@kyanny's blog

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Cross-cultual Engineer Party に行ってきました

http://trombik.mine.nu/~cherry/w/index.php/2008/01/30/1137/cross-cultural-engineer-partyというイベントに行ってきました。

以前 Puppet のセミナーに参加したときに、日本人のエンジニアと日本で働く外国人のエンジニアが交流する場を設けるつもりだというお話を聞いて、とても興味があったので英語に堪能な id:tomyhero を誘って参加しました。

英語が公用語とのことですごく緊張しましたが、勇気を振り絞ってほんのちょっぴりだけど英語で外国人エンジニアの人たちとお喋りしてきました。読むほうは perldoc のおかげでそれほど苦手意識はなくなってきましたが(ちゃんと読めてるかどうかは別として)、聞くほうはよくて三割聞き取れればいいほう、喋るほうはサッパリで、克服したいと思っていたので思い切ってチャレンジしてきました。

以下感想です。英語の聞き取りにはまったく自信がないので、間違った内容を書いているかもしれません。

テクニカルセッション、フリートーク、パーティー後の飲み会まで含めて、すごく楽しかったです!めちゃくちゃ刺激を受けました。行ってよかったです。

テクニカルセッションは、一つ目が Ryan さんの OpenBSD における開発思想と PF という OpenBSD の設定ファイルの書式を統一して扱える仕組み?のプレゼンテーションで、「複雑なことをシンプルにする」というテーマでした。 How ではなく Why について語られていたので、聞いていてとても納得できる Great Session でした。シンプルなプログラムはバグが少なく、実効速度も速い。だからシンプルにすべきだ、という話。オプションを与えなくてもデフォルトで期待したように振る舞えば使いやすい、という話。シンプルに、という思想を繰り返し強調されていました。印象的だったのが、「私はコードを減らしてコミットできたときがもっとも誇らしく思う」という一言でした。

二つめのセッションは Travis さんのウェブアプリケーションの国際化に関するテクニックの話で、ちょうど今日のお昼に同僚から「オープンソース版 fastladder は国際化を考えて作ってあるけど一部にミスがあったので昨晩コミットしたよ」なんて話を聞いたばかりだったのでタイムリーでした。英語のシャワーを浴びつづけて集中力が落ちてきて、後半ほとんど聞き取れなかったのですが、ロケールをユーザーに選択させたら永続的に保持しておくべきだ、なんてことを言っていたのかな?質疑応答で多くの意見があって、やはり国際化まで考えて作ってあるウェブサイトはまだまだ少数だから皆さん苦労しているのだろうな、と思いました。こちらも最後の「ロケールを選べることは国際化の一部分に過ぎない。日本語しかサポートしていない日本製のウェブアプリケーションは、もったいないと思う」という一言が印象に残りました。

次のセッションは「日本人のここがワカラナイ」みたいなノリで、笑いがたえない楽しいセッションでした。「なんで日本人はみんな FFFTP ばっかり使うの?」という笑える質問に「Final Fantasy の略だからだよ」なんてジョークが飛び出したり。外国人の誰かからの質問に日本人が答える、というスタイルで、「帰国子女の日本人がそうでない日本人社会に馴染めないのはなんで?」という質問に英語で答えてみよう!と思ってチャレンジしました。でも、いざ喋りだすと頭の中が真っ白になってしまって言葉が出てきませんでした。助け船を出してくれた日本人の皆さんに感謝です。「多くの日本人は英語が喋れないことにコンプレックスがあるので、喋れる彼らが羨ましいんだ」と言いたかったのですが、「complex」が出てきませんでした。

セッションの合間の休憩で、前の席に id:charsbar さんが座っているのを見つけてびっくり。 id:kdaiba さんもいらしていて、いろいろ喋ったのですが最初から最後までアガりっぱなしで何を喋ったかちゃんと覚えていないのでした。。フリートークで Paul さんという Rubyist と、中国人の方とお喋りしました。 id:kdaiba さんがホワイトボードに YAPC::Asia 2008 の宣伝を書いて「じゃ、勧誘よろしく!」と肩を叩かれてしまっておおいに焦りました・・・ Paul さんと中国人の方、あとhttp://twitwi.tw/を作った方の三人だけだけど、頑張って説明しました。(ついついツイッターの方は日本人だったので勘定に入れるとズルかな?)でもやっぱりフリートークではなかなか積極的になれませんでした。 id:tomyhero に「もっと社交的に!」なんてからかわれたりして(なんて単語だっけ)いざとなると腰が引けちゃうのが悔しかったです。

もうこれだけ喋って満足だから帰ろうかなと思っていたのですが、帰りのエレベーターの中で目があった Mark さんに「君の英語の回答は良かったよ」なんて褒められて「この後の飲み会に来る?」と聞かれ成り行きにまかせろ!とばかりについていきました。飲み会では Ryan さんの隣の席で、セッションを聞いて聞きたいと思っていたことを質問してみました。「短く、速く、見た目に美しいがトリッキーなコードと、長く、遅く、ダサいが読みやすいコードがあるとして、 OpenBSD のポリシーではどちらを選ぶ?」というようなことを聞いて、「readable one」と即答されたときはうれしかったです。そっちだったらいいな、と思いながら聞いたので。今日のイベントで OpenBSD いいなと、前よりちょっと思いました。あと Mark さんに「なんでこのイベントに参加しようと思ったの?」と聞かれて(Paul にしても、だいたい皆さん「何故きたのか」に興味があるようでした)、たどたどしいながらも「プログラムの仕事をしていて英語を読むのには慣れてきたけど聞くのも喋るのもてんでダメで、それにコンプレックスがあって克服したいと思っていて、だからチャレンジしてみようと思ったんだ」と言ったら、「それはとてもいいことだ。外国語を学ぶのにはそれが一番の|唯一の方法だよ」と励まされました。これもうれしかった。

以上、長くなりましたが感想です。二度言いますが、行ってよかったです。今後こういうイベントがあればまた参加したいと思うし、例えば YAPC なんかで外国人参加者を見かけたらチャンスを逃さず物怖じせずに話しかけよう、という気持ちになりました。すばらしい時間を過ごせました。ありがとうございました。

I'm glad to meet many foreigners at this party. I'm very excited and feel happy. Thanks!