@kyanny's blog

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Smiley Hackathon#7 に参加した

12/19 (土) に行われたSmiley Hackathon#7に参加しました。初参加でした(ハッカソンと名の付くものに参加するのも多分初めて?)。関係者の皆様、ありがとうございました。

マイペースで好きなことをやれる雰囲気があり、居心地が良かったです。周りはみんな(細かい内容はわからないけど)コードを書いていて割り込みもないので、集中できる環境がつくれていたと思います。また次回以降も参加してみたいなと思いました(次は事前にテーマを決めて、最後に成果物を発表してみたい)。

僕は「牧さんに DI コンテナについて質問する(あわよくば「モダン Perl 入門」にサインをもらう)」のと「g000001 さんと会う」のが目的で参加したのですが(ハッカソンなのに・・・)、どちらもかなってよかったです。質問した内容は、要するに「こういう依存関係があるクラス群があって、それぞれインスタンスを作るときに初期化処理が必要で、そういう作業をまとめてやるために DI コンテナがある、という理解であってますか?」というもので、「だいたいあっておる」というのをコード例をまじえて教えてもらいました。コードの書き方が間違ってたらエラーになってすぐわかるけど、考え方が間違っててもエラーメッセージは指摘してくれないので、わかってる人に聞けて理解を深められるチャンスは貴重でした。あとサインもばっちりいただきました! http://twitpic.com/u4uqo 牧さんありがとうございました!

g000001 さんとはハッカソンも後半になったころ、いろいろお話させていただきました。 LISP マシンのエミュレータを見せてもらったり、「マクロは簡単なんですよー」といってオレオレ文法を定義するさまを実演してもらったり、L-99: Ninety-Nine Lisp Problems というページを教えてもらったり、その他いろいろ面白い話が聞けました。僕は少し前から、Scheme の勉強のために Perl Cookbook のコードを Gauche で書いてみるというのをやっていて http://sicp.g.hatena.ne.jp/a666666/archive 「けっこう苦労しています」という話をしたら、他の Scheme 処理系で同じことをやってるページを参考に教えてもらったり、「自分も実用的なコードを書こうとおもって何度も挑戦しては挫折したけど、実用を考えるのをやめて役に立たなくてもいいやと思ってからパズル的なことをやってたら続きましたよ」なんて経験談も聞けて、なんというか自分からみると LISP の達人に見えるひとでも、やっぱり最初からできたわけではなくて、試行錯誤しながら身につけるための方法論を確立していったんだということが知れて、勇気づけられるとともにまたちょっと LISP が身近に感じられました。

主催の acotie さん、会場を提供してくださった株式会社ガイアックスの aomushi510 さん、ありがとうございました。あと id か顔を知ってる人でいうと junichiro さんとか bto さんとか yappo さんとか yusukebe さんとか xaicron さんとかが来てた。「今日は Perl の人が多め」らしかったですが個人的には LISP の人が多いなーという気がしました(g000001 さんとあともう一人いらっしゃったので二人もいたことになるので十分多い)

その後の懇親会にも参加したかったのですが、用事があったので参加できず。次の機会にはそっちにもフルで参加したいです。