正月休みの終わり頃、新しい趣味を始めたいと思って、エレキギターを買った。

島村楽器がオンライン限定販売している Eris. Nestia というモデル。カラーはエアリーブルー。いろいろ調べてるときに見つけて、パステルカラーに一目惚れした。
何年も前から、楽器をまたやりたいと思っていた。母親がピアノ教師で小さいときからピアノ教室のレッスンの音を聞いて育ったにも関わらず自分はピアノを習わず弾けず、高校生のとき吹奏楽部でトロンボーンを吹いていたけど大して上達せず、大学生のとき何を思ったかエレキギターをローンで衝動買いして(エピフォンのレスポールモデル)、しかし三日坊主で終わり、と、音楽や楽器とは人並み以上に縁があるはずなのにモノにならずじまいの人生になんとなく後悔するところがあった。
最初はバイオリンにしようかと思ったのだが(最も音色が好きな楽器なので)、バイオリンは趣味であっても独学は無謀らしく、仕事をしながらみっちりレッスンに通うのは難しいと思って、将来の楽しみにとっておくことにして、次点だったギターにした。戸建てに引っ越したので騒音は気にしなくていい、のだが猫を飼っていて音が猫のストレスになるといけないのでアコギではなくエレキということに(もともとアコギよりエレキが欲しかったし)。
かっこいいギタリストといえばナンバーガールの田渕ひさ子、ということはギターはフェンダーのジャズマスターということになるが、当然いきなり高価なものを買うわけはなく、初心者・入門者用の安いもののなかから選ぶつもりでリサーチした(昔一度挫折してるので、続けられるか半信半疑だったのもある)。
なので JM タイプなどと呼ばれる、ジャズマスターと似たフォルムのものを中心に見ていき、バッカス(Bacchus)の Universe Series(三万円台くらいの廉価ライン)で考えていたのだが、
【価格帯別】初めてのエレキギターにオススメの一本[本命追記あり]|uwagaki
という記事を読んで Eris. Nestia の存在を知り、一目惚れした、というわけ。
パステルカラーの四色はどれもすてきで、抹茶と最後まで迷ったが、羊文学の塩塚モエカのギターと似てる色なのが決め手になった(塩塚モエカのはフェンダーのジャガーで、シグネイチャーモデルの色名は aged Sonic Blue)。
大きな音を出さずに弾くつもりだったのでスピーカーがないヘッドホンアンプのセットを買ったが、これは失敗で、操作性があまり良くないし音もいまいちパッとしないし、すぐに物足りなくなって翌月に自宅練習用のミニアンプを買い足した。
ギターそのものは、とても気に入って、ほぼ毎日、少しの時間でも弾いている。基礎練習を弾くのも曲を弾くのも楽しい。仕事部屋の椅子はオカムラの良いやつだけど、座って弾くとき肘掛けが邪魔で少し弾きにくいのが悩み。
YouTube で練習指南とか曲のお手本とか、教材は無限に無料で手に入る。四半世紀前とは大違いだ。セットに島村楽器の「ギターセンパイ」というオンライン動画学習サービスのお試しクーポンが入っていて、お試し期間のあと課金してないけど、続けてもいいかなとは思っている。
YouTube では、買うまで〜一ヶ月目はかずき / ギターのある暮らしに強く影響を受けた。ギターを買う後押しをしてくれた。二ヶ月目〜は、萩原悠ギター教室の初心者向け練習動画を毎日やっている。ポジティブに励ましてくれるスタイルが、継続のモチベーションを支えてくれている。
総じて、エレキギターを買ってよかったし、とても楽しんでいる。まだまだ全然飽きる気配がなくて、姿勢が悪いせいか一時間も弾いてると腰や背中が痛くなってしまうけど、身体や時間が許すならずっと弾いていたい。この先も趣味として楽しく続けられそうな自信が出てきたし、45歳にもなってエレキギターなんて、という考えが何度か頭をよぎったのは事実だけど、年齢なんて気にせず始めて良かった。