するだけじゃなく、今回みたいに文化の差が問題になるケースでは前もって注意点を教えておいて、回避させなきゃならなかった。「ビンゴ!そうだ、それが彼女の役割だ。もしこれが、彼女が事前に Greg に日本の商習慣について教えておいたのに Greg がそれを破った(超細かい契約書の確認は法務部の仕事なのに役員に確認を迫ったとか; ミスターヒップホップは法務部の仕事という点にややこだわりがあった)のなら、それは Greg の落ち度と言えるが、今回のケースでは Haruko は事前にそれを伝えて・教えていないからな」と、ここの議論は真を喰った実りある会話になった。ミスターヒップホップの本領発揮といったところ。

Try に入り、1 は、日本では口約束もまだまだまかり通る、小さい会社同士だと尚更多いと思う、あと企業間じゃなくてもそうで、何年か前に大手のコメディアン・エージェンシー(吉本興業)のコントラクター(芸人)たちが、会社とちゃんと契約書を交わしてないと苦情を言ってニュースになったことがある。というと「それが word of honor だ」と。なるほど。一方アメリカはガチガチの契約ベース、「なぜそうだと思う?」に対しては、さまざまな人種・文化の人たちが集まっているから口約束が通じないからだと思う、と。これもちゃんとあってる回答だったようで、うまく噛み合って話が進んだ。

Try 2 は「これは面白い質問だな」日本の大企業の重役(老人)がアメリカ人とビジネスの話をする、という状況に先立って、というのであれば、アメリカ人の商習慣についてしっかり教える必要がある。分厚い契約書を持ってこられても、あなたを信用してないわけじゃない、信用するつもりがないわけでもない、あなたを好きではないという意味ではない。逆に、笑顔で握手してもそれで日本人同士なら十分でも、アメリカ人にとってはそれは契約とは関係ない、とは言わないが、不十分。そういうものだから、と。「そうだな、そしてさっきの Haruko の例で言うと、彼女は Greg だけじゃなくて board of director に対してもアメリカの文化・商習慣について事前に教えておくべきだった」この Try 2 の質問は例文の状況と関連していてとても良かった、あなた(= ミスターヒップホップ)のおかげでより関連度が高まった、ありがとう。

Try 2 終わった時点で残り1分くらいだったのでここで終わりがいいかなと思って↑のような雑談を交えたのだが「じゃあ次行こう」と Try 3 に進んでしまい、「これも興味深い質問だな」確かにそうだったが、回答してる間に時間が過ぎてしまい、彼が珍しくチラチラと時計を確認する様子が見えてしまった。それでもぶつ切りにせず「どういう場合に、どんなふうに push する?」とか聞くべきフォロー質問はしてくれて、しっかり終わらせてくれた。「プッシュするタイミングが重要だな」

と言うことでレッスン終了。次は Try 4 から。明日はミス超元気を予約した。

  • let me reload browser
  • can you hear me?
  • let me reload as well.
  • liaison officer = a person who is employed to form a working relationship between two organizations to their mutual benefit.
  • word of honor

Spigen の MagSafe 対応カードケース/ウォレット

せっかく MagSafe 対応の iPhone なのだから MagSafe 対応ウォレットをつけて財布を持ち歩かずに済むようになりたい、が Apple 謹製のは高くて現物を見ずに買うのは勇気がいる(厚みや固定具合など気になるポイントはいくつもある)、ので買いあぐねていたが背面に装着するカードホルダーを探していたらそっくりのがだいぶ安く売ってたので買った。

レビューを読み込んでもなかなか踏ん切りがつかなかったが、まあダメでもこの値段なら諦められると思い切って購入。結果、意外に良くて、これで満足してるし、この調子なら公式のを買っても問題なさそうだった。色のバリエーションが少ない(茶色と黒)のもかえって良くて、公式のはやたらカラフルなバリエーションが多い割に「この本体色にはこれがおすすめ」みたいな情報もないし、ユーザー少ないのかレビューや装着例もろくに見つからなくて、買った色がシエラブルーに致命的に合わなかったらどうしようと考え出すとなおさら買えなかった(高いぶんミスったらダメージでかい)。

エンボス加工なしのクレジットカード、運転免許証、一万円札一枚、自動車保険の契約内容や連絡先などが書いてある紙、がギリギリ入れられる。カード二枚なら勝手に抜けるおそれはない、一枚だとちょっと不安、くらいの中の空間の厚み。磁石の強さは、片手で持ってるときにずれたりはしないけど、下側は簡単にずらせるくらい。

Bizmates Program: Level 4 Rank A Lesson 12: The United States

めっちゃ元気な人改めミス超元気と。「こんにちは!まず最初に、私のこの大きな顔がちゃんと見えちゃってるかしら!?」とツカミもいい感じでスタート。「久しぶりねえ、どうしてた?」先週は色々あって大変だったけど、週末ゆっくり休めたので今日はとても気分が良くて、昼は奥さんと散歩もしましたよ。あなたは?「明日は休暇なので今から楽しみなの!今日のレッスンもこれで?終わりだし、終わりぎわに見知った生徒さんとのレッスンだとなおさら嬉しいわ」何か予定はあるの?「外で過ごすつもりなの、なぜかっていうと、明日は私の住んでる街で計画停電があるからよ!まあフィリピンじゃ毎日のように無計画停電してるんだけどね」ははは、明日のは事前にアナウンスされただけマシだね。「私の記憶違いだったらごめんなさい、あなた引っ越したんだっけ?」ええ、去年の九月に引っ越したので、そろそろ半年ですね「新しい場所はどう?」とてもいいです、猫達も幸せそう「猫は夜中にアスリートになるわよね!最後の質問、ごめんなさいね質問攻めで!あなた読書が好きだったわよね?新しい街には本屋はあるの?」一応あるけど、やっぱり東京と比べると少ないし、規模も小さいね。でも買い物のついでに立ち寄って眺めたりしてるよ。僕は一時間くらい眺めてたいけど、奥さんはなんでもすぐ決める人だから、そんなに長居しない「あはは、真逆なのね。ありがとう、印象深い生徒さんの情報はこうやってアップデートしているの」とスモールトークもマシンガントークでレッスンへ。

Lesson 12 の words & phrases から、だがその前に「日本とアメリカのビジネス文化の違いについてどう思うか」とか warm-up question もあり、words & phrases はこちらが読んだ後発音を丁寧に直してくれたり(liaison リエイゾン)、他の言い方も紹介してくれたりとテキパキしたレッスン。本文を読んだ後も hangs by a thread について補足「a thread は髪の毛とか糸みたいなイメージで、そんな細いヒモみたいなものにどうにかぶら下がっている状態ね」と。ここもピンと来てなかった表現だったので助かった。あと jeopardized を予習してたがうまく読めなかったのでそこへの補足、補習。そして「他に質問は?」に対して、In Japan, it takes much more than a detailed contract and a handshake... を別の言い方してくれない?からの、言い換えてもらってもやはり意味が掴みかねたので、日本のビジネス慣習では詳細な契約書よりも握手の方が大事っていう意味?と確認するとこちらの勘違いに気づいてくれたようで「契約書と握手だけでは済まないくらい状況が悪化してしまった、という意味ね」と。あーだから more なのか!と、意味がわかったら元の文章の意味も理解できた。だから contract AND handshake なんだなあ、とか。100% クリアになりました、ありがとう、と言ったら「私だけじゃなく、あなたがこんなにも早く理解してくれたおかげでもあるのよ」と生徒へのフォローも忘れない。

ここまででレッスン終了、次は Lesson 12 See パートのフォローアップ質疑応答から。いやあこの人もビズメイ太郎レーティングを当てはめるとしたらおそらく 15 点満点になるんじゃないかなあ。教え方とても上手いし、レッスンは盛り上がって楽しいし、教えること・生徒を知ることへのモチベーションもとても高いし。また昼に会えますように。明日は夜にミスターヒップホップを予約した。

  • Happy Monday, Ken-san! 
  • over the moon - very happy :)
  • I took enough REST OVER THE WEEKEND.
  • I feel positive/ optimistic
  • We will experience a citywide power interruption.
  • It is a scheduled maintenance.
  • Almost half a year has passed since I moved here.
  • We live near my in-laws' house. We occasionally enjoy having meals together.
  • We live in a more spacious room.
  • NOCTURNAL
  • There are tons of bookstores which sell a variety of books around Tokyo.
  • I need to compare which books I should get.
  • LESSON 12 - US
  • WORDS AND PHRASES
  • If I were an American , I would think that the Japanese require a lot of unnecessary relationships prior to starting business
  • COLD
  • If they don't feel you're an outsider, they start seeing you as a potential business partner.
  • LIAISON
  • victorious
  • to aggravate a situation
  • TO ADD SALT TO INJURY
  • AMEND: change the text/ words/ revise
  • jeopardize : put something in danger
  • It takes much more than a detailed contract and a handshake
  • There is more to having a detailed contract and a handshake.
  • This venture is more complicated than a handshake and a contract
  • For the Japanese , partnerships are DEEPER than a handshake and a contract
  • LESSON 12 FOLLOW-UP QUESTIONS

仕事柄たまに使う、というか基本的な仕組みや使い方を知ってる必要がある VMware の仮想化製品について、元々まったく経験がない分野で苦手意識もあるので騙し騙しやってきたというか避けてきたというかそういう感じでやり過ごしてきたのだけど、やはりちゃんと向き合って基本的な部分くらいは押さえておくべきだろうと思い、弾みがついたのでごくごく基礎的なことを調べて学んだり、手元に試験環境を作成するべく試用版・無償版をインストールしたりしてみている。

なんかそういう過程で学んだことは Scrapbox とかに書くとナレッジベースとして役に立つんだろうけどなあという印象はうっすらあるものの、おれはブログにとにかく新規投稿し続ける・検索して探せなかったらまったく同じ内容でも何度でも書くという頭悪くて古臭いやり方が染み付いていて、なんだかんだいってこれが自分には合っているとも思っているので、とりあえずこうして書き散らしている。

VMware vSphere ... 仮想化製品シリーズ全体のブランドみたいなやつ

VMware ESXi ... 仮想化する機能の本体みたいなやつ

VMware vCenter Server ... ↑ ESXi というやつはクラスタ構成をとることができて、それらを束ねて運用管理するための GUI ツール?

VMware Workstation ... Windows ホスト向けの、仮想化環境を作って仮想マシンを動かせるやつ。教育用途なら無料。無料でダウンロードできるけど利用の際にライセンスキーの登録が必要(ライセンスキーも無料で入手可能)。要は VirtualBox

VMware Workstation Pro ... ↑を商用利用する場合は Pro 版のライセンスを購入する必要がある

VMware Fusion ... VMware Workstation の macOS 版。若かりし頃 VMware Fusion 買うのはちょっとした憧れだった(一万円ちょっとしたので自腹で買うのはきつかった)

VMware Fusion Pro ... ↑同、商用利用用のやつ

ESXi というやつをインストールすればいいのね?ということで調べていたら、「ベアメタル」要するに物理的なコンピューターに Linux とか OS みたいな感じで直接インストールするものらしいと知り、小型コンピューター(Intel NUC)とかラズベリーパイとかの値段を調べたり、いやいや今どきクラウドでできるんじゃないの?と調べて Azure 上で vSphere を動かすソリューションを見つけたが最小構成で月額 200 万円以上かかると知り戦慄するなどして(しかも普通の従量課金じゃなくて、利用開始した時点で料金が確定する特殊なタイプらしく、うっかりやったら新車一台分くらいのカネが消える)意気消沈しつつさらに未練がましく調べていたら nested ESXi という、他のハイパーバイザーで動いてる仮想マシンに ESXi をインストールしてその中でさらに仮想マシンを動かすというマトリョーシカ人形っぽいやつが可能らしいと知り、じゃあ VirtualBox でやるかと思って ESXi 8.0 と ESXi 7.0 をダウンロードしてやってみるもインストーラーの起動中に止まって動かない。ESXi 6 ならいけるのか?と思ったら 6 は無料ダウンロードできず、どうも古すぎてディスコンになったらしい。じゃあ VMware 製品なんだからハイパーバイザーも VMware でやるかと VMware Fusion Player をインストールして仮想マシンを作成し、ESXi 8 をインストールすると見事、無事にインストールできた。VMware Host Client というWebブラウザでアクセスできる管理画面がついてきて、なんかこれ仕事でみたことあるスクショに似ているやつだ・・などと感じ入りながら新鮮な気持ちで眺める。と「サポートバンドルをダウンロード」というリンクを発見し、ちょっとワクワクしながらダウンロードして中身を覗いてみると、当然初めてみるのだが「サポートバンドル」という名称からしてこう親近感が湧く感じで興味深くチラ見した。せっかくだから仮想マシンを作ってみようと思ったが ESXi に割り当てられているストレージの容量が 14 GB くらいしかなくて厳しい。ESXi インストール時に 140 GB くらい割り当てるって出てなかったっけ?と思いつつこういう時は仮想ハードディスク容量を拡張すればいいんでしょ?とやってみてからまた Host Client でストレージ容量の拡張をしてみるも、なぜかうまくいかない。よくわからないがこれは ESXi 自体がインストールされているディスクの拡張ではなくて新しい仮想ハードディスクを追加してやるのがいいのか?と思って一度拡張した方の仮想ハードディスクの容量は減らそうと思ったら減らせない。あーじゃあもういいや、ということで ESXi 8 の環境は消して、ESXi 7 を改めてインストールし直す。

などなど、週末の夜中にゴニョゴニョとパソコンをいじり回していて、二十代前半のペーぺーだった頃に夜な夜な自宅で Linux のインストールを試してはなんかうまくいかず最初からやり直し・・などと非効率で多大な時間の浪費をしていた頃の感覚を思い出して懐かしくなった。あの頃から大して進歩してないな、でも何度も失敗するうちにだんだんなんとなくわかってきてうまくできるようになるのが楽しかったんだよな。