@kyanny's blog

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Lightning - SDカードカメラリーダーを買った

今年は写真をもっと楽しもうシリーズ、第三弾。

カメラで撮った写真はGoogleフォトにアップロードしているが、この作業が非常に手間だった。そもそも自宅でそれほど頻繁に私物パソコンを使わないので、常駐自動アップロードソフトは便利ではない。あと、アップロードに失敗することもたまにあるが、これが厄介で、歯抜けは気持ち悪いし、アップロードし損ねた写真が素敵な一枚だったらと思うと気になってしまう。なのでSDカードからパソコンにコピーして、それをまとめてブラウザからアップロードしているのだが、この作業はステップ数が多いし時間もかかるのであまりやりたくない。すると写真が溜まっていき、余計にやりたくなくなる。いよいよ溜まりすぎて数千枚くらいになってやり始めるとアップロード完了まで一晩はかかり、その間ノートPCをスリープさせずにつけっぱなしにきておくのも場所をとる。

と、面倒極まりないワークフローだったが、面倒ポイントを分解すると、面倒なのはアップロード完了待ちの間のパソコンの管理維持と気づいた。写真のコピー自体は大したことはない。普段オンラインになってない(起動すらしてない)マシンを使うことが億劫なのだ。MacBook Airの容量をケチったせいで使える容量が40GB弱しかないのもネックだ。一度写真をコピーしたらアップデートしきるまで消せないのだが、容量不足でずっと残しておくこともできない。ならば普段からオンラインになっていて容量の大きいマシンをアップロード媒体に使えばいい。つまりiPhoneだ。容量は100GB近く空きがあり、Googleフォトアプリも入っている。そしてiCloud Driveは2TBプランを契約していてたっぷり余裕がある。iPhoneで写真を取り込みiCloudとGoogleフォトの両方にアップロードさせておけば二重化バックアップにもなる。

OM-D E-M1 Mark IIとMacBook AirをUSB-Cケーブルで直結したときはカメラ側をストレージとして接続して写真を直接取り込めたが、Lightning - USB-CケーブルでカメラとiPhoneを繋いだときはiPhone側の写真アプリで写真をブラウズ・取り込み出来なかった。仕方ないのでLightning - SDカードカメラリーダーを購入し、これを解決した。

いざやってみると、これが劇的にワークフローを改善して素晴らしい体験だった。写真の取り込みはスムーズで時間も大してかからない。そして取り込んだらそれでオシマイ。あとはほっとけば自宅のWi-Fiに繋がってる間にiCloudとGoogleフォトにアップロードしておいてくれる。さらに、iPhoneの写真アプリでカメラの写真を見られるので、これも写真を見る機会を増やすことに一役買った。iPhoneの写真アプリはExif情報での絞り込み検索ができないようなので、カメラで撮った写真が何百枚も並ぶとiPhoneで撮った写真のほうを探しづらくなるかというのがやや懸念だったが、取り込みの利便性と比べればどうとでもなりそうだ。

 

Apple Lightning - SDカードカメラリーダー

Apple Lightning - SDカードカメラリーダー

  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: Wireless Phone Accessory