@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

今週は風邪をひいてしまって調子が悪かった。仕事も忙しくなってきて、英語も運動もまったくできなかった。

月曜は特になんともなかったはずだが、火曜の朝?から鼻の調子が悪かった。通院日で仕事は休みだったが、昼過ぎに帰宅してすぐ横になり、夜になっても鼻水が止まらず。うっすら寒気もするような気がして葛根湯を飲み始めた。水曜も鼻水が止まらず終始不快だったが、葛根湯でなんとか乗り切った。花粉、アレルギーかとも思ったが、目の痒みやくしゃみがなかったので風邪だと判断してアレグラではなく葛根湯を使ったのは好判断だった。例年この季節に鼻をやられ、そこから喉をやられ咳が止まらず、と悪化するパターンを経験している。今年はまず最初の兆候はうまく対照できたようだ。

先月から上司が変わった。新しい上司はきっちりした性格でメンバーのマネジメントにとても意欲的な様子で、鷹揚な放任型だった前の上司とのギャップにやや戸惑っている。第一印象で「好感が持てる」と感じたので相性は良いと思うが。チーム内での改善活動の音頭を取りましょうとか英語の問い合わせ対応にも時間を割きましょうとか矢継ぎ早に目標が設定されて、ゆるふわだった状況から急にピリッとしてきた。新任だからやる気に満ちているのか、そういうスタイル・個性なのか、はたまたおれのためを思って昇進の根拠となる実績作りをさせようとしているのか、色々な思惑があるのだろう。この一年くらいだいぶぬるま湯で楽をしてきた気もするし、このくらいは普通、むしろ普通はもっと厳しいだろうから、あちらが社風に慣れることも期待しつつこちらも基準を上げていかなければ。

ぼくとパパ、約束の週末

ユナイテッド・シネマ金沢にて。奥さんが好きな実話系作品。

自閉症の男の子が父親と共にドイツのサッカーチームをすべて現地で観て推しを決める、という話。メインテーマは親子の絆。有名チームの本拠地で満員のスタジアムが映るシーンなどは実際の試合の映像なんだろうか。チャントの声も迫力があった。

自閉症の子を持つ親は本当にものすごく大変なんだな……と思った。子供が人生の最優先事項になるのは、ほとんどの親に共通のことだとは思うが、自閉症だったり心身の障害を持つ子の親の場合、選択の余地なく常時最大のエネルギーを注ぐことを余儀なくされる、それはしんどいだろうなあ、と。

兵庫県知事選の結果には驚いた。日本社会の思想的分断が、ついにリアルの政治の世界にまで影響を及ぼすようになったことに。

そんなに関心を持って追っていた話題ではなかった。知事選の日程すら把握していなかった。兵庫県に所縁もないので件の元知事の手腕や実績の本当のところもわからない。

ただ、パワハラ疑惑の真偽はともかくこのご時世にハラスメントで大々的なスキャンダルになったこと。そして何より人が亡くなっていて、その件について本人の関与と責任がどの程度あるかはともかく、一般的に期待されるレベルの謝罪の姿勢を見せなかったこと。これはもう理屈ではなく情緒的な部分で、日本人は彼の立ち居振る舞いを許さないし、罰として再選させないだろう。そういう審判が下るだろう、というのがおれの感覚だった。

しかし結果は開票即当確が出るレベルの圧勝。七割が実績を支持したとも、SNS の活用が功を奏したともいわれているが、信者とアンチの激しい対立と分断があった、いやいまでもあるということに、つい先日のアメリカ大統領選が重なった。

アメリカでも熱心なトランプ支持者のグループはいわゆる「目覚めた」人たちで、都会のリベラルエリートたちとは分断された世界を生きている、などといわれる。日本でも同じ現象が起きつつあり、実際に YouTube で陰謀論めいた動画にハマったり、胡散臭い新興政党にハマったりする人も後をたたないと聞くが、それはあくまでごく一部の SNS 中毒者とか、怪しいインフルエンサーの信者とかに限られる、という認識だった。

アメリカ大統領選ですら、どこか現実味の薄い、「誰がなっても自分に致命的な影響を及ぼすものではない」、まさに遠い国の出来事という感覚だった。だが、日本の一都道府県のトップを選ぶ選挙の結果が、いかがわしいアジテーターの SNS キャンペーンに相応の影響を受けたらしいこと、そして「目覚めた人たち」の言い分とそうではない人たちの言い分とどちらが真実なのか確信を持って判断できないくらい情報が錯綜し、マスメディアの信頼が揺らいでいることは、情報操作による社会転覆の可能性が半径メートル単位の身近に迫ってきた感じがして、とても気味が悪い。

おれはもちろん「目覚めた」人たちが信じているらしい、「パワハラはなかった、元知事は既得権益を守りたい勢力に嵌められた」という主張を信じないけど、もし自分の身近にそちら側の人がいたらどのように接すればいいのか、ちょっとすぐに思い付かない。絶句してしまうと思う。

社会の分断は、確実に社会を不安定にし、暮らしの脅威になるだろう。その社会から隔絶された安全地帯に引き篭もるほどの特権や経済力は持ち合わせていないので、どう対処していくか自分で考えていかないといけない。まずは社会の安定維持に微力ながら協力すること。そして、いざ分断に直面したとき、どう振る舞うかの準備、心づもりをしておくこと。いますぐ何か具体的なアクションが必要なわけではないけど、一つの大きなテーマとして頭の片隅に置いておこうと思う。

2024 J3 第37節 ⚽️ガイナーレ鳥取🆚ツエーゲン金沢 #zweigen

0-1 で負け。金沢の見せ場はほぼゼロ、ひどい消化試合だった。

鳥取は直近の二試合で 10 失点している(相手は大宮と今治だったが)。にもかかわらず金沢は一点も取れなかった。それどころか、シュートも満足に打たせてもらえなかった。前半のシュート数は鳥取の 7 に対して金沢は 1 か 2。それも枠内に飛びこそすれ勢いのないシュートで、まったく怖さがない。MF 大山のセットプレーが何度もあったが、決定機には繋がらない。

他方、鳥取の守備は 90 分間ほぼ休みなしだったんじゃないかと思うほどの激しいプレス。最前線から金沢のディフェンスにプレッシャーをかけていき、中盤でのインターセプトもとても多かった。気迫という点では、鳥取が圧倒していた。先日引退を発表した長谷川アーリアジャスールのホーム最終戦ということで、花道を飾ろうという気持ちがあったのか。勝ち点 47 で並び、昇格も降格もなくなった同じ立場のチーム同士だったが、モチベーションには天地ほどの差があった。

金沢は GK 上田がファインセーブで二度ほどピンチを救うも、失点シーンは真横からグラウンダーのクロスを入れられてはなすすべがなかった。他は、MF 梶浦の気合の入った表情と、MF 西谷和希の技ありループシュート?が惜しかったのと、かかんにプレスをかけて走り回る姿が印象的だったくらいで、他は覇気なくただただ弱い姿を露呈しただけ、という印象しか残らなかった。

カラオケボックスでの視聴が快適だったので今回もそうしたが、店員が DAZN のセットアップに手間取ったり(Fire TV スティックを挿す、というのにちょっとおどろいた)、Fire TV スティックが途中でフリーズして数分見そびれたりとハプニングもあった。アウェイ最終節だったことを思えば別の場所で観てもよかったかもしれないが、その後の予定への移動時間もあったのでこれが正解ではあっただろう。

試合終了後はホーム最終節だった鳥取のセレモニーも放映していたので観た。長谷川アーリアジャスールの引退セレモニーも行われ、子供が手紙を読んだり、スピーチがあったり。せっかくならそのシーンの写真を撮ればよかったが、試合内容に放心して何もする気にならなかった。冒頭の写真は、途中交代する長谷川アーリアジャスールのために両チームの選手が花道を作ったシーン。

鳥取まで出向いて、雨の中応援して、不甲斐ない試合を見せられて、それでもなおこんな横断幕を掲げる金沢サポーター。この姿勢と行動には敬意と誇りを感じる。

「来年に向けてのスタート」と位置付けた試合でこの体たらく。結果よりも内容の悪さだ。選手の気持ちが切れたのか、ミスも多く、なんとしても抜く、ボールを奪う、あたり負けない、勝つ、そういった迫力が感じられなかった。残りあと一試合、ホーム奈良戦。せめて有終の美を飾ってほしい。

クロストレック12ヶ月点検

オイルやフィルターの交換、エアコンフィルター交換など、勧められるままに依頼した。冬タイヤへの交換と夏タイヤの保管も。点検自体は無料だが、そういう細々したもので26,000円かかった。

点検の一週間か二週間くらい前に、夜運転しているとキュルキュルという異音が聞こえたことがあった。低速度のときに聞こえる(高速度のときも鳴っていたけど聞こえなかったのか、鳴っていなかったのかまではわからず)。気になる点として伝えたところ、「時間の範囲内で見れる分だけ見ます」ということだったが、再現しないので直しようもない、という結論に。過去に別の車種で、ドレーンホース?が劣化して交換したら直った、みたいなケースもあったらしいが、「走行4500キロなのでねえ(その程度の走行距離で劣化はしない)」と。整備士には「もし走行してて再現したらそのまま来てください」と言われ、その場ははぁ、みたいな返事をしたが、よくよく考えると無茶な話だと思う。用事があるから車を運転するわけで、予定を変更してディーラーに行けるわけないし、夜だったら店は閉まってるだろう。それとも夜中に押しかけて行って電話かけたら来てくれるのか?遠出してて異音が聞こえたら自走で帰ってきて大丈夫なのかも不明だ(JAFを呼ぶべき?)、などなど、後から考えるとだんだんムカムカしてきた。

納車時に履いていた17インチアルミホイール(ダークメタリック)とダンロップタイヤになって戻ってきた。Limitedは18インチアルミホイール(ダークメタリック+切削加工)のみだと思っていたので納車時にこれを履いてたときはまさかのグレード取り違えかと狼狽したが、もともとホイールはTouring仕様もいいなと思っていたので、これはこれで良い。シーズンによって両方使えるのは嬉しい。まあやはりインチが小さいぶんタイヤが幅広に見えるのは若干不恰好だが。これで18インチならベストだったのに。

ファルケンのオールシーズンタイヤを履いた切削加工ホイールのいい写真がないので、来年履き替えたら撮っておきたい。

さて、初めてつけた傷の修理の件だが、見積もりを出してもらったところ、なんと8万円を超える金額に。二万から五万くらいのイメージだったのでびっくりして、さすがにどういうことなのかと問いただしたが、板金塗装だと周辺も含めてムラが出ないように塗るからこうなってしまうと。ボディカラーと同色のタッチペンは二千円くらいで買えて、色を塗るだけなら工賃含めて三千円くらいでできる、とりあえず色を塗っておけばそこから錆が広がったりすることは防げるとは思う、何もしない場合はそこから錆が広がったりする可能性もあるが、年数経過後にどうなるかは正直なんともいえない、とのこと。初めての傷だからどんなに高くても綺麗に直すつもりだったが、予想を遥かに超える金額がショックで、その場は持ち帰りにした(実際は、タッチペンの値段などは帰宅後に電話で連絡してもらった)。もはや傷そのものよりも修理費の高さのほうがショックだった。

これを書いてるのは 2024-11-30 だが、まだ修理していない。奥さんのリサーチによるとタッチペンでは見た目が綺麗に戻らないものらしい、しかしディーラーで板金塗装を頼むほどの傷なのか、どうせならもっと大きな傷がついてから直せばいいのでは、オートバックスとかだともう少し安いようだしカーコンビニ倶楽部のような修理専門業者も同様らしい、それらの業者でも見積もりを取ってみて、それから判断したい、と思いつつまだ行けていない、という状況。

正直なところ、時間が経って気持ちが落ち着き、もう納車から一年経って新車ではないのだし、使ってるうちに小さい傷くらいできて当然だし、SUVなのだからアウトドアとかでハードに使って傷や凹みができて上等な車種なのだし、錆防止のためにタッチペンで塗るので十分なのでは、と思い始めている。なんならそのまま放置でもいいくらいだが、最低10年できれば15年くらい乗るつもりで新車を買ったので、長持ちはさせたい。どうするにせよカーコンビニ倶楽部には行って見積もりをもらいたいと思っているので、年内になんとかケリをつけたい。