@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

YOSEMITE CAMERA STRAP MILITARY KHAKI ヨセミテ カメラストラップ / ミリタリー カーキ

久しぶりに趣味の買い物をした。レンジファインダースタイルのカメラでは定番の一つであるロープ型のストラップ。のなかでも定番中の定番らしいヨセミテの、ミリタリーカーキ 126mm を買った。

かれこれ一年以上、新しいカメラストラップが欲しかったが、なかなか食指が動かなかった。それなりのものを買おうとすると値が張る(特に革製品)のもあったし、そういう活動に割くエネルギー(というか物欲)がずっと不足していたのもあった。

実は本命は ULYSSES のスリングショットだったのだけど、気に入った色がなかった(昔売ってたらしい、オリーブかブルーが欲しかった)。そしてロープ型は見た目がゴツくて、なんとなく流行りすぎというか、定番すぎる印象があってやや敬遠してすらいたのだけど、他にこれといったものもないし、さすがにいつまでも間に合わせでつけているストラップ(LUMIX G1 か何かに付属のナイロンのやつで、ばっちり LUMIX のロゴ入り)を使っていたくはない、かといって X100V に付属の FUJIFILM ロゴのものでは味気ない(といいつついずれノーマルこそ至高と回帰しそうな予感もあるが)、もう考えてもキリがないし、なにより久しぶりの「買う気・買う機」を逃すと下手したらまた一年とか経ってしまうかも、それならとりあえず少しでも気になるものは買ってみようではないか、ということで勢いに任せた(ではなぜスリングショットなり ULYSSES の他の革ストラップにしなかったかというと、それは明らかに妥協したことになってしまうので手に入れたストラップに愛着を持てないかも、と思ったのと、スリングショット以外も好みの色がなかった。革の仕入れ状況によりそうなので、タイミングが悪かったのだろう)。

ともかく手に入れて、X100V につけていた三角環を頑張って広げて外し、ヨセミテの丸環を頑張って広げてつけた。X100V に装着した人のレビューブログ記事(を読んだ記憶があるが探しても出てこない)で、X100V のアイレットの穴は小さめなのでヨセミテストラップの丸環はサイズがギリギリで余裕がないという情報を仕入れていたが、実際その通りだった。ギリギリ通せるけど、丸環の切れ目?というのか、そこにアイレットがギリギリ収まる感じで、付けたあと広げなおす幅が無くて二度と外せなくなるのではと焦った(付けてからやばそうと気づき、頑張って丸環を広げ直してちゃんと外せることを確認して一安心)。

おわかりいただけるだろうか、赤丸で囲った部分が丸環の切れ目で、切れ目の間の幅(環が完全に二重になってないぶんだけ他の部分よりわずかに厚みが薄い部分)がアイレットの幅とほぼ同じなので、丸環を付けるとギチギチで動く余地がほとんどない。丸環の切れ目部分を持ち上げてアイレットを間に通して外そうとしたとき、かろうじてアイレットと干渉しないのでセーフだが、計算して作ってあるのかたまたま運良く幅が足りたのか不明。もう少し余裕を持たせてあると安心して使えるのだが。

まだ付けたばかりで持ち出していないが、質感は上々。ロープ型はケバだってチクチクしたりしないかも少し気掛かりだったが、そんな材質ではなくてしっかりしてて肌触りも良い。首に掛けても擦れて痛くなる心配はなさそう。革部分の黒もきまっている。色は全部真っ黒のカラス、ロゴだけ白文字で他全部黒、ロープがカーキで革部分が黒の買ったやつ、ロープがカーキで革部分がキャメル、など数種類で迷ったが、服でもモノでも選ぶセンスに間違いがない奥さんの意見を聞いて「まあこれじゃない?」というのにした。案の定、おそらくこれで正解で、カーキの渋さはもちろんのこと、革部分が黒なことで引き締まった印象になって黒い X100V とよく似合う。これで革がキャメルだったらちょっと可愛いすぎ、カーキのロープとは合わないし、かといってロープを黒にするとカメラとあわせたときの印象が重くなりすぎてキャメルが浮いてしまっただろう。

長さは「大は小を兼ねる」で長めの 126mm のほうにしたが、首掛けだとやや長すぎ、斜め掛けでも若干長いが、冬場にコートの上から掛けることを考えるとこのくらいの長さがないと厳しい。ロープをうまく結べば長さ調節できるようなので研究したい。ストラップをカメラ本体に巻き付けた状態で置いたときの座りの悪さなども、うまい巻き方を研究したい。