自分もたぶん過去にはてブで暴力的なコメントをつけてきたはずなので(忘れたけど)他人事じゃなく、「自分も含めて」この指摘を読んだ。
テロをするということはそういうことだというのは理解しているのならいいけど、外部に攻撃的でない非モテの人たちからすると大変迷惑な行為であることは理解してもらいたい。
少なくとも、id:rAdio氏は、「テロである」という意識をもってコメントをつけていると思う。氏のはてブコメントで何度か「テロ」という文字をみたことがある。
で、争いごとを好まない非モテからすると迷惑だ、という部分だが、「罪もない善良な市民があらぬ疑いをかけられて迷惑な思いをしているからやめろ」といわれてテロ行為をやめるテロリストはいない。多分いないと思う。いないんじゃないかな。ま、ちょっとは覚悟しておけ。何の覚悟だ。
現状、はてなおよび周辺での非モテ話に参加しているブロガーの中で、「わたしは非モテです」と立ち位置をアピールしているひとの大多数は、モテに対して何かしらの攻撃的なアクションを起こそうと考えているひとだと思う。「外部に攻撃的でない非モテのひと」という層が、一部の過激派の行動によってその利益が損なわれるほどには、まだ多くはないんじゃないだろうか。「非モテ」という言葉が、一部のネットジャンキーだけでなく、広く一般の人たちにも浸透して、その概念も広まってしまうと、テロリストの横暴は大きな問題になっていくんだろうけど。
それと、はてブのコメントの公共性については、本来意図された使い方はおそらく自分用の覚書、一行メモだったはずだし、実際自分もブクマコメントの半分くらいはメモとして使っている。ただ、はてブユーザーが増えてきたことでコメント欄が本来以上の意味をもつようになってきたのも事実。
これを解消するには、はてながコメント機能を改良するというのが一番スマートな方法だと思う。コストはかかるが、それなりに現実的な案でもあると思う。各ユーザーが、おのおののはてブコメントの公開/非公開を任意に選べるようにすればいい。できることなら、記事単位、ないしタグ単位(カテゴリ分類ができるなら『公開カテゴリ』を作ると楽なんだけど)でアクセスコントロールができるようにする。で、「そういう機能があるんだから、誹謗中傷コメントでクレームがきてもはてなは一切関知しませんよ。ユーザーの責任において公開してるんだから」とはてなは言い切ることができるので、ユーザーは慎重になりあまり奔放なコメントはつけないようになる。ブクマコメントがらみではてなが責任を問われるケースは今後増えていくだろうから、機材やソフトウェアの整備でコストがかかったとしても、未来のリスクに対しては微々たるものだろう。
って書いてて思ったけど、暴力的コメントを好んでつけてるテロリストなひとたちはそのコメントを読ませたいがために書いてるのだから、全部「公開」にしちゃうはずだし、本当に訴えられたらどうしようなんて考えるわけないんだから、慎重にもなりはしない。性善説にのっとった場合には、ひょっとしたら上記の案でもうまくいくかもね、という程度のものでしかないなこりゃ。
追記:引用ブロック内でサイト名がおかしくなっていたのを直しました。