@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

Book

関数電卓がすごい

SNS で見かけて気になった本。 この本は関数電卓ではなく計算リテラシーの本だ。ちょっとした計算を使いこなせるようになると生活や人生の役に立ちますよ、電卓があると楽にたくさん計算できるのでより計算が身近になり、結果的に計算を使いこなせるようにな…

思考の整理学

shelff で届いた本、初回三冊のうちの一冊(シークレット)。ChatGPT によると「外山滋比古による、思考法と発想法を解説したエッセイ集」。 「知的生産術」の文脈では梅棹忠夫の「知的生産の技術」と並び、必ずと言っていいほど紹介される有名な本。いつか…

同姓同名

本屋で見かけて、奇抜な設定に興味を持って買った。 同姓同名が大勢出てきてからが本番だが、それまでが長い。サラッと読めるので長さは苦痛ではないが。書き下ろしの短編のほうがよくできていると思う。 叙述ミステリーということになるのだろう。いくつか…

ぼくにはなにもない

Amazon Kindle の Prime Reading に入ってて見かけたので読んでみた本。大人、特に孤独な中年男性向けの絵本。と書くといかがわしい感じがするが、表紙の絵柄からわかるようにいかがわしい内容ではなく、さびしさをやさしく励ます内容。 おれは愛する家族も…

新版 考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則

shelff で届いた本、初回三冊のうちの一冊。ビジネス文書の書き方を指南する本。 レビューを読むと、第一部「書く技術」が一番重要で、残りはオマケという意見もあった。そもそも、第三部「問題解決の技術」などは新版になって追加されたもののようで、この…

炒飯狙撃手

SNS で「面白い、そして料理するシーンがめちゃ美味そう」との評を見かけて買ってみた。 タイトルから想像していたのは、「孤独のグルメ」の井之頭五郎みたいな地味なおっさんが炒飯を作って食べる傍ら裏稼業のスナイパーとして暗殺に明け暮れる、でも狙撃は…

航空管制 知られざる最前線

東京駅の BOOK COMPASS(猿田彦珈琲と併設)で帰りの新幹線の暇つぶし用に購入。もちろん車中では読みきれなかった。 特殊な業界の専門家による話は面白い。とはいえ読んで何かすごく印象に残る類のものではない。著者が規律遵守よりも柔軟な対応を好むタイ…

哲学的な何か、あと科学とか

shelff で届いた本の読了一冊目。難解で専門的な話を易しく噛み砕いた読み物系の本。 「哲学」というワードにひかれて選んだが、哲学の話は少なめ。科学の話、特に量子力学の話が多い。マイケルソン・モーリーの実験って大学のときにやった気がするなーとか…

ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義

Kindle ストアで見かけて、パレスチナ問題について本を一冊くらい読んでみるかと買ってみた。二部構成だが大学での講義・講演がもとになっていて、内容は大体同じなので、六割ほど読んだあと巻末の質疑応答を読んで終わりにした。強いバイアスを感じすぎて読…

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

従兄弟に「ぜひ読んでみて」とまで言われたので、そこまでいうならと読んでみた。本屋やオンラインストアで何度か見かけて気にはなっていたし。 ものすごく理屈っぽい効率厨の人が書いた本、という印象。同意できる部分もあったし学びもあったが、根本的な部…

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

少し前にSNSで話題になっていた本。最近読書ができていなかったので、身近なテーマだと思って読んでみた。数ヶ月ぶりに読了できた本。 人々は本を読む余暇・余裕もなくなるほど全身全霊で仕事しており、そういう態度を称賛する文化や社会の仕組みがそうさせ…

本当に君は総理大臣になれないのか

立憲民主党所属の衆議院議員、小川淳也の政策に対するインタビューと生い立ちについて書いた本。 小川淳也は映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で注目を集めた若手議員で、観てはいないもののタイトルは見かけたことがあって意識の片隅にはあったが、人…

「仕事ができるやつ」になる最短の道

Apple Books で 500 円セールだったので買ってみた。人気ブログの記事を再編した感じ。もとがブログ記事なので短くて読みやすい。 短期で取り組むことから長期で取り組むことへ、という構成も興味をそそられた。が、短期で取り組むこと=最初のほうに書いてあ…

キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

日経で連載だか特集だかしてたものを一冊の本にまとめた感じ。だが印象に残る部分はオンラインの記事になっていて、残りのエピソードは読んでも読まなくても、という感じ。つまり別に買う必要はなかった。 仕組み化とオペレーションの徹底で凡人の集団の平均…

インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド

THE MODEL を買ったときついでに買ってた一冊。 これもセールスフォース出身者が書いた本。インサイドセールス組織の立ち上げとマネジメントに重点が置いてある。 仕事でインサイドセールス組織のマネジメントをやる人には具体的で役に立つかもしれない。そ…

THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス

マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの分業と共業による営業プロセス、レベニューモデルについて説いた本。 The Model というのは著者が米 Salesforce 本社で学んだ「型」を日本支社に持ち込む際に「例のやつ」的な感じで呼んでい…

40代から手に入れる「最高の生き方」 今すぐ知っておくべき人生を左右する「やっていいこと」「わるいこと」

Amazon の半額セールで半ば衝動買いした何冊かのうちのひとつ。半額で千円以下だし、とにかく何かビジネス書とか自己啓発書の類をなんでもいいから買って読みたかったので勢いで買った。自分も四十代だし。 内容は非常に浅かった。これはなかなかひどいレベ…

教団X

いかにもカルト教団を扱った話という感じのタイトル・表紙で、前々から気になっていた。長そうなので買うのに勢いが必要だった。 寝かせたぶん、期待が大きくなりすぎた。 作中でもオウムや 9.11 への言及があるが、それらの後に書かれたフィクションとして…

Elasticsearch NEXT STEP

仕事がら Elasticsearch のクラスタ?シャード?インデックス?の状態がおかしくなって?いろいろトラブルの原因になっているので修復しないといけない(手順はある程度確立されている)のだけどシャードってなに?レプリカとは?みたいにあらゆる用語・概念…

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

かの有名な Google のマインドフルネス本。マインドフルネスブームの火付け役はこの本だったという認識で、一つの時代を築いた本なのでともかく一読しておくべきだろうと思っていた(良くない選書の見本)。実際のところは Amazon の Prime Reading に入って…

たった1つの図でわかる! 図解経済学入門

「経済は需要曲線と供給曲線の図だけでだいたい説明できる」と豪語する割り切った本。たしかに一つの図のバリエーションだけで説明しきっているし、数式も一切出てこないのでとっつきやすくはあるが、ちょっと込み入った相関の話題になるとそれぞれの線の交…

考える人のメモの技術――手を動かして答えを出す「万能の問題解決術」

チャらくなさそうなメモの本ということで、世の「メモの達人」たちはどういうやり方でメモをとっているのだろう?どんな工夫をしているのだろう?ということを知りたくて、それによって自分のメモ技術を磨きたくて読んでみた。結果は、けっこう期待外れだっ…

こうすれば 絶対よくなる! ​日本経済 田原総一朗×藤井聡

元旦の早朝に「朝まで生テレビ」を観ていたら京大の藤井聡という教授が一番丁寧に議論していて話もわかりやすく、しかし彼の主張の根幹をなす「MMT」がなんなのかわからず、興味を持ったので著書を読んでみようと思って、田原総一郎との対談形式になっている…

図解と実践で現場で使えるGrafana

仕事で Grafana のグラフを読む機会がそこそこあり(ダッシュボードやグラフを作ることはなく、すでにあるものを読んでトラブルシュートの助けとするだけ)、基礎から応用・発展までなんでもいいから使い方について学びたいと思って、日本語で唯一見つかった…

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

「TODO リストはやめろ、スケジュール表に予定を入れろ」という説を初めて見たのはどこだったか覚えてないが印象に残っていて、改めて検索したところ本に書いてあることらしいと知ったのでその本を読んでみた。 1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘…

SAML入門

自社製品が SAML 認証をサポートしている関係でたまに問い合わせ対応するのだが、SAML の基礎知識も実用経験もないまま雰囲気で触っている状態だったので、理解を深めるために買った。 ちなみに仕事で触れ始めるまでは「SAML?Memcached の認証方式の一つで…

死刑にいたる病

これまで読んだ本の中で最も衝撃を受けた一冊に我孫子武丸の「殺戮にいたる病」を挙げたい身としては「〜にいたる病」という表題は無視するわけにいかず、少し前から Apple Books などで見かけて気になっていたところで、感想ブログも見かけたのでそれを機に…

ジーパンをはく中年は幸せになれない

書名が気に触るので「なんで?」だけ明らかにしておきたくてサンプルだけ読んだ。書名の話は導入部の「つかみ」だというレビューを見ていたので。 大方、「年相応の服装をしない人は考え方や立ち居振る舞いも年相応になってなくて、まだまだ若いという気持ち…

資格がなくても「旅行業」や「観光業」ができる本: ~「withコロナ時代」の2つの方法~

個人ガイドとして手広く活躍している著者が、旅行関連法や資格との兼ね合いを含めて個人ガイドができることできないことを説明したり、ガイドマッチングサービス各社の特徴を解説したり、ノウハウを(ある程度)共有している本。 なるほどそういう仕事もアリ…

ケーキの切れない非行少年たち

ずいぶん前に買って積読だった本。といっても 2019 年の本なので思ったより最近のことだった。 非行に走る少年少女のなかには人知れず軽度の知的障害を抱えている子たちが相当の割合いそうで、矯正プログラムは「内容を理解できること」を暗黙の前提としてい…