@kyanny's blog

商品にならぬ技術は役に立たない - トーマス・エジソン

OLYMPUS

オリンパス、赤字のカメラ事業売却へ-産業パートナーズと合意 - Bloomberg

今後のオリンパス映像製品の販売・サポートサービスについて:2020:ニュース:オリンパス

オリンパスが映像事業を投資ファンドに事業譲渡する。今後のサポート継続やブランドの維持なども報じられているが、事実上の撤退ということで、世間の反応は「試合終了」という感じだ。

OM-D E-M1 Mark II ユーザーとしては残念だし、マイクロフォーサーズの将来も気になる。フルサイズに舵を切ったパナソニックが今後もマイクロフォーサーズ規格のカメラやレンズを開発・販売し続けるだろうか。プロ・ハイアマチュア向けのフルサイズとカジュアル路線のマイクロフォーサーズという棲み分けはありそうだが。オリンパスのレンズをパナソニックのボディで使うのも気分的に微妙だ。

事業譲渡先はVAIOブランドを再生させた手腕があるとのことだが、デジタル一眼なんてもはやごく一部の趣味人しか買わない商品で、V字回復できる余地などあるんだろうか。小型軽量で値段も安いのがマイクロフォーサーズシステムの利点だが、ブランドプレミアで高額になってもファンはついてくると踏むのか。レンズ資産があるのでついていかざるを得ないというシナリオもありえるが。

こうなると将来性の無いオリンパス機の価値は下がる一方になりそうだが、乗り換えを検討すべきか。むしろ長く持っていたほうが、部品取り用途なり懐古趣味なりで価値があがるだろうか。なんにせよ、乗り換えるとしたらどのメーカーか、考えておいて損はない。

といっても選択肢は多くない。FUJIFILMのフィルムシミュレーションには憧れるが、ボディ内手ぶれ補正搭載機は限られる。フルサイズは高いし重いしオーバースペックだ。となるとSONYのα6000シリーズくらいしか残らない。ボディのフォルムは好きになれないがα6400以降は猫瞳AFがあるしα6500以降はボディ内手ぶれ補正も搭載しているようだ。SONYの軍門に降ることになるが、OM-D E-M1 Mark IIを買うときだってα6000シリーズとどちらを買うか紙一重だったので、そういうさだめといえなくもない。α6000シリーズなら最新機種でもボディ価格15万弱。フルサイズになると20万を超えてくるし、レンズ価格も高くなる。E-M1 Mark IIはプロスペックの最上位機種であることも密かに嬉しかった。そういうのはもう味わえなくなるが仕方ない。

妄想するのは寂しくも楽しくもあるが、OM-D E-M1 Mark IIが動くうちは(レンズを買い足したい欲求を我慢しながら)使い続けるだろうから、数年後の買い替えタイミングまでにせいぜい貯金でもしておこう。