今年は写真を楽しもう、ということで、久しぶりにレンズを買った。
35mm換算で35mm前後の広角単焦点レンズがあると散歩のときのスナップ撮影によさそうと思って、年末年始ずっと価格comのレビューを中心に買った記事を読みあさってオリンパスの17mm F1.7と比較検討したが、焦点距離はやや異なるもののこちらのほうが評判が良かった。パナライカでもライカはライカということか。単なるブランド意識かプラシーボ効果かとも思ったが、原色系の発色が良いというレビューもあったし、「このレンズを買ってから撮影が楽しくなりました」というレビューが決め手になった。
実物はオリンパスのに比べると金属感がやや薄いが、かえってちょうどいいくらいかもしれない。画角はまさにちょうどよい。ズームレンズで35mm換算35mmあたりで撮ってもまだやや狭く感じることがけっこうあるので、35mm換算30mmは見たままの風景を見たまま写すのにうってつけと感じる。おれは普段ぼーっとしていて周囲の物事にろくに注意を払っていないが、そうしてなんとなく風景を眺めている視界がこの焦点距離に近いのだろう。いわゆるスマホ画角とも言われるようだが、iPhone 11と比べるとこちらのほうが心地いい。iPhone 11は通常レンズでもけっこう画角が広く感じる。
吉祥寺のヨドバシカメラで買った。保護フィルターはセット割引で安くなるのが今回はKenkoだった。保証延長をつけたので実質ポイント5%で、ちゃんと計算してないがマップカメラのほうが若干安かったかもしれない。保証範囲もマップカメラのほうが広いようだし。
写りの良し悪しの差は、カメラの背面液晶で見てても正直いってよくわからないけど(これについては差を感じて楽しめるように別案がある)、撮り始めてすぐにこれまでのレンズと比べて、ホワイトバランスの違いによる色の差を強く感じた。これこそレンズで差が出るような部分ではないのかもしれないが、ともかくそういう新鮮さがあった。
パナソニック 単焦点 広角レンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. ブラック H-X015-K
- 発売日: 2014/05/15
- メディア: Camera