MacPorts には python_select というプログラムがあって、これは MacPorts でインストールした複数の python 実行ファイルのバージョンを切り替える便利スクリプトです。それを真似た感じのを Ruby で書いてみました。ただし、 MacPorts 用ではなくて、自分で /usr/local 以下などに Ruby をソースコードからインストールする人向けです。 MacPorts の Ruby に対して使える ruby_select をお探しの方は、ruby_selectを実装してみた - きりかノート 3冊め をどうぞ。
追記
コメントで rvm を教えてもらった。なんかいろいろ高機能みたいなので、これを使うといいみたい。
http://github.com/kyanny/my_ruby_select
複数バージョン使い分けたいけど普段は楽するために /usr/local/bin/ruby から symlink 張っときたい、みたいなときに、 symlink の張り替えをちょっと楽にできます。Ruby1.8 と Ruby1.9 を両方インストールして普段はあんま #!/usr/local/bin/ruby187p249 とか打ちたくないよ、とかいうときに便利かも。
http://d.hatena.ne.jp/rubikitch/20091227/rubyver:tilte を読んで --program-suffix オプションを付ける方法を知って、あと python_select を知ってて便利だなと思ってたので、ちょうどいい練習になると思って書きました。
パスの通る場所に置いて使ってください。使い方は my_ruby_select -h で出ます。 python_select とあわせたつもりです。 my_ruby_select ruby191p378 とかやって実際にバージョン切り替えるときは root 権限が必要です。適時 sudo などしてください。 umask の値をみて root 権限がなかったら警告する、とかやりたかったのですが、 Mac だと sudo しても umask 変わらなかったんで諦めました。 python_select もそこは同様なので、まぁこんなもんかな、と。
追記
とかいってぐぐったらもうあるしー ruby_selectを実装してみた - きりかノート 3冊め MacPorts の Ruby port メンテナの方が MacPorts の ruby 用に作ってるみたいですね。紛らわしいから my_ruby_select とかに名前変えとこうかな。 => 変えました。先に検索しとけって話ですねハイ。でもリファレンスマニュアル読みながらもにょもにょ書いてたときは結構楽しかったのでまぁいいや。