これ面白いアイデアだな。最初よくわからなかったけど。 https://t.co/sxHc0NWTeo
— Kensuke Nagae (@kyanny) 2022年2月3日
Twitter の広告でたまたま見つけた Toucan という語学学習サービスがちょっとおもしろそう。ウェブサイトにアクセスすると即デモが見られる。
Chrome 拡張をインストールすると、閲覧中のウェブサイトの文章中にあるいくつかの単語を勝手に他言語(自分が「この言語を学びたい」と選んだもの)に置き換えて、マウスオーバーすると訳が出てくる。
文脈の中で一部だけ知らない言葉になっているので単語だけ意味を暗記するより定着しそうだし、謎解きゲームっぽさもある。アカウントを作らなくても使えるし、無料アカウントもある。
ただ、「母語で書かれている文章の一部を第二・第三言語の単語で置き換える」というコンセプトなので、Toucan がサポートしていない言語を母語とするユーザーには厳しい。そして「何語へ」に日本語は選べるが「何語から」に日本語は選べない。なので現時点では、日本人が Toucan を使う場合、おそらく「英語からスペイン語へ」のような設定にした上で英語の文章を読む必要がある。これはだいぶ厳しい。スペイン語に置き換えられて意味がわからない単語にマウスオーバーして英訳を見たが英単語もわからないので三本指タップの「調べる」で辞書をひく、なんてことがしばしばある。
「何語へ」にロシア語がまだないのが個人的には残念。最もリクエストが多い言語らしいので、いずれ対応されるとは思う。
ちなみに toucan はオオハシ(鳥)という意味の英単語、らしい。