上司が勧めていたので読んだ。
- 能力は努力すれば誰でも伸ばすことができる
- 能力が伸びて他人より秀でてくると、それが『才能』と認められるようになる
- つまり、才能とは生まれ持った特別なものではない
という論がこの本の主張だ。これと非常に似た話を高校の化学の教師が言っていたことを思い出した。「センスは磨ける」
前半の「才能とは」という本題のあたりはよかったけど、後半のマネジメントとかの話はよくもわるくもなかった。
以下、ハイライトした箇所から抜粋。
まずはやってみればいい 。やってみて興味がなかったら 、やめればいい 。やらない理由を探している時間はもったいない
これから結果を出す 、これから成功する人に 、才能があるかどうかを決めるのは 、自分です 。
「僕は鹿児島大学か 、山口大学か 、高知大学しか考えていなかったんです 」 Bさんは 、幕末が大好きだったのです 。
彼は 、これまでの人生で本を 1冊しか読んだことがないと言うのでびっくりでした 。しかもその 1冊だけを 、何度も何度も読んでいるという 。
その後に大事なのは 、それをアウトプットさせることです 。その人が 「これが現実になっていたらいいなあと思う 」と言葉にして発することが大事なのです 。なぜなら 、人は言葉を発したとき 、その言葉とともに感情が動き 、それによって 「大義 =歩むべき大切で正しい道 」となって心に残ることになるからです 。
ただし 、日本人は 、自らの誇り高さを言葉にしたいときに 、よく 「サムライ 」などと言いますが 、日本人の先祖の 9割は農民ですからね 。 おもしろい
「私は失敗などしていない 。うまく行かない方法を 1万通り見つけただけだ 」
「私たちの最大の弱点は諦めることにある 。成功するのに最も確実な方法は 、常にもう一回だけ試してみることだ 」
これには没頭できる 、これなら絶対に他人に負けない 、というものを大事にしてください 。そういうことに取り組む能力を磨いて磨いて磨き抜いて 、才能として発揮させてください 。

- 作者: 坪田信貴
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/10/17
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