@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

Book

悪寒

たぶん二年前(この本の文庫版が出版された時期)、まだ前の前の会社に勤めてて毎日目黒まで通勤してた頃、渋谷の啓文堂書店で平積みになってて何度か買おうか迷って、iBooks で読みたいリストに入れたままになっていたやつ。 本気で推理を楽しむようなもの…

擬態

二十代の頃は、北方謙三の小説など読むものかと思っていたものだったが、ものは試しで読んでみた。これがハードボイルドというやつらしい。こういうジャンルは初めて読んだかもしれない。荒唐無稽だが、頭も使わないし、娯楽としては案外いい暇つぶしになっ…

騙し絵の牙

一、二週間前に読み終えた。 大泉洋を当て書きしたのは伊達じゃなく、作中の台詞を大泉洋が喋る様子がありありと脳裏に浮かんだ。 出版業界特有のエピソードよりも、中間管理職の苦労を描いたエピソードに感情移入せずには読めなかった。 「騙し」部分は、正…

数学女子 智香が教える 〈マンガ〉仕事で数字を使うって、こういうことです。

漫画が多く文章が少ないのでサクッと読めた。 数字で会話することは、仕事の内容を具体的にすること。具体的になるから行動に移せる。行動に移せるから改善もできるし問題解決もできる。だから成果に直結する 数字で会話するためには、まず自分で数字を作る…

出版禁止 死刑囚の歌

奥さんが買ってきた本。面白いよと感想を聞いていたので読み始めたら続きが気になって止まらなくなり、翌日仕事だというのに朝まで読み耽ってしまった。真面目に謎解きをしたくなるミステリーで、これはと思うシーンを何度も読み返しながら推理して余計に時…

紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人

一年半くらい前に本屋で見かけて買った本。「紙」にこだわった装丁の本ということで、ミステリーの内容にも「紙」が関連してるのなら面白そうだと思って買った。本棚に積んで忘れてたのを発見して読んでみたけど、内容は平凡だった。確かに紙は物語の要所で…

サポートを伝える技術

サポート業務に関連しそうな本を調べていて見つけたので読んでみた。問い合わせる側の心得を説く本。特に目新しい発見はなかった。 英語サポートに問い合わせる文面を書くテクニックとして DeepL 翻訳にかけると紹介があったが、 DeepL は無料版だと翻訳にか…

サポート業務の極意 いかにしてストレスなく、顧客満足度を上げることができるか

カスタマーサポートの仕事をするのは初めてなので、そもそもどういう仕事なのか?という基本的な知識をインプットしたいと思い、手頃そうなこの本を読んだ。 平易な内容でわかりやすかった。文章もとても読みやすかった。短いので短時間で読み切れたし、値段…

リモートワークの達人

37signals (Basecamp) によるリモートワークの利点をこれでもかと説く本。 こんなご時世だからまた似たような本を書いたのかな、と思いつつ読んでたら、どうにも既視感がありすぎたので改めて表紙をよく見たら、「Remote: Office Not Required」の邦訳「強い…

insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

自己認識とは何か、なぜそれが重要か、を説いた本。 自己認識は二十一世紀のメタスキルである 人生の成功にとって重要な能力は自己認識が基になっている 自己認識には二種類ある 内的自己認識 自分自身を理解する能力 外的自己認識 周りが自分をどうみている…

武器になる哲学

昨年秋、11月に読んでいた。 記憶が曖昧、かつ Kindle Unlimited で読んですでに解約済みなので再読できないのだけど、この本は西洋哲学の歴史と進歩を順を追って説明するものではなく、著者が「今でも役立つアイデア」と「今では陳腐化しているが、考え方に…

罪の声

前から気になってたけど読み切れる気がしなくて二の足を踏んでいたが奥さんが読む気になってあっさり読み終えてしまい、実家の母に送る予定だというのでその前に読もうと思って何週間かの中断を挟みつつ読んだ。 映画化されて帯にも映画のワンシーンが映って…

ザ・コーチ

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本 - @kyanny's blog 当時の指南を物語風にする本のレビューに「ザ・コーチを踏襲している」とあってタイトルを知った気がする。 Kindle Unlimited にあったので読んでみた。 目標設定のやり方を指南する本。 目的←ゴー…

改訂新版 マインドマップから始めるソフトウェアテスト

元同僚の QA エンジニアから薦められた本。彼と仕事をしている間に買って、その間に読み終えることはできなかったが、先日 Kindle HD 8 の程々に綺麗で程々に大きい画面のおかげで読み終えた。 テストのプロセス全般について噛み砕いて説明してあるのはとっ…

未来からのホットライン

ホーガンの時間もの。一年以上前に買って少し読んで積読してたけど、水濡れでボロボロになっているのを発掘して乾いてからポツポツ読んだ。 まぁまぁ、という感じだった。「星を継ぐもの」ほどの驚きは無いし、「時砂の王」ほどの感動も無かったが、読んでお…

やり抜く力

副題も含めたタイトルは、 やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける TED Talk でも有名な話。 グリット・スコア 「やり抜く力」をはかるための「グリット・スケール」というツールが紹介されていて、これを使うと…

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本

Prime Reading に入っていたので読んだ。長期分散投資を勧める本。その割に「おすすめ投資信託」にアクティブファンドを入れたりしてるのは忖度を感じた。長期分散投資のメリットを知っていれば読む必要は無い(無かった)。 日本一カンタンな「投資」と「お…

漫画バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則

黄金に愛される七つ道具 収入の十分の一を貯金せよ 欲望に優先順位をつけよ 貯えた金に働かせよ 危険や天敵から金を堅守せよ より良きところに住め 今日から未来の生活に備えよ 自分こそを最大の資本にせよ 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則 家族…

会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。

サイボウズの社長が書いた本。なので、ポジショントークであることは考慮が必要だが、「会社とは何か」について本質的な指摘をしており、サラリーマンは一読の価値があると思う。 要約 「カイシャ」は実体も意思も無い 取締役がカイシャ(法人)の資産の使い…

東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

要約 感想 ハイライト 要約 これは「中学数学の要点を5〜6時間でさくっと終わらせる」本である 著者によると、数学とは大きく三つの分野に分けられる 代数(algebra) = 数・式 解析(analysis) = グラフ 幾何(geometry) = 図解 そして、各分野において、…

連鎖退職

要約 感想 メモ ハイライト 優秀な人材の退職が組織に与える影響 マネジメント体制 ファーストランナーの退職が逆に良かったケース 信頼される管理職 連鎖退職の火消しをして燃え尽きた管理職 要約 これは「従業員が立て続けに辞める事象 = 連鎖退職」につい…

まんがで身につく 続ける技術

要約 不足行動を増やす先行条件・動機づけ条件 行動のハードルを低くする 要約 これは「行動科学マネジメント」の本である 行動科学マネジメントは「行動」に焦点をあてる 「行動」は三つの要素から成り立っている(ABC モデル) A → 先行条件 B → 行動 C → …

読書の技法

面白かった。文章がわかりやすく、読みやすい。 要約 感想 ハイライト 要約 著者の主張は「読書は有用だ」である。なぜなら、読書を通じて体系的な基礎知識を身につけられるから 読書の基本は「熟読」である。熟読の極意は「同じ本を三回読む」 一回目: 線を…

仮面病棟

当直のバイト先の病院にピエロの仮面を被った強盗犯が押し入り…というミステリー。面白かった。 function showSpoiler1722edb44a9() { if(window.confirm('ネタバレを含む感想文を読みますか?')) { document.getElementById('showSpoiler1722edb44a9').inne…

儚い羊たちの祝宴

意味がわかるとじわじわ怖いホラー、みたいな感じの小説。全体的におどろおどろしい雰囲気が漂っているが、そういうことかと驚く感じは、仕掛けがいまいち弱くてそこまでインパクトがなかった。読後にネタバレ感想記事を読んでオチを再読したりする有様。 ア…

「衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス」との煽り文句だったが、そこまででも…という感想。ラスト一行、確かに「あれっ??」とはなったけど。意味がよくわからなくて「噂 ラスト一行」で検索した。 「サイコ・サスペンス」には偽りなかった。なんとなく「…

知識を操る超読書術

すっかりメンタリストじゃなくて YouTuber になってしまった感がある DaiGo の本(活動の本拠地は YouTube じゃなくてニコ動の有料チャンネルらしいが)。 「本の読み方についての本」を読むのが好きで、これまで知らなかった読書のコツみたいなものが知れる…

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

3分の2くらいまで読んで止まってたのを読み切った。 全体的に「素晴らしい人物の隠れた偉業」というトーンでエピソードが紹介されているが、一歩引いて見ると、フットボール(超がつく体育会系・男社会)のコーチ時代のノリのまま汚い言葉を使ったりするのは…

Think CIVILITY: 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である

礼節の大切さを説いた本。特筆すべき点はなく、まあそうだよねと想像できる範囲の内容。 「礼節チェックテスト」の項目が載ってるが、採点基準は載ってないので本だけでは役に立たない。著者のウェブサイトで「Assess Yourself」からテストを受けられるが英…

取締役の心得

先日読んだ「部長の心得」に、「一ランク上の本を読め」と書いてあった。割とよく聞くアドバイスではあるが、同じ出版社のシリーズ物?に一ランク上の本があったので、取締役なんて自分には縁のない話だと思いつつも読んでみた。 「取締役向けの本は法律的な…