@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

Bizmates Program: Level 3 Rank D Lesson 4: Directing

初めての女性トレーナーと。生活リズムがイレギュラーな日々が続いていて予約も取ったり取らなかったり、疲れて寝てしまったりとルーチンが乱れていて、今夜も一時間前にレッスンを予約したのでお気に入りトレーナーは全滅だった。

「こんばんは。見えてますか・聞こえてますか?今日はどんな日でした?」疲れました、今週東京から金沢へ引っ越したんですが、引っ越し後の色々で朝から晩まで部屋のことをやっていて。とかお決まりの話をして、「趣味は?」猫と空(雲)の写真を撮るのが好きです「猫は何匹?」二匹です、オスとメス「じゃあ赤ちゃんが生まれるのかしら?」いや、ほとんどの飼い猫は避妊手術をするから(spay を知らなかった、か発音が悪くて理解できなかったか)「そうなのね(ちょっと残念そう)、私もペットが好きで犬を二匹飼ってるの。犬が喧嘩しちゃうから猫は飼えないんだけどね。引っ越しは最初の数日は大変だけど、うまくいくことを願ってます」とか初めてかつ自己紹介などをしない割には長めにスモールトークをしてレッスンへ。

Lesson 4 の Act のみ、だったけどややテンポが合わない感じがした。こっちが中一日であまり喋れてなかったせいもある。細々と言い間違いを口頭で直されつつ、そもそもシナリオを考えるのに割と時間を使った。結局、新人プログラマーにコードレビュー依頼方法をレクチャーする、が git push とか説明してられないので単にファイルアップロードしてレビュアーを選ぶ、という簡略フローにして説明した。終わった後「何か付け加えることはある?」と聞かれ、今のシナリオだと Biz Tips 2 の frequent feedback を実践してなかったね、実際に仕事でやる場合は途中で実際に操作をやらせてみた方がいいかもね、とコメントすると、それを act でやり直したいと受け取ったのか、じゃあせっかくだからやりましょうとなったのか、よくわからないが act やり直しになってしまい、その導入なども含めてややコミュニケーションがチグハグしてしまった。

あとは act の途中で「一つアドバイスすると、トレーニング中は you とあまり言わない方がいいわ。Bizmates Style のように we と言った方がいい。トレーニングの時 you というと、相手に『これは自分のトレーニングだ』と意識させすぎちゃうから、と他のレッスンで教わったの」と。そういえばそんな話何かで聞いたかな・・トレーニングじゃなくて顧客対応メールとかの話だった気がするが。

いまいちギクシャクしたものを感じつつも Lesson 4 まで多分終わり、次は Lesson 5 からかな。この人は次はないかなあ・・。明日はミスターサーヴェロを予約した。

  • HOMETOWN
  • LIMITED
  • DECORATE
  • spaying
  • TRAINER
  • a few EXPERIENCES
  • after you FINISHED
  • you need to click ON submit button
  • always remember to submit ALL the files you had changes with
  • always remember to submit ALL the files you MADE changes with

Bizmates Program: Level 3 Rank D Lesson 4: Directing

ミスクールと。六時半からの予定だったが七時からと間違えてて夕方に外出予定を入れてしまい、五時五十八分に気づいて五十九分にキャンセル、一時間後に予約し直した。直前での時間変更を誤り損ねた!メッセージで言っておこう。

「こんばんは、その様子だともう Kanazawa かしら?」ええそうです、まだ奥さんの実家だけどね。週末には新居に移動する予定です「猫たちはどうしてる?」気にかけてくれてありがとう、まあまあ適応してます、上の子は前の部屋より広いのでリラックスしてそう、下の子はまだ緊張してるけど日に日に慣れてきてます。まあ新居に移動したらまた元戻りかもしれないけど「メスの猫の方が気難しいものね。あなた自身はどう?適応できてる?」はい、でも今日は湿度が高くて、それと関係あるかわからないけど午後から急に鼻がむずむずして鼻水が「あー聞こえてるわ」うるさくてごめんなさい「構わないわよ。新しい土地であなたの身体が反応してるのかもね」それか秋の花粉のシーズンが来たのかも「なるほどね。Kanazawa は suburb なんだっけ?」ですね、rural city/town とも言える。山も近くて自然が多くていいことです「その通りね」でも熊が出るらしいけど「それは怖いわね。ハンターはいるの?あたし日本の田舎のハンターの YouTube チャンネル見たことあるわ、猪とか鹿を撃つの」ハンターはどうだろうなあ「なんにせよ Kanazawa に移動できてよかったわね」と、まるで親しい友達くらい近況をよく知ってくれているミスクールだった。

Lesson 4 の Biz Tips から。「なんで業務マニュアル渡すだけじゃダメだと思う?」マニュアル通りにやれてるかチェックする人が必要だから。あと、励ましたりモチベーションを上げるのもメンターの仕事だから「わかってるわね。付け加えると、頻繁なフィードバックを与えることもメンターの仕事ね」Bizmates Style を読んで「何かコメントある?」ちゃんと即座にフィードバックしてていいよね「Try は See パートのダイアログに関する質問だからどんどんいくわよ。Example は何がダメだった?」態度が cool で uptight だよね(uptight は直前に調べて用意しておいた単語。言えてよかった。言ったらパッと笑ったので的を射たコメントだったのかも)。あと「じゃコーヒーとってくるから」とか、trainee に関心がないそぶりが良くないね。「そうね、これはメンタリングではないわね。こういうアプローチされた経験ある?」二十代の頃に勤めてた会社のマネージャーにこういう人いたかな・・でも未熟な会社でマネージャーもその上司からマネージャーの仕事についてメンタリングされてなかっただろうから、無理もなかったかも「で、あんた当然 Bizmates Style のほうが好みだろうけど、これはどこがよかった?」即座のフィードバックがいいよね等々。「あなたの今の会社では上司やメンターはどうだった?」あまり directive ではなかったよ、会社のカルチャーとしてあまり決まりきったやり方をさせたがらず個々人のスタイルを尊重する傾向が強いからその影響かな「日本の会社一般にはどう?」あー面白い質問だね、日本人はヒエラルキー社会だから people management とかは directive というかマイクロマネジメントの傾向があるけど仕事のやり方は曖昧だからその点はあまり directive ではない、これは悪い部分だね、アメリカや欧米の会社は真逆であまりマイクロマネジメントしないけど仕事のやり方はきっちり定義されてたりするよね、などと建設的な?話を色々してレッスン終了。

Lesson 4 の Try まで終わり、次は Act から。ミスターワープロには悪いが今日こそが移住・引っ越し後初を飾るにふさわしいレッスンだったような印象。でも午後からの突然の鼻アレルギー症状などのせいで頭も少しぼーっとしてしまい、集中力はだいぶ落ちていたレッスンでそこは残念だった。

  • suburbs
  • boars
  • deers
  • helped
  • hands on
  • In my 20s, I have seen some managers whose approach is similar to that
  • internally-driven
  • results-oriented

Bizmates Program: Level 3 Rank D Lesson 4: Directing

ミスターワープロと。移住・引っ越し後初のレッスンは当日予約だったのでお気に入りリストにほとんど空きがなかった。「やあ、今日はどうだった?」いやあ疲れたよ、昨日引っ越しで「おお、おめでとう!もう新しい家かい?」いや、まだ奥さんの実家にいるんだ。まだ部屋が片付いてないからね。週末ごろに移動する予定だよ「猫はどこにいるの?」あー、多分その辺にいると思うよ、上の子は隣の部屋で寝てるか、ご飯を待ってるかな。下の子はちょっと緊張してて、押し入れの中にいると思う「ところでなぜ引っ越したんだい?」元々、将来は金沢で暮らそうかと奥さんと話してたんだ、引退後とか。話し始めたときは二人とも東京で勤めてたしね。でも奥さんは仕事を辞めたし、僕も在宅勤務の仕事についたので、予定とは違ったけど早く引っ越すことにしたんだ「奥さんは今は働いてるのかい?(?これから働く予定かい?と聞かれたのだろうか?)」いや、どうかなあ、元々僕が彼女に、仕事を辞めて猫と過ごす時間を増やしたら、と言ったんだ「君はいい旦那だな!」いやいや、彼女はワークライフバランスを保つのが苦手で、100% の力で仕事をしてしまって体を壊してしまうんだ、だからだよ「なんにせよ、引っ越しできてよかったね。新しい部屋が早く片付くといいね」うん、ありがとう。あ、あと新しい部屋は奥さんの実家とも近いんだ、徒歩十五分くらい。なので奥さんのお母さんとも一緒に過ごす時間が増えるのも良いね。などと雑談を長めにしてレッスンへ。あ、あとその話の中で、「君のインターネット接続はとても速いな」とも指摘された。なんでわかったんだろう?これまでは割と映像がラグってたり解像度低かったりしたんだろうか・・。今朝までこの家にはインターネット接続はなかったんだ。元の部屋で光回線使ってたのを新しい部屋には移設できなくて、その代わりに奥さんの実家に移設したから速いんだよ。と教えた。

Level 4 の冒頭から。「directing ってどういう意味か説明してみて」手順をステップバイステップで教えたりすること。とか少し話して See パートへ。Example を読んで「僕はこの従業員(Yasu のこと)は好きじゃないな。彼は directive だったと思うかい?」いいや、全くそうは思わない「だよね。でも、何が良くない?Yasu は Willy をとても信頼して任せているようにも見える」えーと、たとえ trainee が経験豊富だったとしても、会社に特有なやり方や文化、ルールには馴染みがなくて当たり前。なので、そういう部分だけでも directive にやった方がいい。とここでミスターワープロお得意のイディオムクイズ。ounce がさっぱりわからなくて pounds もピンとこなくてギブアップしたが、説明を聞いてとてもしっくりきた。「ミスを予防する方がミスが発生してから修正するよりずっと影響が小さくて済む」という感じ。

イディオムの説明の後、「君自身はこういう経験はあるかい?君のボスはどうだった?」今の会社の?あー、directive とは正反対のタイプだね笑。メンターは別にいて、彼もそんなに directive ではないかな。もちろんものによっては細かく教えられたりもしたけど。これは会社のカルチャーも影響している気がする。自分が directive に接した経験か・・うーん、間違いなくたくさんあるはずだけど具体例を思い出せないな・・ちょっと不正確かもだけど、経験者の新入社員に本番環境のシステムに接続してメンテナンス用のコマンドを打つやり方を教えたときに、いきなりコンソールに打ち始めるんじゃなくてまずテキストエディタにコマンドを書くことを勧める、とかはしたかも。自信がなければ同僚にチェックしてもらえるしね。「ところでプログラマーはコマンドを Google で検索してコピペするって聞いたけど、正直なところ、君はどのくらいの頻度でコマンドを Google するんだい?」そりゃ毎日だよ!「マジで!?」ホントホント、冗談で言ってるんじゃないよ。単にわからないことを調べるだけじゃなくて、自分で思いついたコマンドが正しいか、もっと良い方法がないかを確認するためにも Google で調べるよ。などとプログラマーのリアルな秘密をこっそり教えたりしてレッスン終了。

Lesson 4 の See パートまで終わり、次は Biz Tips からかな。明日はミスクールを予約した。

  • an ounce of prevention is worth a pound of cure. = it's easier to stop something from happening in the first place than to repair the damage after it has happened.
  • Ounce = Oz.
  • Pounds = Lbs.
  • Kilogram = Kg
  • 16 ounces = 1 pound

Re: Re: ブログ

Reblog といえば Tumblr だったわけだが、その Tumblr ブームに乗れなかったおれがよりによって「Re: ブログ」の話題で取り上げられるとは。名前空間汚染っぽさも相まって若干気まずいような気もするが、Tumblr の現状を鑑みると「インターネットの辺境ローカルでリバイバル」ってことでむしろアリなのかもしれない。

Blog といえばトラックバック、だった時代もかつてあったけど、実はトラックバックの機能自体は特にいいものだとは思っていなかった*1。むしろ文化的な側面、他人のブログに言及するのは良いことだ、というカルチャーを機能で肯定していたのが良かったのだと思う。実際、トラックバックを送れる送れない・受け付けてる受け付けてないに関わらず、言及し合うのは楽しかった。

ところで冒頭の記事下「この記事の関連商品」が「Re:Re:」でニヤリとした。あと連打!はてなスターをつけるところに「(連打できます)」と書き添えてあって、わかってるな〜とニヤニヤした。週刊はてなブログの著者陣とはセンスが合う気がする。かたやはてなで15年もブログを書いてるユーザー、かたやはてなブログの中の人たちなので、感性が近いのも当然ではあるか。

*1:特にリンク元ブログの URL がトラックバック先のブログに表示されるのが、アクセス解析のリファラーと同じ発想に感じられて、「見られていること」を意識させられて嫌だった。あれがトラックバックスパムを産み、トラックバック自身はおろか宿主のブログ自体も衰退させた元凶だと考えると皮肉だし、時を超えてはてなブログで「id コール」が「控えめなトラックバック」として生き残っているのも感慨深いものがある。

金沢に引っ越した

15年暮らした東京都杉並区久我山から、妻の実家がある石川県金沢市に引っ越した。

いずれは金沢に移住しよう、という話はしていたが、定年退職後とか、何十年も先になると思っていた。ところがここ数年で状況が変わった。妻が仕事を辞め、おれはフルリモートの仕事に就いた(コロナ前からフルリモートだったポジションなので、コロナ移住ではない)。通勤が不要になり、東京都内はおろか首都圏に住む必要もなくなった。ならば予定を大幅に早めてすぐ移住してもいいのでは?去年くらいからそう思い始めた。

仕事による生活圏の縛りが無くなった以外にも、移住したかった理由がいくつかある。金沢には妻の母が一人で、いや猫一匹と同居していて、妻とはとても仲が良いこともあり、やはり寂しそうで気掛かりだった。自分達が飼っている二匹の猫にも、もっと広くて快適な住処を与えたかった。杉並区の部屋は猫二匹と人間二人が暮らすには狭く、特に上の猫は二匹目を迎え入れてからややストレスを感じていそうでもあり、気になっていた。上の猫はシニア期に差し掛かりつつあり、負担をかける引越しは高齢になる前に済ませておきたかった。これら家族の便益に加えて、空が広く自然や街並みが魅力的な金沢の街におれ自身も暮らしてみたかった。

ペット可の賃貸物件がなかなか見つからず、妻の実家をリフォームして同居するしかないかとも考えたが、一年に及ぶ妻の部屋探しの執念が実ったのかたまたま妻の実家から徒歩圏内に条件を満たす部屋が見つかり、妻が入念に内見・不動産屋とやり取りしたのちおれも日帰りで内見してその場で入居を決めた。

杉並区では同じアパートに15年住んだ。杉並区にもこの部屋にも、まさかこんなに長く住むとは思わなかった。駅から徒歩二、三分と近く、久我山は閑静な街で居心地もよかった(近年は俗っぽい店ができたりして雰囲気が変わってきたが)。何かきっかけがないとうっかり一生住みかねなかったので、適当なタイミングで踏ん切りがついてよかった。さすがに15年も暮らすと愛着も湧き、東京を離れる一週間ほど前からはしんみりした。名残を惜しむ時間はあったので、退去日当日にがらんどうになった部屋をあとにするときは感傷的にならずに済んだ。大家さんと不動産屋さんは良くしてくれた。特に、猫を飼わせてくれたのは大きかった。良く通った店など、顔馴染みになった人々との別れはやはり少々寂しい。

引っ越し後しばらくは妻の実家に滞在するので、本当の意味で新生活が始まるのは少し先のことになるけど、どんな暮らしが待っているのか、年甲斐もなくワクワクしている。人生の新章が始まる。