@kyanny's blog

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押し入れから三脚(SLIK コンパクトII)が発掘された。下手したら十年以上前に買ったもの。あるのはわかっていたが、おれのもの探し能力では探し当てられなかったので長年諦めていた。

www.slik.co.jp

これより後に買ったもっと小型の三脚(Fotopro FZ-158)を使っていたが、そちらは E-M1 Mark II を取り付けるとぐらぐら不安定だし、脚の伸縮もやりづらく、使いにくかった。

SLIK のほうは畳んだ状態でもそれなりの大きさがあるし、脚の固定もレバー式で頑丈そうなので、これで十分かと思いきや、スペックを見ると耐荷重は 1kg しかない。Fotopro のほうは 800g しかないので、E-M1 Mark II に M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO をつけると 1kg をやや超えるから、不安定なのは無理もなかった。SLIK のほうなら多少はマシだろうが、やはり心もとない。

Amazon などでぱらぱらと三脚をいくつか眺めたり、「おすすめ三脚 N 選」のような記事をいくつも読んだことはあったが、三脚メーカーのホームページで比較しながら見るのは初めてだった。意外に安くて耐荷重も十分そう、かつ自重もそこまで重すぎない?モデルもラインナップされていて驚いた。アルミでも二万円以上、カーボンなら四万円以上は出さないと十分なものは買えない、的なことをどの記事も仄めかしていたような記憶があるので、一万円以内で耐荷重 1.5kg くらいの三脚が買えるなら、こういうのにステップアップするのでも、手持ちの機材で月を撮影するには十分かなという気がした。

でもまずは、今回見つけた SLIK の三脚のほうでどの程度安定感があるか、数年ぶりに試す。

Azure Batch (1/n)

blog.shibayan.jp

これみたいなことをやってみたかった。2016 年の記事で、今は Azure の機能も様変わりしているのだろう、Azure Functions Template なるものが見つからなかった。

代わりに Azure Batch というのを見つけ、多分これが似たようなものかな?ということでチュートリアルをやってみた。

結果、うまくいかなかった・・プールサイズの変更エラーになり、タスクが実行されない。

The specified account has reached core quota (AccountCoreQuotaReached)

Batch アカウントのクォータの確認方法(現在の状態や上限引上げ申請の結果など) – サポートページTOP もみたが、よくわからない。自分のアカウント(何の?)が、一体何のクォータに抵触しているのかが不明なので、上限引き上げの申請もできない・・。

従業員特典の Azure サブスクリプションを使っているから、何か特殊な制限がかかっているのかも知れない。Pay-As-You-Go というのがおれの個人アカウントに普通についてきた従量課金のサブスクリプションだと思われるので、次はこちらでバッチアカウントを作ってみて、クォータに差があるか試す。

最終的に、これを終えたい。

今年の三月のツイートで、ブログの下書きには

身につまされた。

と一言だけ書いてあったのだが、あらためて大事なことだなあと、この十五年くらいおれが失っていて、できていなかったことだなと、最近のいい流れに乗って、ちょっとしたアイデアを形にする、何かしらまずは作ってみる、という活動を続けていきたい。なによりもまず、活動そのものを楽しみながら。

過去何年も、下手すると十年とか、だんだん新しいもの、技術やサービスを試すフットワークが落ち続けていて、クラウドサービスとかものすごい勢いで変化してるのに、いやだからこそ「ついていかなくちゃ、そのために勉強しなくちゃ」「でもめんどくさいし、むずかしそう」「いつのまにかだいぶいろいろ増えて難しくなってしまった」「もうこの分野にキャッチアップするのは無理かな…いや今からでも勉強して(以下ループ)」という感じで、焦るのと、焦りから目を逸らすのを繰り返してきた、と思う。

どういうわけかここ何週間か、ちょっと吹っ切れたというか、「勉強」ではなくて、試したいこと、作りたいもののために純粋に新しいものに触れることができていて、きっかけは実はまだ世に出していないちょっとした Web アプリを週末に徹夜して作ったのが火をつけた気がしているのだけど、まるで二十代の頃に戻ったような新鮮な気持ちで、焦りやプレッシャーなく斜に構えたりもせず、素直に学習・実践できている(これまでと比較して)。良い傾向だ。

この気持ちの変化がなぜ起こったか。よくわからないが、引っ越し・移住を控えて(いよいよ現実化して)、それに伴う生活の変化(自家用車を持ち日常的に車を運転する、仕事部屋を持ち憧れのオフィスチェアや大型モニタなど快適な機材に囲まれて仕事する、など)に期待を膨らませていて、それが前向きでオープンな気持ちにさせるのかもしれない。

資格がなくても「旅行業」や「観光業」ができる本: ~「withコロナ時代」の2つの方法~

個人ガイドとして手広く活躍している著者が、旅行関連法や資格との兼ね合いを含めて個人ガイドができることできないことを説明したり、ガイドマッチングサービス各社の特徴を解説したり、ノウハウを(ある程度)共有している本。

なるほどそういう仕事もアリか、と新しい考え方・インスピレーションをもたらしてくれたので星四つ。本の構成や文章の質は自費出版レベルで、商業出版と比べると落ちる。丁寧に読み込む本ではない。アイデアに触れて刺激をもらうことを主眼に置くとちょうどいい。

この人は個人ガイドだけでなく、個人ガイドを始めたい人向けのセミナー講師もやっていて、なるほどこれが前に読んだ40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい――年収アップと自由が手に入る働き方 - @kyanny's blogに書いてあった「あらゆる副業は情報ビジネスにいきつく」ということか、と納得した。そして、結局個人が一人でビジネスをやるうえで一定以上の規模にスケールするためには、こうやって「胴元」化する必要があるのだろうな、とも。

この人と同じような観光ガイドをそのままやる、というわけではないが、将来の副業・複業として有力な選択肢であり、また「軸」を考えるうえでも大いに刺激を受けた。

将来もし副業・複業をやるとして、「軸」は当然 IT 関連の知識・技術になるだろうと思っていた。ビジネスに転化できるほど詳しい趣味も取り柄もないし。英語はあくまで本業で好条件を得たり市場競争力のある人材になるためのオプション、「掛け算スキル」の一つである、と。

が、もしかして「英語」を軸にするのもアリなんじゃないか?という気づきがあった。

英語で外国人とコミュニケーションするのは楽しくて好きだ。オンライン英会話も、仕事における必要性よりも単純に英会話そのものが楽しいからここまで続けられていると思う。観光ガイドならコミュニケーションは仕事の肝だし、いろいろな国の外国人と話せる(アクセントもいろいろ体験できる)はずで、それも想像すると楽しそうだ。TOEIC や TOEFL のスコアよりも実践的なコミュニケーション能力・経験が求められるのも性に合っているかもしれない。

観光ガイドは観光地を案内して見所やうんちくを説明するのが主な仕事だろうから(もちろんそこにホスピタリティが必須で、それが差別化要因なのだと思うが)、おれは内向的なくせにおしゃべりで一度話し始めると止まらない。あと説明はとにかく馬鹿丁寧に事細かくしないと気が済まないタイプで、説明役にはうってつけだと思う。黙って聞きに徹するのははっきりいっめ不得意だが(つい口を挟んでしまうので)、どんどん質問する側に回って相手から会話を引き出すのも得意だと思う。この性格も割と向いてるんじゃないかと思う。

パンデミックはいつかは終わり、インバウンド需要もまた増えると予想している。日本の観光地はまだまだ見所があり、外国人観光客にとって魅力的な旅行先であり続けることは十分可能だと思う。現地ガイド、ボランティアなどでも英語で説明したり簡単なやりとりができる人はそこそこいるだろうけど、がっつり仕事で英語で外国人とやりあってました、というレベルの人は地方都市ではレア人材といえるのではないか。その状況は将来もあまり変わらないと予想している。日本人の英語力、英語コミュニケーション能力は全体としては上がらず、二極化してむしろ国内平均は下がると思う。英語力を重視し、実際に英語学習に時間やお金を投資するような知識層は都心に集中し外資に勤めるか、海外へ出て行き、そうでない大多数が郊外や地方で暮らす。そうなれば、どの国のアクセントも理解して同程度の流暢さで英会話して意思疎通できる地方在住の日本人は、シチュエーションを選べば重宝する人材足りうるはずだ。