shelff 二ヶ月目のうちの一冊。軽い感じの自己啓発書。日々の生活でストレスを減らすための tips 集。
著者は医師で、自律神経の専門家、らしい。自律神経と聞くと胡散臭く感じるので少し警戒して読み始めたが、自律神経あまり関係なかった。
雑多なアドバイスの集合なので、本全体を通じてどう、という感想を書きづらい。関心するものも、同意するものも、すでに実践しているものも、同意できないものもあった。
特に印象に残ったのは以下の二つ。
- 「求められて生きる」を目指す
常にコンディションを崩し、もっとも苦しい生き力をしているのは求められていないフィールで、必死に求めて生きている人です。
一方で、常に安定し、最高のコンディションで楽しそうに生きているのは「自分が求められているフィールド」で生きている人です。
- 「前の役割」にしがみつかない
その人に限らず「自分の存在感」や「存在の大きさ」が変わってしまうことに落ち込み、うつになる人はけっこういます。
しかし、組織であれ、何であれ環境は常に変わっていきますし、「自分の存在感」や「役割」が変わっていくのは必然です。
大事なのは「前の役割」にしがみつくのではなく、自分なりに「新しい役割」を見つけ出していくことです。
おれは短編集が苦手で(かといって長い本も得意ではないが)、同じ理由でこの本も頻繁に気が散ってしまって読み進めるのが遅かった。サクッと読める本であるはずなのに。