転職前から通算するともう四年くらい、自宅でも会社でも同じパソコンを使っている生活が続いていた。毎日、鞄にパソコンを入れて朝晩電車に揺られる生活だった。今週、ついに会社支給の iMac に、仕事環境を移行した。
前の会社でオンボロデスクトップのかわりに買って貰った ThinkPad X40 を持ち帰らせてもらえるようになってから、転職して ThinkPad X40 を自分で買って持ち歩き、 ThinkPad X30 にスイッチしたり、 X30 の液晶パネルを割ってしまうアクシデントのおかげで念願だった Macbook を手に入れたり、何台ものノートパソコンを持ち歩いてきたが、それもついに終わり。今後は Macbook は自宅でのんびり音楽を聴いたり動画を観たり、ブログを読んだりするのに使うことになる(プログラムとかも気が向いたら書くと思う)。
そこで、いままで全く苦労していなかった、「職場と自宅でブラウザのお気に入りが別々になる」問題に遭遇した。いままでが恵まれていたといえばそうなわけで、これが普通のサラリーマンの生活であり、やっぱりソーシャルブックマークは必要だったんだと改めて実感した。
しばらく前からソーシャルブックマークにブックマークするのをすっかりやめてしまって、ブックマークする習慣そのものがなくなりつつあったので、なけりゃないでそれほど苦労しない気もするけど、せっかくだから新鮮な気持ちで改めてソーシャルブックマークを使ってみようかなと思った。
どれにしようかと考えて、どうせなら Delicious にしようと思った。実は Delicious をほとんど使ったことがない。なぜなら、ソーシャルブックマークが流行りだしたころは主にはてなブックマークで非モテタグをつけまくっていたし、そっちの話題から距離をおくようになってからはずっと livedoor クリップの開発担当だったので、 Delicious をじっくり使う機会はなかった(そもそもはてブで非モテの話にあまり絡まなくなったのも、クリップ使わないで競合を使ってると何かと気まずかったからだった)。
そんなわけで、まずは過去と決別っていうか三年前とかのブックマークみてもどうにもならんよねということで古いのを消した。最初は手でちまちまと select all -> delete とかやりだしたんだけど最大で 30 件ずつしか消せないので 3 ページ消したところでやめた。 Net::Delicious をインストールして、
#!/usr/bin/env perl use strict; use warnings; use Net::Delicious; my $del = Net::Delicious->new({ user => 'xxxx', pswd => 'xxxx', debug => 1, }); for my $p ($del->all_posts()) { print $p->url(), "\n"; $del->delete_post({url => $p->url()}); sleep 1; }
これを走らせた。 200 件くらいしかなかったので余裕だった。
というわけで、気持ちを新たに、 iPhone アプリの Delicious Bookmarks とかも入れてみた。なんか久しぶりに、ウェブのサービスを使い始めるときのワクワク感を思い出した。