@kyanny's blog

To be a cross-functional developer

Instapaper Premium vs Pocket Premium

Instapaper PremiumPocket: Pocket Premium を試してみた。もともと Pocket を長く使ってきたこともあり、 Pocket Premium のほうが気に入った。

きっかけは Instapaper が iPhone の App Store でフィーチャーされていて久しぶりにダウンロードしたことだった。有料ダウンロードをやめてフリーミアムに移行したことは知っていたけど試していなかったので、そういえばと思い出してダウンロードした。

たしか iOS 7 が出たあとデザインをリニューアルして、フラットデザインにあわせた iconic/minimalistic なデザインになったんだと思う。当時はそれが気に入らなかったことを覚えているが、かなしいかなあれほど嫌だと思っていたフラットデザインにも慣れてしまい、これはこれで悪くないかも、なんて感じてしまった。

いろいろ触っていたところ、 text-to-speech が面白そうだと思った。ちょうど Bluetooth ヘッドセットを買った ばかりでもあったし、歩いてるときに「あとで読む」記事の内容を聴いて消化できたら便利かな、と思ったのだ。

さらに調べてみると Instapaper Premium という有料サービスがあり、月 300 円で記事の本文を含む全文検索や text-to-speech のプレイリストを作って一気に読み上げる機能、そして Kindle なんかにある文章のハイライトが無制限にできる、ということを知った。どれも面白そうだったので試しに一ヶ月分を購読してみた。 Instapaper をフリーミアムにする過程の話を読んでみたら面白かったのも背中を押した。

全文検索は残念ながらいまいちだった。日本語だとうまくいかない。結果が (null) になってタップするとアプリがクラッシュしたり、何もヒットしなかったりと安定しなかった。 text-to-speech は Apple ががんばったらしく、案外聴ける。ただ、英語と比べると日本語は見劣り(聴き劣り?)する質だし、英語も文章を見ながら聴いているとリズムがけっこう不思議な感じだった。ハイライトはいいアイデアで、印象深い箇所を残すのにもシェアして広めるのにも便利だと思う。

総合的に考えて、 Pocket から乗り換えるのはちょっと厳しいかなぁ、でも全文検索するという発想が出てきてしまったからにはそれなしで過ごすのは...と思っていたら Pocket にもその名も Pocket Premium という有料サービスがあった。こちらは月 500 円で Instapaper Premium よりやや高いが、せっかくなので試してみたらなかなかよかった。

Pocket Premium のほうは全文検索で日本語もばっちり使えて、検索クエリの履歴も残る。他に、保存したコンテンツの内容を Pocket がコピーして保持してくれる、ようするに魚拓機能があり、これもよさそうだった。おすすめタグ機能は、もともとタグを全然使っていなかったのでなんともいえない。なので月 500 円をほぼ全文検索のために払うということになる。

贅沢をいえば、 Pocket にもハイライト機能ができて欲しいけど、全部入りの一強しか残らない世界というのもあまり歓迎すべきものではないので難しいところ。 IFTTT で Pocket から Instapaper へ同期するレシピを仕掛けたり、どちらもインポート・エクスポートが相互にできるので Pocket からエクスポートしたデータを Instapaper にインポートしたりして、とりあえず併用できるようにしてみたが、まず併用はしないだろう。

現時点では Instapaper Premium はお布施にしてもちょっとな、と思ったので購読を停止し、 Pocket Premium のほうは継続で様子見することにした。ハイライトがどうしても使いたくなったら、 Pocket でお気に入りにしたものだけ Instapaper に同期して〜、とかにするかもしれない。シェアするだけなら面倒でもその場でコピペでいいけど、「このフレーズが気に入ったのであとで読むかもしれないから残しておきたい」というニーズを満たすうまい方法は、 Evernote へ送るとかいろいろ試してみたけれどいまのところ決定打がない。全文検索にしても、 Evernote に送ればタダでできるよ!と言われそうだが、一つのサービスで完結する便利さはあなどれない。そして Evernote はどういう使い方を試してもうまく使いこなせた試しがない。

JABRA EASYCALL を買ったら #ingress が楽しくなった

片耳にひっかけるタイプの Bluetooth ヘッドセットが欲しくなって、定番っぽい JABRA EASYCALL を買った(ヨドバシカメラで二千円くらい)。これをつけて Ingress をやってみたところ、とても快適だった(歩きスマホは危険なのでやめましょう)。

【日本正規代理店品】 Jabra EASYCALL A2DP Bluetooth ヘッドセット EASYCALL

【日本正規代理店品】 Jabra EASYCALL A2DP Bluetooth ヘッドセット EASYCALL

Ingress は iOS 版がリリースされた直後にはじめてみたものの、ルールが難しいしなかなかレベルも上がらないしでほどなくしてやめてしまっていた。でもずっと気になってはいて、暇なとき Ingress のことを書いてあるブログを検索して読んだりしていたら、「リアル課金」アイテムのひとつとして Bluetooth ヘッドセットが挙げられていて、なるほどそういうのもあるのか、と思って買ってみた次第。

快適さの理由はコードレスだから、だけではない。何年か前に SONY の Bluetooth イヤホンを買ったことがあるが、操作ユニット部分の固定に難があり、気に入らなかった。クリップで留められるが、服装によっては留めづらいし、服がしわになるのも気になった。かといって固定せずぶらぶらさせておくには重すぎた。

片耳タイプは軽く、耳にひっかけた状態だと安定している。激しい運動をしたら勢いですっとんでしまいそうなくらいの装着感だが、徒歩移動中に使うにはそのくらいゆるいほうが耳が痛くならなくてよい。 iPhone とのペアリングも簡単だし、バッテリーもこういう利用の仕方だと数日はもつようだ。カナル型ではないので音声の聴き取りやすさはまぁまぁで、幹線道路のそばを歩いていると車の音でかき消されてしまうが、電車内くらいの騒音レベルだと問題なく使える。マイクも付属しているので Siri にも話しかけやすくなったが、屋外では環境音のノイズを拾いすぎてしまって、 Siri の認識のいまいちさとも相まって使いやすくはない。

見た目はおそらくちょっと異様、なんだと思う。小さいし装着感がソフトなので着けてる本人はさりげないつもりだけど、駅やら道やらで怪訝そうな視線を感じることが何度かあった。でも耳にヘッドセットなんていかにも「エージェント」らしいし、コードがないとスマホの取り回しもしやすくて Ingress に限らず使い勝手はよい。電車内では Umano で英語のリスニングをしたりもしている。

値段も安いし、雰囲気がでるのでエージェントのみなさんにおすすめです。なお同ブランド同価格帯に EASYVOICE, EASYGO という別モデルもあってどれを買うのがいいか悩んだが、デザインが違うだけのようだ(さらにソフトバンクセレクションなんてのもあって余計にまぎらわしいがどれも機能は同じ)

英語で朝会

Quipper には約 20 名ほどの Developer がいる(Software Engineer + Designer をあわせて Developer と呼んでいる)。この夏から、おおまかなトピックごとにチームをわけて、毎月チーム間でメンバーをシャッフルしている。

GitHub flow に従うこと、のような基本的な決まりは Developer 全員に共通しているが、それより細かいレベルでどのような開発手法を取り入れるかはチームの裁量に任せられている。が、自然とどのチームも daily standup (スクラムでいう朝会)をやるようになった。

どのチームも複数拠点のメンバーからなるので朝会での公用語は英語だ。 Skype でビデオチャットをするチームもあれば、 HipChat でテキストチャットをするチームもある。朝会といいつつ、時差の関係で夕会になってしまうチームもある。

今月のシャッフルで参加し始めたチームは Developer と Product Owner が全員で Skype ビデオチャットをしている(日本とフィリピンの二拠点)。数回経験してみて、いままでやってきた朝会に比べて無駄が少ないことに気づいた。

フィリピン人はともかく、多くの日本人メンバーは英語がものすごくできるわけではない。必要なことは言えるし意思の疎通もできるが、込み入った話をするには心もとない。それがかえって、話が脱線してミーティングが長引くのを抑制しているようだ。

短時間で実のある朝会を維持できる一方で、日本人同士が日本語で喋る便利さを痛感する。情報伝達の質・量ともに桁違いなので、ついついオフラインの「分科会」に頼りたくなるが、それは日本人以外に伝わらないだけでなくリモートの日本人にも伝わらないので良いことではない。

透明性と信頼感を維持するためには、 in person でやり取りした内容をちゃんとチーム全員が見られる場所にまとめる、ということをコツコツやっていくしかない。当たり前のことを手抜きせずやる。これができなくなったとき、規模にかかわらず組織は大企業病に罹るのかもしれない。

livedoor Reader 終了に寄せて: Fastladder オープンソース版は GitHub で開発継続中です

【重要】 livedoor Reader サービス終了のお知らせ|livedoor Reader 開発日誌

livedoor Reader が 2014年12月25日(木) をもってサービスを終了します。自分でも永らく使っていたし、個人的に縁も思い入れもあるサービスなのでとても残念です。

Twitter で fastladder を検索 して眺めていると、やはりというか LDR 終了で移行先を探している方が多数いるようです。候補としてオープンソース版の Fastladder のセルフホストを検討している方もそれなりにいるようですが、 http://fastladder.org/ja/ のほうをみて「ずいぶん古そうだし、メンテナンスされてる気配もないからダメかな...」と諦めているつぶやきをみかけたので、ちょっとアナウンスを。

http://fastladder.org/ja/ のソースコードは元々 Google Project Hosting でホストされていましたが、現在からここから fork したものが GitHub 上で有志の手により継続して開発が続けられています。

URL はこちらです。

fastladder/fastladder · GitHub

また、勝手ながら Idobata に fastladder のチャットルームを作りました。 Fastladder オープンソース版に興味があるひとが集まってざっくばらんに会話できる場になるといいな、と思っています。

Idobata