第二回 Erlang 基礎勉強会に参加しました。主催の id:cooldaemon さん、会場を提供してくださったジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ株式会社様、ありがとうございました。
非常にレベルが高い勉強会でした。「Erlang 分散システム勉強会」に比べればこれでも簡単なんだそうで、恐れ入りましたという感じ。でも俺以外は皆さん経験を積んだ方ばかりのようだったので、一人だけ水準に達してなかったひとの感想だと思ってください。
レベルが高いとは書いたけど、高くて良かったと思う。ちょっとぐぐればわかるような基礎的な文法のおさらいとかはわざわざ集まってやることもないわけで。勉強会で使ったサンプルコードがかなり豊富で、色々なテクニックを駆使しているので、それを解読するだけでもかなり勉強になりそう。
「ぶっちゃけトーク」的なことが聞けて良かった。といってもブログに書きづらいような内容ではなくて、「Erlang の経験者たちは皆『Erlang は簡単だ』と言うが、関数型言語の基礎を理解していれば、という前提が省略されている」とか、「Erlang はサーバを書くための DSL なのでビジネスロジックを書くには向かないから、 Erlang で EC サイトを構築するとかは無謀」とか、そういうの。
「いま Erlang の本を一冊買うなら何が良いか?」という質問への回答が十人十色といった感じで興味深かったというか、皆さんやっぱり全部読んでるのが当然なんですね。とりあえずもう少し Erlang に慣れ親しんでみて、コードが読めるようになったら本を立ち読みしてみよう。
何か自分で作ってみるのが良いという話なんだけど、俺はそんなに作りたいものがないのが問題だな・・・。あえていうなら、ウェブサーバを書いてみたい。しかしそれはちょっと高望みすぎる気がしなくもないので mochiweb のソースを読めるようになるのが目標かな・・・。