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@kyanny's blog

Write down what I learnt. Opinions are my own.

PayPal の氏名変更

6年前に結婚して姓が変わったが、 PayPal アカウントの氏名を変更していなかった。氏名変更には公的書類の提出が求められるため、面倒くさくて放置していたが、一念発起して片付けた。

婚姻による氏名変更の場合は、現在の氏名を証明する書類と、旧姓と新姓が同一人物であることを証明する書類の二種類が必要だった。前者は運転免許証でよかったが、後者が問題だった。

公共料金の請求書、というのが必要書類のラインナップにあったので、最初はそれを撮影して申請したが、婚姻による法的な氏名変更の場合は以下の書類のいずれかでなければいけないと却下された。

  • 新旧の姓が記載された住民票
  • 戸籍謄本
  • 戸籍抄本
  • 婚姻の受理証明書

このいずれかが必要だったが、戸籍謄本および戸籍抄本は本籍地の役所でないと取得できない。婚姻届を提出する際に、新しい戸籍の本籍地を妻の地元である石川県金沢市にしたので、この二つを手に入れるのは厄介だ。旧姓、つまり俺の父の戸籍も埼玉県にあるので、これもすぐには手に入らない。よって、これら以外の書類で済ませたかった。

住民票が一番手軽に思えたが、結果的にはダメだった。まず、住民票・税証明カードというものを使うと住民票を発行できる機械が家の近くの図書館に設置してあり、そこで一枚取得してみたが、旧姓は記載されなかった。次に数駅先にある役所の出張所の窓口へ行ったが、結婚から5年以上経つと住民票に新旧の姓は記載されないらしく、さらに俺の場合は新旧の戸籍がいずれも現在暮らしている区に無いので、コンピュータで戸籍を追跡して姓が変わったことはわかるが、それを書類にはできないようだった。

残るは婚姻届の受理証明書しかない。これがダメなら金沢から戸籍の書類を取り寄せるしかない。しかし婚姻届は現在暮らしている区に提出しており、受理証明書は届けを出した役所でしかもらえないものなので、条件は満たしている。6年前のことなので係の人が探すのに苦労していたが、婚姻届を出した日時を正確に覚えていたのが幸いして、なんとか見つけてもらえた。もらえたのだが、その書類を手にするまでにもう一つ障害があった。

受理証明書を取得するための申請書をその場で書かなくてはならないのだが、その書類には現在の本籍と筆頭者の氏名および生年月日を書く必要がある。しかし本籍なんて覚えているわけがない。 Evernote にメモも取っていなければ、アドレス帳にも入力していなかった。運転免許証に電子データとして埋め込まれているが、あいにくそのデータを読み出す手段を持ち合わせていなかった(Android ではなく iPhone を使っていることを後悔した)妻に電話をかけても繋がらず、万事休すだったが、見兼ねた係の人が書類を見ながら書かせてくれた。

ようやく必要な書類が揃ったので、改めて iPhone のカメラで写真を撮り、 PayPal のアカウント管理画面から氏名変更の申請をして写真をアップロードした。一週間ほどで無事に受理されたが、書類が全て日本語で書かれていたせいか、氏名も漢字表記に変わってしまっていた(元はローマ字表記だった)。ローマ字表記のまま新姓にして欲しかったけど、その場合はどういう書類を出せば良かったんだろうか。別に漢字表記でも PayPal の利用に支障は無いんだろうけど、なんとなく残念な結果になった。めんどくさいから当分はこのままでいいけど、いつかローマ字表記に変更する方法を調べたい。

今回やってみて学んだことは、本籍・筆頭者・妻の生年月日・婚姻届を提出した日および提出した役所(出張所)の名前など、めったに使わない情報ほど、 Evernote なり Gmail なりアドレス帳なりにメモしておくべき、ということだ。