DELL の 27 インチ 4K ディスプレイ。年明け早々に 20% 値下げしてたタイミングで買った。どうしても USB-C 給電できるディスプレイにしたかったので、選択肢がほぼなかった。
広い机、ちゃんとした椅子とくればやはり広いディスプレイと良いキーボードを使いたい。ということで去年から狙っていたモデルだった。組み立ては驚くほど簡単で、設置も難しくなかった。ただ、MacBook Pro と接続する際、手持ちの白い USB-C ケーブルで繋いだら給電も外部ディスプレイ認識もせず焦った。ディスプレイに付属の黒くてやや太くゴツい USB-C ケーブルで繋いだらちゃんと動作した。あまり見た目が気に入らないが、仕方なし。USB-C はこういうところが難しい。
使い始めて二週間くらい経つが、視力の衰えた身には 4K は不要だった。解像度を 3840x2160 まで上げられるが、字が小さくなりすぎて読めないので下から二番目の 2560x1440 で使っている体たらく。それでも物理的な広さの恩恵は多少受けられているが、長年の 13 インチ一枚生活に慣れきっているので、活かせているとは言い難い。色とか写りとかは、なんの不満もない。
これだけ広いとウィンドウをいい感じに並べたい、が手作業でやると細部を気にしてしまうのでタイル型ウィンドウマネージャー的なものを導入しようと思い、ウィンドウマネジメントツールとしては定番の BetterSnapTool と BetterTouchTool、そして Magnet あたりを見比べて BetterSnapTool を買った。Magnet の方が簡単で良さそうだったが 1200 円もするのに対し BetterSnapTool は 480 円で高機能。キーボードショートカットは Magnet のを参考に似せて設定した。BetterSnapTool と BetterTouchTool の違いなども解説ブログを読んでリサーチした、が今検索したら BetterTouchTool は Mac App Store では売ってなかった。
物理的に広いディスプレイを使って気付いたのは、視線の移動距離が多いのと、そのために首を動かすことが増えた。ほんのわずかではあるけど、ラップトップだけのときと比べると顕著な差。なんとなく動きに慣れなくて、首を痛めそうな気がする。首のストレッチとかを意識的に増やしたほうが良さそう。
USB-A 端子は充電可能なポートとそうではないポートの二つついているが、充電可能ではないポートは背後の各種インターフェースが密集している部分とは別のところについていて、それを見落としていて USB-A ポートも一つしかないと勘違いし、WebCam と REALFORCE の両方を接続するには USB ハブが必要かと勘違いして Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ, USB ハブ バスパワー 軽量 コンパクト MacBook / iMac / Surface Pro 等 ノートPC 他対応 USBハブ テレワーク リモート 在宅勤務 を買ってしまった。まあ将来の拡張性を確保したと思っておこう。
問題は MacBook Pro のほうで、職場のセキュリティポリシーの関係でクラムシェルモードでの取り回しにやや難がある(回避策はある)のと、1Password の認証にも Touch ID を使うので MacBook Pro を閉じておくのは結構不便になりそうなことがわかった。職場のアクセス認証用には YubiKey も使うが、クラムシェルモードにした状態で YubiKey をどう配置するかも悩ましいポイント(5C Nano を本体に挿しっぱなしにしているので、触れる位置に配置しないといけない)。USB ハブ経由でも USB-C ポート次第では 5Ci が反応することは確認したが、せっかくスッキリした机の上が微妙になる。REALFORCE に直接挿せれば・・まあ、そういうオマケが付いてないのがいいところなので。結局、ディスプレイの右隣に普通に置いている。画面への距離が遠いので Slack すら置いておく気にならず、Spotify とか置いていて完全に無駄。やっぱりクラムシェルモードにして、1Password はどうするか・・毎回マスターパスワードを入れるのはかったるいなあ。Lock 頻度を下げるのもやや気が引ける、が仕方ないか?