Automator で遊んでて、画像ファイルをドロップしたら JPEG に変換してくれる JPEG変換君.app というのを作ってみた。
http://dl.dropbox.com/u/4289117/JPEG%E5%A4%89%E6%8F%9B%E5%90%9B.app.zip
...んだけど、 yappo さんが似たのを作ってた気がするなーと思って YappoLogs: 特定のフォルダ以下の全画像ファイルを.jpgに変換するsave2jpg作ったよ を読み直したら、 save2jpg も Automator 製アプリで丸かぶりだった。しかも save2jpg のほうがよっぽど高機能><
でもまぁせっかく作ったし「ブログに書くぞ!」って仕事中からわくわくしてたので、書くだけ書きます。といっても中身の話をしてもしょうがないので、なんで Snow Leopard じゃないと動かないのかって話を少し。
詳しいことは http://www1.odn.ne.jp/~cge02410/archives/20100503120709.html に書いてあるので、 Automator で遊びたいひとは是非読んでみて欲しいんだけど、ざっくりまとめると、
- Snow Leopard の Automator では「サービス」と「アプリケーション」と「フォルダアクション」が作れる
- 「サービス」は全部の (?) アプリケーションのメニューから実行できるワークフローのこと
- 「アプリケーション」はその名の通り実行可能な .app のこと
- 「フォルダアクション」はファイルをドロップするとワークフローを動作させられる魔法のフォルダのこと
で、これらは Leopard の Automator では作れない。ので、ファイルをドロップしたときに動作するワークフローが動かせない。 save2jpg を Leopard の Automator で開くと (Automator のアイコンがついてるやつは「既存のワークフローを開く...」から開いて中を見られる。ソースというか設計図をまるまる見て研究できるのは素敵) 一部のアクションが実行不可能になってて警告が出る。
Leopard で似たようなことをやるには、ワークフローを実行時にファイル選択ダイアログを表示させるように作り替えれば画像の変換部分はそのまま動かせるはず。でもやっぱりドロップしたい...自作の JPEG変換君.app が自宅の Macbook で動かなくて調べたら上記のようなことがわかって、初めて Snow Leopard が欲しくなった。
あとこれも http://www1.odn.ne.jp/~cge02410/archives/20100503120709.html に書いてあったけど、 Snow Leopard は Finder Plugin の機構がなくなっているようで、 Automator でも「プラグインとして保存」ができなくなっている。その代わりに「サービス」として保存すれば、 Finder でもコンテキストメニューから実行できるよ、ということらしい。 Snow Leopard っていろいろ変わったところがあるんだなぁと今更ながらに実感した。もう発売開始から半年以上経ってるし、この機会にアップグレードしちゃおうかな。