@kyanny's blog

理想主義のない現実主義は無意味である。現実主義のない理想主義は無血液である - ロマン・ロラン フランス思想家

カレンダーを共有できない相手との日程調整の方法

G Suite や Office 365 のカレンダーで仕事の予定を管理している人は多いと思う。大抵は会社が契約しているアカウントで、社外の人とカレンダーを共有できない場合も多いだろう。他社の採用面接など、上司や同僚に知られたくない予定の日程調整であれば尚更だ。

そういう場合、「○月○日のXX時〜XX時の都合はいかがですか?」などとメールでやりとりをするのが一般的だが、何往復もやりとりするのは煩雑だし、書き間違え・読み間違えもしやすい。

CalendlyMeetingbird を使えば自分のカレンダーを見せることなく空き時間を相手に選んでもらえるので便利そうだが、カレンダー上で予定が入っていないことと都合がつくことは異なる。「13時から17時まで予定は入ってないけど、会社を抜け出せるわけがない」みたいな事情を汲んではくれないので、使い勝手は良くない。

どうすれば効率よく、わかりやすい日程調整ができるか?と考えて編み出した方法があるので紹介したい。準備に多少手間がかかるが、非常に明快でコミュニケーションの無駄が無い方法だと思う。

前提: 仕事の予定(会議など)が一つのカレンダーに入っている

架空のマネージャーの一週間の予定を例に挙げる。

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1. 日程調整可能な時間枠を「予定あり」でブロックする

日程調整中・日程調整後に空き時間に仕事の予定を入れられないため。「その時間は空いていない」ということが社内の人に伝われば、予定の名前はなんでも良い。

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「金曜は朝一で予定が二件入っているけど、どちらも自宅からリモートで参加することもできるから、午前休をとって午後から出社することにすれば調整不可能ではないな...」みたいなのを加味して「予定あり」を入れてもよい*1

2. 日程調整用の新しいカレンダーを作る

ここがキモその一。メインのカレンダーと合わせて使う。一時的に使うものなので名前はなんでも良い。もちろん共有も公開もしない。

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3. 「予定あり」を日程調整用カレンダーにコピーする

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コピーが終わるとこういう見た目になる。メインのカレンダーと日程調整用カレンダーの両方を表示するように左サイドバーでチェックを入れること。

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4. メインのカレンダーを非表示にする

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5. 日程調整用カレンダーに移動時間などを考慮した「実際に都合が良い時間」の予定をいれる

ここがキモその二。予定の名前は日程調整をする相手に見せてわかりやすく、失礼がない名称であればなんでも良い。

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6. コピーした「予定あり」を日程調整用カレンダーから消す

用済み(むしろ邪魔)なので消す。

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7. 「実際に都合が良い時間」だけが載っている日程調整用カレンダーのスクリーンショットを撮ってメール等で相手に送る

ここがキモその三。↑のスクショをメールやメッセンジャーに添付して「available と表示されている時間帯が調整可能です」と書き添えれば良い。

8. 日程が決まったら日程調整用カレンダーの予定を更新する

私用の予定を他の予定表で管理している場合はそちらにも忘れずに予定を入れる。

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9. メインのカレンダーの予定を更新する

必ずしもやらなくても良いが、ブロックのために入れた「予定あり」は消しておくと親切ではある。

最終的な仕上がりはこうなる。くれぐれも上司や同僚に「日程調整用カレンダー」を表示している画面を見られないように注意。オンライン会議で画面共有した時うっかり映ってしまう事故とかありがちなので、カレンダー名を無難な名称に変えた上で非表示にしておくと安全。

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補足

手順 3, 4 は必ずしも必要ないが、メインのカレンダーと日程調整用のカレンダーを両方表示した状態で新しい予定を作ると、作成先のカレンダーはデフォルトでメインのカレンダーになる。うっかりメインのカレンダーの方に作ってしまい、そのタイミングで上司や同僚が予定確認のためにメインカレンダーを閲覧していたりすると、謎の予定が増えていく様子を見られてしまうかもしれない。そういうミスをしない自信があればこれらの手順はスキップしても構わない(結果は同じ)。

余談

転職活動中、実際にこの方法で数名と日程調整を行った。うち一名からは「とてもわかりやすい」とお褒めの言葉をいただいた。

空き枠が載っているスクリーンショットをわかりやすいと感じるかどうかは人それぞれだが、自分自身の予定管理をする上でも便利だと思うので、おすすめです。

*1:午前休をとるなら朝一の予定は不参加またはリスケすべきだが

ミライノ デビット(Mastercard)

SBI証券の口座と同時開設した住信SBIネット銀行の口座。日常的に使ってはいないが、キャッシュカード機能付きデビットカード(VISA)は発行していた。地味に(「Visaのタッチ決済」に名称変更される前の) Visa payWave にも対応している(店頭で使ったことは無い)。

VISA のタッチ決済が使えるカードは増えてきているので作りやすいし、今後何かのタイミングで持つ機会もあるだろう。しかしマスターカードは不思議と縁が無く(ヤフーカードを Mastercard ブランドで作ったことはあるがヤフーカード自体の使い勝手が悪くてほとんど使わず解約した)、Mastercardコンタクトレス対応のカードを入手できる機会は多くないだろう。

ということでデビットカードの再発行(ブランド切り替え)を申し込んだ。ミライノ デビット の VISA から Mastercard へのブランド切り替えは手数料が無料。「ブランド切り替えの場合は手数料がかかる」と注意書きがあるものの、手数料一覧の説明ページに「VISA から Mastercard へのブランド切り替えの場合は手数料は無料」と小さく書いてあった。切り替え申し込み画面上も手数料は 0 円となっていた。

ミライノ デビット(Mastercard)はシルバーとブルーの二色で鮮やかな券面で、しかも縦型デザインという変わり種。 VISA デビット(黒)のごちゃごちゃした券面とはかなり印象が異なる。多少目立つデザインかもしれない。格好良くはない。

残るタッチ決済としては JCB Contactless(コンタクトレス)搭載のカードも持っていないが、楽天銀行のデビット付きキャッシュカードが国際ブランド JCB で、これは残念ながら JCB Contactless 未搭載なものの、楽天銀行の JCB デビットは昨年秋頃から JCB Contactless 付きになったらしく、有効期限切れで新しいカードが来れば JCB Contactless 付きカードが手に入ることがほぼ確定している(有効期限はあと三年以上先だが)。メインカードである楽天カードの国際ブランドも JCB なので、それより先にクレジットカードの方にタッチ決済がつくかもしれない(こちらの有効期間は再来年なので楽天銀行デビットより早い)。

アメックスには一生縁がないだろうから American Express Contactless 搭載カードまで手を出そうとは思わない。日本の庶民が持つようなブランドではない気がする。グリーンでいいから一度くらい持ってみたいものだ。

macOS Catalina で iPhone 11 を Web カメラ化

やってみたかったのでやってみた。

有線で接続して CamTwist を使う方法

この記事に書いてある通りにやったらできた。

mono-logue.studio

CamTwist で Save Setup してもうまく保存されなかったり、他の設定を上書きしてしまったりしたが、 Web カメラとしての動作は安定していた。

難点は、 MacBook とケーブルで繋がっているので取り回しの自由度が低いこと。 1m くらいの USB-C - Lightning ケーブルではちょっとつらい。

EpocCam を使う方法

いろいろ記事を漁ったが主に参考にしたのは以下。

naitoisao.com

makezine.jp

MacBook Air にドライバをインストールしたあと zoom でビデオのソースに選べるようになったが静止画しか出なかった。 mac の再起動が必要という情報を知り、再起動したら直後は滑らかな映像が映ったが、少しするとまた静止画になってしまったり、カクカクしたりしてどうにも安定しなかった。

結論

EpocCam HD を買っても使い物になるかわからず、躊躇する。

長い USB-C - Lightning ケーブルを買う方が確実だが、純正の 2m ケーブルは 3800 円。高い。

EpocCam HD も最高解像度ではうまくいかないという話も見かけたし、 CamTwist 経由であれば iPhone 側はカメラアプリを選べるので、そちらの方が選択肢が多くて良さそうではある。

純正品以外なら半額くらいからある(Anker とか)。 2000 円弱ならアリかもしれない。

Google アシスタントは「タイマー二分半」を理解できない

音声アシスタント御三家の中で Google アシスタントだけ、三十秒という意味の「〜半」を理解してくれない。

Siri

  • 「ヘイシリ、タイマー二分半」
    • 「はい、タイマーを2分と30秒にセットしました」
  • 「ヘイシリ、二分半経ったら教えて」
    • 「はい、タイマーを2分と30秒にセットしました」
  • Siri の回答は他にもバリエーションあり
    • 「はい、○○分からカウントダウンします...」など

Alexa

  • 「アレクサ、タイマー二分半」
    • 「二分三十秒のタイマーを開始します」
  • 「アレクサ、二分半経ったら教えて」
    • 「二分三十秒のタイマーを開始します」

Google Assistant

  • 「オーケーグーグル、タイマー二分半」
    • 「版ですね、タイマーの長さはどのくらいにしますか?」
      • ↑長さ指定のコマンド音声入力待ちになる
  • 「オーケーグーグル、二分半経ったら教えて」
    • 「2分ですね、スタート」
      • 「〜半」の部分が無視され、切り捨てた時間のタイマーが開始される

Google アシスタントだけが無能という結果に。なぜだ。なぜなんだ Google アシスタントよ。せっかく Nest Hub を居間の良い位置に置いてるというのに。