@kyanny's blog

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数学女子 智香が教える 〈マンガ〉仕事で数字を使うって、こういうことです。

漫画が多く文章が少ないのでサクッと読めた。

  • 数字で会話することは、仕事の内容を具体的にすること。具体的になるから行動に移せる。行動に移せるから改善もできるし問題解決もできる。だから成果に直結する
  • 数字で会話するためには、まず自分で数字を作る。そして次にその数字を読む
  • 数値分析の基本は「分ける」
    • 掛け算で分ける(分解)
    • 足し算で分ける(分類)
  • 相関関係と相関係数
    • -1 =< 相関係数 =< +1
  • 相関関係を把握することで自分の仕事を改善するヒントが得られるはず
  • 「数字→仮説→実行→検証」で一つの仕事。そのサイクルを回していく
    • 検証のための実行であり、実行のための仮説であり、仮設のための数字である
  • 数字は事実を示すが、その結果に納得できるか、しっくりくるかが重要。なぜそのような数字になるのか考え納得することが重要。数字が示す事実から最終的な答えを導き出すのはやっぱり人間
  • (びっくりするような発見だけでなく)人間がなんとなく思っていたことを明確にしてくれるのも数字の威力。「やっぱりそうか」と裏付けを得たとき人は初めて納得する。そして納得した人だけが強い行動力を手に入れたり人を動かしたりできる
  • 数字=答え ❌
  • 数字→答え 🙆‍♀️
    • 数字から(→)答え、の順番でなければいけない
    • でもその答えに納得できていないと、理論で根拠をつくっても人は動かせない。数字が示す事実が、人を動かす正解とは限らない。だから数字を素材に自分で納得するまで考えないといけない
    • 仕事で数字を使うとはこういうこと
  • 数字で語れないものを提供するためには、数字で語らなければならない