正直に告白するが、「おおきく振りかぶって」を読むまで、野球の戦術や進行について以下のような勘違いをしていた。思い出したら随時追加。
- ピッチャーは自分の好きなところへ好きな球種を投げる
- 流れとしては、「ピッチャーは好きなところへ好きな球を投げる」→「バッターは頑張って打つ」「キャッチャーは頑張って捕る」の繰り返し
- ピッチャーの球種と変化についてはファミコンの十字キーどおり*3。以下右投げと仮定して変化についての理解を列挙する
- フォークは十字キー下なので真下へ変化
- パワプロで桑田の持ち球にあったSFF(スプリットフィンガーファーストボール)は「桑田はフォークが下手だからちゃんと落ちないのを、『桑田のようなスターに苦手があってはいけない』という配慮でカッコイイ名前をつけてごまかしている」という認識。あくまでフォークの劣化版
- カーブは十字キー右なので右に変化。投手からみると左手のほうに曲がる。カーブは真右に曲がるもので、落ちることはない
- のちにパワプロを遊んで認識が変化した。真右に曲がるのはスライダーで、カーブは右斜め下45度に落ちながら変化する。(スライダー+フォーク)/2=カーブという認識
- スライダーは真右に変化。やっぱり落ちることはない。「スライダーが沈む」というのは意味が通じない。下に曲がるのならそれはカーブだ、という認識
- シュートはスライダーの左右反転版
- シンカーはカーブの左右反転版
- フォークは十字キー下なので真下へ変化
- ピッチャー優位なので「古田はすごい」といわれてもピンとこなかった。捕るのがうまいだけでなく、ピッチャーに命令できるくらいの立場だからすごいんだという解釈*4
- 「古田の言うとおりに投げなきゃならないなんて、ヤクルトのピッチャーは気の毒だ。でも、ヤクルトだししょうがない。巨人にいきたがる選手が多いのは、巨人のピッチャーはスターだからキャッチャーに命令なんてされず自由に投げられるからだろう」
- 野球における戦術=バント【のみ】
- テレビで夏の甲子園を見ているとき、たびたびベンチでサインをだす監督がうつるのに選手がバントをしないのは「監督の言うことを聞いていないではないか」とうつる
- さらに何度もそういう映像が続くと「ひょっとしてサインが伝わってないのでは」と不審に感じる。あくまでサイン=「次の球バントしろ」
- ヒットエンドランのからくりは、「たまたまランナーが盗塁したときにバッターが打てた」で、盗塁はもちろん「足の速いやつが自信のあるときに走る」約束
- ピッチャーは敬遠のときをのぞいて全ての投球でストライクを狙うに決まっている
- コントロールが悪いと結果としてボールになる。ボール=まずい投球に対するペナルティという解釈
たぶんほかにもまだまだたくさんあるはず。まだ漫画で描かれてない部分についての勘違いが。