★★★☆☆
shelff 四ヶ月目の一冊。今月は分厚い本が多いにもかかわらず読むペースは遅い。読む時間を捻出できていない。そのぶん運動している。 佐々木俊尚というと十何年か前に「キュレーション」をベタ褒めしてて、しかし当時のネットは「NAVER まとめ」を皮切りに…
shelff 三ヶ月目の一冊。 経産省の官僚だった人が書いただけあって、現状認識の整理と課題の整理はわかりやすかった。しかし結論は歯切れが悪く曖昧で、お茶を濁している。弁が立ち論も立派だが最後の責任を取ろうとはしない姿勢がいかにもエリート役人っぽ…
shelff 二ヶ月目のうちの一冊。軽い感じの自己啓発書。日々の生活でストレスを減らすための tips 集。 著者は医師で、自律神経の専門家、らしい。自律神経と聞くと胡散臭く感じるので少し警戒して読み始めたが、自律神経あまり関係なかった。 雑多なアドバイ…
SNS で見かけて気になった本。 この本は関数電卓ではなく計算リテラシーの本だ。ちょっとした計算を使いこなせるようになると生活や人生の役に立ちますよ、電卓があると楽にたくさん計算できるのでより計算が身近になり、結果的に計算を使いこなせるようにな…
shelff で届いた本、初回三冊のうちの一冊(シークレット)。ChatGPT によると「外山滋比古による、思考法と発想法を解説したエッセイ集」。 「知的生産術」の文脈では梅棹忠夫の「知的生産の技術」と並び、必ずと言っていいほど紹介される有名な本。いつか…
SNS で「面白い、そして料理するシーンがめちゃ美味そう」との評を見かけて買ってみた。 タイトルから想像していたのは、「孤独のグルメ」の井之頭五郎みたいな地味なおっさんが炒飯を作って食べる傍ら裏稼業のスナイパーとして暗殺に明け暮れる、でも狙撃は…
東京駅の BOOK COMPASS(猿田彦珈琲と併設)で帰りの新幹線の暇つぶし用に購入。もちろん車中では読みきれなかった。 特殊な業界の専門家による話は面白い。とはいえ読んで何かすごく印象に残る類のものではない。著者が規律遵守よりも柔軟な対応を好むタイ…
Kindle ストアで見かけて、パレスチナ問題について本を一冊くらい読んでみるかと買ってみた。二部構成だが大学での講義・講演がもとになっていて、内容は大体同じなので、六割ほど読んだあと巻末の質疑応答を読んで終わりにした。強いバイアスを感じすぎて読…
少し前にSNSで話題になっていた本。最近読書ができていなかったので、身近なテーマだと思って読んでみた。数ヶ月ぶりに読了できた本。 人々は本を読む余暇・余裕もなくなるほど全身全霊で仕事しており、そういう態度を称賛する文化や社会の仕組みがそうさせ…
Apple Books で 500 円セールだったので買ってみた。人気ブログの記事を再編した感じ。もとがブログ記事なので短くて読みやすい。 短期で取り組むことから長期で取り組むことへ、という構成も興味をそそられた。が、短期で取り組むこと=最初のほうに書いてあ…
日経で連載だか特集だかしてたものを一冊の本にまとめた感じ。だが印象に残る部分はオンラインの記事になっていて、残りのエピソードは読んでも読まなくても、という感じ。つまり別に買う必要はなかった。 仕組み化とオペレーションの徹底で凡人の集団の平均…
君生きバードを観た日の夜に家で観た。阿部寛を久しぶりに見た。内容は実に普通。しかしなんなら「君たちは〜」より観れたな、という程度には悪くなかった。ブラスバンドの話な訳だが、やはり弦楽器、特にバイオリンの音色のほうが好きだ。 異動辞令は音楽隊…
噂の君生きバードを観てきた。 イオンシネマでちょっと高い飲み物を買うとオマケでついてくるコースターをゲットした。金沢の映画館は上映前に地元企業の CM がたくさん流れる。それを見て奥さんは「これから一生映画館であんなものを見ることになるのか」と…
「シン・ウルトラマン」を劇場で観たときの予告が面白そうだったので公開の暁には観に行こうと思っていた。 仮面ライダーってこんなに血生臭い話なんだっけ……?という第一印象で、物語が進むにつれて、やはり昭和の特撮ヒーローものを今観ると(リメイクして…
原作は入院中に読んでいた。大まかなトリックの一部だけぼんやり覚えていた。観ながら徐々に思い出した、というか、そういえばこんな話だったっけ、と。 歌手の卵のマネジメント不足が原因だったな、と思う。指導者としては優秀だったのかもしれないが。奥さ…
二週間くらい前に観た。自閉症の中年男性と老いた母親と近隣住民の暮らしを描く、しっとりほっこり系の佳作、という感じ。塚地の演技は上手かったが、うーんあまり読後感じゃなくて映画を観たあとの場合はなんていうんだ、それが格別良いとは感じなかったな…
かの有名な Google のマインドフルネス本。マインドフルネスブームの火付け役はこの本だったという認識で、一つの時代を築いた本なのでともかく一読しておくべきだろうと思っていた(良くない選書の見本)。実際のところは Amazon の Prime Reading に入って…
新年一発目は暗過ぎないものを、という感じで、やや消去法で選んだ。あの和歌山毒物カレー事件を模したストーリーで、当然既視感はあるものの、話自体は飽きずに観れた。ドラマ版からそうだがキャスティングが微妙。松潤と香川照之で予算を使い果たしたのか…
スラムダンクの映画はやっぱり観に行きたいよねということで、観てきた。奥さんが観る前に「たぶん、私はオリジナルキャストがよかったって不満を言って、あなたはこれはこれでありだよって言うんだろうね」と言ってたけど、予想に反して奥さんのほうがポジ…
奥さんがリーアム・ニーソン好きなので。しかし「96 時間」の無敵っぷりをいつまでも期待するのは無理があるというものだ。「マークスマン」というのは銃の名手という意味らしく、観終わってからタイトルの意味を調べてなるほどと思った。米海兵隊の勲章にも…
これまで読んだ本の中で最も衝撃を受けた一冊に我孫子武丸の「殺戮にいたる病」を挙げたい身としては「〜にいたる病」という表題は無視するわけにいかず、少し前から Apple Books などで見かけて気になっていたところで、感想ブログも見かけたのでそれを機に…
アカデミーほか多数の映画賞を総なめにした作品。おれはこういう静謐な映画は割と好きだと思うので是非連休中に観たかった。奥さんは「暗そう」と観たがらず、観る時間の捻出にやや苦労した。 登場するノマドたちにはなんとなく二種類いて、目的がはっきりし…
哲学者・思想家のハンナ・アーレントが「エルサレムのアイヒマン」を書いた顛末を描いた映画。全体的に淡々と進むだけだが、最後の方でアーレントが大学の大教室で「悪の凡庸さ」などについての講義をするシーンはなかなかだった。それでも多くのユダヤ人に…
妻が「もう観たよ」というが観た記憶も記録もなかった。観たらやはり観ていなかったことがわかった。そのような経緯だったので最大級のネタバレを聞いた上で観ていたので、途中から「誰が犯人か」を予想するだけの話として観てしまい、驚きが少なかった。陰…
妻が既に観ているらしいので一人で観ないといけないシリーズ。寂しさを感じる佳作。エンドロールとかが縦書きの横スクロールでフォントも含めて昔の映画だった。役者は現代なので奇妙な感じだった。 追憶岡田准一Amazon
2022/01/26 購入 2022/01/27 読了 直木賞候補作を読んだ勢いで芥川賞受賞作も読もうかと思ったが、その著者が現代の自衛隊 vs ロシア軍の戦闘を描いた架空戦記もの?も書いてたので、ロシア繋がりでそちらを読んでみた。 小隊 (文春e-book)作者:砂川 文次文…
アフガン戦闘もの。ブラックホーク・ダウン的な群像劇だが戦闘シーンが長くて、そのぶん哲学的というか説教くさいシーンが少ない。ひたすらドンパチやってる。 何気に出演者は豪華で、クリント・イーストウッドの息子が主演、メル・ギブソンの息子も出演して…
本と映画のレーティング用カテゴリを作成するためのダミー投稿。
珍しく奥さんがプライムビデオで見つけた作品。しかし当の本人は途中で離脱し、おれも眠くなってちょうど半分くらいで中断して翌日の夜に続きを観た。 コロンビアのジャングルで特殊部隊が、という状況は悪くなかった(アニメ「OBSOLETE」公式サイト を思い…
ホームレスが図書館に立て篭もる話。主役はホームレスではないが。 悪くはない、が・・・、という感じ。 舞台であるオハイオ州シンシナティはそんなに寒いのだろうか。北緯39度なので日本でいうと秋田・山形あたり。たしかに寒そうだが、屋外で凍死?するほ…