@kyanny's blog

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GitHub の未読通知をコマンドラインから開く ghn というツールをリリース

Ghn - commandline tool for GitHub notifications

GitHub の未読通知をコマンドラインから開く ghn というツールをリリースした。 $ gem install ghn でインストールできる。

Quipper では GitHub を使い込んでいる。毎日数十個もの通知が届く。未読と言われると読まずにはいられない性分なので基本的に全部読んでいるが、いい加減毎日何度もクリックするのに疲れたのでこのツールを作った。

ghn list と実行すると GitHub API を叩いて未読通知の URL を改行区切りで出力する。 UNIX のお作法にならい、他のコマンドにパイプして使える。

screenshot of ghn usage

とはいえ毎度パイプするコマンドを書くのも面倒くさいので、 --open というオプションもつけた。 Mac OSX の open コマンドで URL を開いてくれる。これができたら便利だろうなぁ、と思って作ってみたら思ったとおり便利だった。

いまのままでも自分にとっては十分便利なのだけど、せっかくだからもうちょっとやってみたいこともある。依存ライブラリを無くして一枚のスクリプトにパッケージングして Homebrew でインストールできるようにしたい、とか、 curses/ncurses ライブラリを使ってインタラクティブな (tig のような) UI に挑戦してみたい、とか。

バグとか要望とかあったら GitHub の Issue で教えてください。


今回はちょっと張り切って GitHub Pages でプロジェクトページも作ってみた。ちょっと大げさだけど、なかなかかっこ良い見栄え。どこかで「オープンソースプロダクトをちゃんと使ってもらうためにはドキュメントとかホームページをしっかり作るべき」という話を読んだのを思い出したせいもある。

あと、サードパーティーの開発者向けサービスで、名前は知ってるけど個人で使ったことはなかった Coveralls と Code Climate も導入してみた。導入には「Travis CIとCoverallsとCode Climateを使ってGitHubリポジトリにバッジを付ける - アインシュタインの電話番号」の解説が丁寧で役に立った。