@kyanny's blog

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2024 J3 第22節 ⚽️ツエーゲン金沢🆚ヴァンラーレ八戸 #zweigen

1-0 で辛勝。八戸のパワーに押され押し返され続けたが、後半残り4分に MF 梶浦が身体を張って獲得した PK を MF 加藤が執念で決めて勝利を手繰り寄せた。

金沢は MF 西谷和樹が加入後二試合目にして早くもスタメン。FW はマリソンに変わって土信田がスタメン。MF 石原は二試合続けてベンチ入りせず。公式 Twitter の集合写真にも写っていなかったことから SNS では移籍するのではと噂されていたが、それが現実味を帯びてくる。そして GK 白井がオープニングマッチ以来のベンチ入り、山ノ井は初のベンチ落ち。背番号 21 のターコイズブルーを着ていった身としてはちょっと悲しい。

試合内容は良くなかった。スタッツを見ると金沢のほうがシュート本数が多かったが、枠を大きく外したりミートせず威力のないシュートばかりで、前半にホームゴール裏に向かって攻めてくるのを待ち構える構図で観ながら、セットプレーの回数が増えるたびに得点の気配が薄れていくような気がした。

ただ、西谷和樹が左サイドの深い位置でボールを持つとワッと歓声が上がってスタジアムが沸いた。やはり注目度の高い選手で観客の期待も大きい。残念ながら決定的なシーンはなかったものの、ドリブルで仕掛けるときの動きは他の選手と一味違う雰囲気があった。

後半、サイドが逆転すると、ディフェンスラインの裏にボールを入れられて走らされるシーンが目立った。暑いなかディフェンス陣はかなりスタミナを消耗したのか、後半が進むにつれてミスも目立つようになり、ハラハラした。ロングボールの対応も、空中戦の競り合いは負けていなかったものの、どういうわけか最後にボールが収まるのは八戸の選手の足元ばかりで、試合を支配したとはいえない出来に見えた。

そんななか梶浦はよく走っていた。八戸の 29 番とやりあったシーンは危なかったが(カードが出るのでは、という意味で)、負けん気が強いところも含めてチームの中心選手だ。PK をもらったシーンは遠かったのでよく見えなかったが、怪我?が重くないといいのだけど。梶浦抜きでは金沢の昇格は無理だと思う。来年も居てくれるとは思えないから、そういう意味でも今年昇格しなければ、今後数年は J3 のままだろう。

ヒーローインタビューは何故かキャプテンの DF 畑尾だった。強面に似合わず声は高いしノリも良い。試合後の公式 Twitter に投稿されていた集合写真では、背番号6(梶浦)のユニフォームを掲げていたり、試合中はファールで試合が止まったタイミングでこまめに審判と話してコミュニケーションを取っていたりと、気遣いが細やか。それでいて番記者のウェブメディア記事ではチームの練習の雰囲気に物申す様子が報じられたりと厳しい一面もあり、謎。

その集合写真には石原も写っていた。移籍ではないということなのか、移籍するけど勝利は祝いに来てくれたのか、まだ何の情報もないので些細なことで振り回されてしまう。そして山ノ井は珍しく表情が硬かった。今シーズン初めてベンチ入りできなかったので無理もないが、普段は常にさわやかスマイルで写真に写ってる印象なので特にギャップを感じた。

富山と相模原が勝ち点を重ねたので金沢は6位のまま変わらず、プレーオフ圏ギリギリを維持。まだまだ混戦だが、2位今治とも7位大阪とも勝ち点3ずつ開き、徐々に見えてきた感もある。次節は5位の相模原、今治に続いてまたも直接対決の大事なアウェイ戦。次はどこのパブリックビューイングで観戦しようか。

今回も汗でびっしょりになったが、替えのTシャツを持って行って帰る前に着替えたら非常に快適だった。しかしハーフパンツも濡れていて座ると不快だった。綿のもので乾きが遅いので余計に。速乾性のものを買ったので次回はそれを履いていく。

今回もドローンショーがあった。天気も晴れてよく見れた。今回はデジカメは持っていかず、iPhone で動画を撮りながら写真も撮った(iPhone ならそれができることを思い出して、それだけでいいかなと)。写真を見返して、一台光がついてないドローンがあったことに気づいた。

今試合限定の夏ユニフォームも手に入れた。そして、ファンクラブ会員限定の抽選に当たって地ビールセットをもらった。GK ユニフォームにワンハート石川のロゴプリントもした。帰りの駐車場からの退出は、片川一車線の対面通行の公園内道路を一次的に片側二車線の一方通行にする実験をしていて、かなりスムーズに退出できた。ジリジリしてややストレスの溜まる試合内容とは裏腹に、それ以外は大満足だった。