二回目は以下の三冊。
「女ともだち」は表紙を一目見ただけで「読みたくねぇ……」と思った。ものすごく、おどろおどろしい印象。背表紙に書いてあるあらすじも、
衝撃の結末が女たちの心の闇をえぐり出す、ドロドロ濃度200%の長編ミステリー。
ホラーではなさそうなのがまだしも救いか、いやホラーだったら読まない選択をスパッとできたものを……とも。とりあえず、ブックカバーをかけるか(書店でつけてもらえる紙のものがどこかにあるだろうか)、カバーを外すかしたい。
いや、カバー裏の著者紹介をみると、真梨幸子は「殺人鬼フジコの衝動」を書いた人だった。あれは奥さんが Hulu が何かでドラマを観ていたのを断片的に見かけただけでも怖かった。その著者が書いたのなら、やはり相当怖そうで、腰が引ける。