@kyanny's blog

創造性は記憶によるところが大きい - 黒澤明

プチクリというイベントにいってきた

かの有名なロフトプラスワンでかの有名なオタキング氏がトークをするというので、いってきた。 republic1963 さんがブログで言及しなかったらイベントのことも知らないままだったろうなあ・・・いい機会をつくってくれて?ありがとうございました。

で、すごく面白かったのが、アニメのオープニングって展開が同じものがあるから映像と音楽は交換可能だよ、という実験。

サイボーグ 009 のオープニングを最初に普通に見て、次にセーラームーン R のオープニングを、「曲はサイボーグ 009 に入れ替えて」みてみる。すると、ちょっと笑ってしまうくらい見事にぴったりと、音と映像が合う。曲が転調するところとか A メロから B メロに切り替わるところとかで、ちゃんとセーラームーンの絵がうまいこと切り替わって展開していく。

で、これをすごいと思ったのは、そういうのに気づいてやってみることを、たぶんただのオタクのひとが思いつきでやったんだろうなあというところ。うまくいえないのだけど・・・。

普通に消費してるだけでは、たぶんアニメのオープニングってだいたい同じくらいの長さでまとまってるな、ということに気づかない。次の段階として、それに気づいたとしても、映像の展開の仕方にも共通点があるぞ、ということにまで思いをはせるのはもう普通の消費者の感覚ではなくて。さらに入れ替えてみよう、といって実際に手を動かしてやってみる、そういうのは特殊なことだよな、それって才能とか、そういう呼ばれ方をするものに近いよな、と。

岡田氏はその次の段階として既存の映像を編集する段階がある、といっていたのだけど、つまりそれは MAD ムービーだよなあとか思った。北斗の拳の映像を編集して歌が田舎っぺ大将というよくできたムービーも上映されたんだけど、それをみて何年も前にみた、やっぱり映像は北斗の拳で、なぜか歌が「魔女っ子チックル」という組み合わせの MAD ムービーを思い出して。あれはその意外性(そもそも魔女っ子チックルなんて知らない)が面白かったんだけど、よくよく思い出してみると展開も非常にうまくつなぎ合わせていたよなと。

とまあ、ほかにもいろいろ面白い話はあったんですが、一番印象に残っているのはそこかなと。あとごくごく個人的な要望としてはああいうイベントは男子の客向けにやる日と女子の客向けにやる日を分けたほうがいいと思った。俺にとってそのほうがいい。男ばっかのほうが安心できる。女が一人いるだけでずいぶんこころがざわざわする。と思った。