@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

SNS を開くと人々はあらゆる話題で盛り上がっている。雑多な投稿に混じって動画が流れてくる。夜空に浮かぶ幾多の光点。オレンジ色の光が降り注ぎ、閃光、爆発。イスラエルのイラン空爆を誰かがスマホで撮影した映像。

現在進行形で起きている戦争を、メディアを通さずにこんなにも手軽に「観る」ことができる世界は、良し悪しは別にして、常軌を逸しているように感じられる。

しかし、空爆されるテヘランの映像を SNS で観れるのはスマホを持ってる市民がいてインターネットが繋がるからで、同じように空爆され続けてきたガザからの映像をあまり見た覚えがないのはなぜか、ということに思いを馳せる。

さらに、この数年間で、戦闘によって破壊されたウクライナの街の写真や動画を何度目にしただろうか、それらをどの程度覚えているというのか、ということにも思いを馳せる。

2025 J3 第16節 ⚽️ツエーゲン金沢🆚栃木シティ #zweigen

1-2 で負け。前半早々に先制するも、逆転負けを喫した。

新体制の初戦はスタメンを大きく入れ替えて臨んだ金沢。今節もまた変更があったが、以前に戻した部分もあった。GK は山ノ井、シャドーは MF 加藤、ボランチは大卒ルーキーの MF 村田。MF 石原も久々の先発か。FW パトリックと MF 西谷優希はベンチスタート。

前半早々に FW 大澤のクロス気味のボールを相手 GK が触ったものの後ろに逸れてゴール。ややラッキーな形で先制できたが、その後が続かず、一進一退のなかで前半のうちに同点弾を喰らう。ゴール前に抜け出されて一対一、山ノ井がよく手を出して弾いたものの、こぼれ球を押し込まれた。ゴール裏のややメイン寄りから見ていた感じだと最初のシュートは枠を外れるコースだったようにも見えたので、むしろ触れなかったらセーフだったかも、と思ったが、微妙なところだったろうし、GK が止めに行くのは当然なのでこの失点は仕方ない。

後半早々に喰らった逆転弾は、サイドのやや低い位置から中央に入ってくるボールと受け手にプレッシャーをかけられず、空いた真ん中を狙われるという、最近多いイージーな形での失点。ゴール真正面がガラ空きになってしまう守備時の課題はまだ修正・克服できていない。

この試合は、チームとしての練度・完成度の差が如実に出た。金沢の選手はひとつひとつのプレーが遅い。体のキレとかそういう話ではなくて、判断に時間がかかっているように見えた。DF はボールを持ってからパスの出し先を探し始めるのでテンポが遅くなる。FW はシュート体勢を整えるのに時間がかかるので相手 DF にコースを塞いだり距離を詰める時間を与えてしまい、チャンスを潰してしまう。そしてスローインをなかなか投げられないのは、去年からずっと変わっていない。周囲の選手たちが動いてマークを外さないから投げ手が出せる場所がなく、明らかに探しているのが見える。パスの出し先も同じように、ボールを持っていない選手の動きの問題なのかもしれない。総じて、金沢の選手たちはプレーに迷いがあるというか、都度考えながらプレーしているように見えた。

一方栃木シティの選手たちは、ひとつひとつのプレーが早かった。次にどこにパスを出すのか、どちらサイドからボールを運ぶのか、そういったことがあらかじめある程度決まっていて、きびきびと動いているように見えた。足元の技術などは必ずしも高いわけではなく、個人技で金沢の選手が負けていた印象も薄いが、チームとして機能し、連動して動いた結果として何度も金沢ゴールを脅かした。後半の終わりなき波状攻撃は、良く統率されていることをよく表していた。

選手たちは頑張ってプレーしていたのだと思いたいが、残念ながら個人的にはそれを十分感じられたとは言い難かった。勝ち点への執着を最も強く感じたのは、後半アディショナルタイムに得たコーナーキックで GK 山ノ井が相手ゴール下まで走ってきて、セットプレーに合わせようとしたとき。ホームゴール裏側だったのでよく見えたが、相手 DF をかき分けて本気で点を取って追いつこうという気迫が感じられたし、跳ね返されてダッシュで自陣ゴールに戻っていく姿も、最後まで諦めていないという気持ちが伝わってきた。それはもちろん悪いことではないが、GK の、ある意味目立つプレーが一番印象に残ったというのは、90 分間でそれを超える印象を残すプレーを見られなかったということでもあって、それが残念だった。

今日良かったのはやはり山ノ井で、コーナーキックは脇に置いても、シュートストップでも相変わらずの好調ぶりが見られたし、ディフェンスラインも以前のようなハイラインに戻り、ライン裏のカバーも安定感があった。ハイラインにしたことで中盤がコンパクトに厚みが出て、全体的に前がかりに、前に重心を置いたフォーメーションになり、攻撃を下支えしていたと思う。試合中、ハーフウェイラインあたりまで上がって DF の選手とコミュニケーションを取ってまた戻るなど、コーチング的な部分の動きも良かった。

逆に悪かったのは後半途中交代出場した DF 宮崎で、一点負けている試合終盤に出てきた選手の動きではなかった。自分の後ろの自陣内で相手選手がボールを運んでいるのにジョグで戻るのは理解できない。試合の状況的にも、同じ大卒ルーキーの中で開幕早々からスタメンに定着した MF 四宮に対してスタメン争いに絡めていない自身の状況的にも、もっとアグレッシブさを見せて欲しかった(その四宮も後半から出た今節は、中央寄りでのプレーが多かったのか普段の良さが出ず平凡なパフォーマンスに終始したが)。パスやシュートの判断も悪く、今節初スタメンだった村田がフル出場でそれなりの結果を見せたことと比べると、かなり物足りなさを感じた。

これで七試合未勝利の金沢だが、まだ新監督になって一月も経っていないし、結果が出るのはまだまだ先だろう。そこは待つしかないとして、今節も「いかにして勝つか」というビジョンは感じられなかった。辻田監督はメディアのインタビューに「相手に勝つ確率を上げられるサッカー」と語っていたが、それはすべてのチーム・すべての監督が目指してやっている当然のことではないのか。おれには単に「無策」を聞こえのいいように言い換えているように思えてならない。

前々節で負けた琉球(当時最下位)、前節で負けた沼津(当時最下位)は揃って今節負けて、琉球は再び最下位転落、沼津も 19 位と低迷している。今シーズン勝てていない 2 チーム相手に連敗した金沢は、いま J3 で最も弱いチームなのかもしれない。そんな状況のチームが、JFL から J3 に参入したばかりながら首位争いを演じている栃木シティ相手を相手にするのは、やはり難しかったのだろう。今日は普段にも増して声を張り上げて応援したので最後はクタクタだった。そのぶん負けが堪えて、試合終了後にゴール裏に挨拶に来た選手たちに拍手を送る気にはなれなかった。

今シーズン初のナイトゲームで、試合終了後にはドローンショーが予定されていた。試合開始前から試合中も雨が強く、試合終了後雨が止むタイミングもあったが再び降り出したりして、ドローンショーは中止になってしまうかと思っていたが、ギリギリのタイミングで雨も弱まったのか、ショーは開催できた。去年から結構変わっていて、綺麗だったけど、負けた試合のあとだったこともあってなんとなくしんみりしたムードだった。あと、能登にちなんだ図柄として見附島から千枚田に図柄が変わるものがあったが、変わる動きがまるで見附島が崩れて小さくなる様子のように見えて、そんなのまで映すことないのに、と勘違いながらハラハラしてしまった。

次節は再びホームに相模原を迎える。昨年は 2 戦 2 勝し、新スタジアムでのホーム初勝利を決めた相性の良い相手。ゲンを担ぐわけではないが、ここで連敗を止めてほしい。

最近マジで仕事が忙しくて、毎日ヘトヘトになる。

フルリモートの在宅勤務パソコン事務仕事(メール?での顧客対応)8時間弱というのは、肉体的にはこの世の仕事の中で最も楽なものの一つではないかと思うが、夜になると頭の回転数がガクンと落ちる。

おれが二十代の頃はまだ SNS も YouTube も普及していなくて、大残業続きで疲れ果てた SE の思考停止した脳は深夜アニメしか受け付けないなどと言われたものだが、単文とショート動画がその隙間を埋めた。実際、それらのショートコンテンツは疲労した脳でもダラダラと眺め続けることができてしまい、ハックされているなあと感じる。

Bizmates Program: Level 4 Rank E Lesson 10: Review: Generational Culture

初回の印象が良かったが二回目の印象が微妙で、お気に入りリストに入れてたけど食指が動かず、気づいたら三年経ってた女性トレーナーと三回目のレッスン。二回目のブログを読むと、音声ノイズがだいぶ印象ダウンだったようだ。

絶対おれのこと覚えてないだろうけど、「Ken-san! すごくすごく久しぶりね、最後にレッスンしたのは二年も前なのね!」と、三年前なのだがその辺のちょっといい加減なところは相変わらずで、しかし印象は良く、初回もおそらくこういう印象を受けたんだろうなあと。この柔和な雰囲気はやはりこの人の特徴なのだろう。

三年ぶりは置いといて今日はどんな日だった?から、昨日今日と仕事が多くてとても忙しくてね、という話をつらつらとして、10分くらい話してレッスンへ。レッスンの入り方、進め方も、「まあ、あと 2 つで終わりなのね!」とか、細かく上手いところを感じる。

Activity 2、会社の世代分布と、その分布が職場環境に与える影響。IT の会社だからというのもあり、ほとんどの従業員が Gen Xers か Millenials に当てはまると思う、まあアメリカの会社で年齢を聞くのはタブー?とまではいかないが失礼と見做されるので、聞いたことないから、実際のところみんな何歳なのか知らないけど、baby boomers はごく少数、自分が 1980 年生まれで 45 歳で、なんとなく多くの同僚は自分よりちょっと年下に見えるので、多数派は Millenials で、Gen Xers が続くと思う、前の上司は多分自分よりちょっと年上だと思うし。そういう分布なので、世代間の価値観の対立というのは全然見かけなくて、とても協力的で良い文化づくりに貢献していると思う。

Activity 3、会社内の世代間ギャップによる問題と、なぜそういう問題が起こるかを挙げよ。いやだから世代間対立ないんですよ、という話をして、なんか流れ?で、自分がちょうど Gen X と Millenials の境界にいて、どっちの価値観も持っているから、余計に対立を感じられないのかも、という話をした。具体例として、自分は Millenials のようにワークライフバランスを重視してるけど、一方で Gen X のように仕事においては independent な働き方を好む、とか。あとは、世代間ギャップよりも異文化ギャップの方がまだ感じる、自分が何かにつけ extreme な日本文化で育ったから他文化との違いを敏感に感じるのかもしれない、でも異文化との違いを学ぶのはとても面白くて大好きだから、今の diverse な環境がとても気に入っているよ、とかも話した。

Lesson 10 終了、「また会えることを願ってるわ、次は三年も待たないうちにね」とかにこやかに言われちゃったが、この感じだと早めにリピートしても大丈夫そうだな。二回目で受けてずっとくすぶっていた?微妙な印象は、少なくとも今回のレッスンでリセットされた。

Bizmates Program: Level 4 Rank E Lesson 10: Review: Generational Culture

ようやく Bizmates Program に戻ってきた。

MyBizmates から適当に選んだ初めての女性トレーナーと。全体的に reactive な感じで、unimpressive だったなあ・・と、フィードバックにも書いた。やはり「フレンドリーで明るい性格」は合わない傾向が。教材の深掘りという特徴も全然なかったなあ。

Activity 1. Lesson 1 の Act パートと今の自分の回答を比べてみて、って、もう何ヶ月前のことかも覚えてない、当然当時の回答がどうだったかなんて覚えてないけど、baby boomers / gen x / millenials は、自分がその世代と働いたりした経験があるのでそこまで印象が変わりはしなかったと思う、とか回答。

表を埋めていく?感じでやるはずが、トレーナー何も指示出ししないので landmark events とか defining technology とか何一つ触れなかった。各レッスンの教材のタブは全部開いて準備しておいたし、予習で読み込んでもいたのだが。

その後、自分の知ってる人の中で各世代に当てはまる人を選んで、性格・働き方・動機、そして世代を代表するような人物か説明せよ、というやつは、baby boomers は自分の父親を選んだが、シニカルで一人が好きなタイプだし、職場での成功・出世に躍起になるよりはプライベートとのバランスをとるタイプだったので、ミレニアルっぽかったかもね、と回答。Gen X は、自分がギリギリなので自分で答えようかと迷っていたが、前の職場の元上司が何歳か年上でちょうど世代なのでその人を。ミレニアルは自分、だけど Gen X との境界なので、どっちの影響も受けている自覚があって、半分ずつ?だから典型的とは言えないねと。iGen は、もう残り 30 秒切ってたので無理やり進めて、この世代でこれといって思い浮かぶ人物はいないなあ、と。

ここでレッスン終了、次は Activity 2 から、かな。