@kyanny's blog

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胃カメラの検査を受けた

2018年の秋、入院中に受けて以来。

今回は検査前の喉の麻酔ゼリーを頑張ってかなり喉の奥まで届かせて、さらにスプレーでの麻酔薬も使ってもらったので、前回に比べたら幾分マシだったが、やはりしんどかった。気持ち的には今回の方がだいぶ憂鬱度は少なかった。

検査技師がカルテを見ながら「去年は(胃の状態が)良かったみたいですね、覚えてますか?」などとほざくので、「検査が猛烈に苦しかったことだけは覚えている」と言ったら軽く引いていた。検査中も反射が出まくり、力を抜けだの目で中空を見ろだの言われながらゲロゲロと唸り続けていたら、さすがに苦しみ方がひどいと理解したのか、「次回からは注射の麻酔で寝ながら検査することを検討してもいいかもしれませんね」と。

クローン由来と思われる潰瘍は無かった。胃粘膜が赤くなっている箇所が所々あり、ピロリ菌への感染が疑われるので同日に実施した血液検査でピロリ菌もチェックすることに。ピロリ菌は感染してたら除菌するとして、クローン病的には問題なさそうで一安心。

あと、食道と胃のつなぎ目の穴が広いことは昔胃カメラやったときに指摘されてたが、今回それを「ヘルニアがありますね」と指摘された。食道裂孔ヘルニアというものらしい。胃が横隔膜より上にはみ出てしまっている状態。特に生命に問題があるようなものではないようだ。このヘルニアがある人は胃カメラの検査中に空気が食道側へ抜け続けるので反射が起こり続け、従って検査が非常につらいそうで、道理でと思った。

年末年始

猫二匹連れて妻の実家に帰って年越しした。生まれ育った家でも土地でもないのでホームかアウェイかでいったらアウェイなのだけど、十日ほど滞在して毎日昼まで寝てたしなんなら飯食ってから昼寝までした。我ながら神経図太いというか態度が図々しいと思う。しかしそれですらまだ遠慮があるほうで、身体は休まったが心はさほどリフレッシュされなかった。というか自宅なら夕方まで寝てるところなので昼に起きるのは比較的早起きですらある。つまりやはりアウェイなりに気を張っていたということだ。

年末年始はいくつかやりたいこともあってラップトップを持って行ったりもしたが、結局一度しか開かなかった。二日くらいカメラ片手に数時間ぶらぶらと近所をうろついて、他の日は買い出しに付き合ったり買い物をしたり、一日にひとつかふたつの用事をこなしたらもうその日の予定は終わりという感じで、見事に何もしなかった。あまりにも何もしなかったので少し後悔するくらいだったが、自宅に戻ってから下園壮太氏の本のレビューを読んで、ああそうかおれは心が疲れていて何もしたくなかったのだ、だからきっと何もしなくて正解だったのだろう、と思うことにしたら少し気持ちが軽くなって、帰宅した翌日は一人で外出する気になれた。買い物をする気持ちにはなれなかったが、明日は買う気が出るかもしれない。

年末年始にじっくり考えようと思っていたこともあまりじっくり考えられなかったが、考えるも何も結論はもう見えていて、あとは自分が納得できる理由を見出せるかどうかに過ぎないのだろうな、と、薄々気づいていたが素直に認めたくはなかった結論に目を向けるしかないのか、ということを再確認するにとどまった。自分を奮い立たせるような、やる気に満ちあふれるような理由は特に見出せず、ただただ自己犠牲で穴埋めしなければという消極的な理由ばかりが積み重なっていく。いっそ心を無くして、できることと必要なことが重なり合うことだけやって過ごしてしまったほうが楽なんじゃないか?と思ったりもするが、それは邪悪なことだと思うし、心が死んだら流れで本当にふらっと電車に飛び込んで死んだりしかねないよなーとも思うので、何かしら妥協点なり突破口なりを見つけなければ。そういうので苦労したり努力したりすんのが嫌だっつう話でもあるんだけれども。

ムシカゴ オルタナティブマーチ

ダークでサイバーな雰囲気に惹かれてやってみた。半日くらいでクリアできた。フルコンプまではいかず攻略サイトをみた。このノリなら追加コンテンツに金払ってもいいかもしれない。

果たしてこういうのはゲームなのか…?とノベルゲー全盛期から思っていたが、まぁ他に呼びようもないのだからゲームでいいんだろうな。

ムシカゴ オルタナティブマーチ

ムシカゴ オルタナティブマーチ

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