- 作者: Joe Armstrong,榊原一矢
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2008/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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通勤中にちまちま読んで、20章の真ん中くらいまできた。残りは付録のリファレンスとかなので、ほぼ読み終わったといっていいだろう。今年の1/5に買ったので、一ヶ月半くらいで読み終えたことになる。読むのが遅いおれにしてはとても良いペースで読めた。というかこういう厚い本は途中で投げ出さずに読み終えられたことのほうが少なかったので読めたこと自体が喜ばしい。とても面白い本で、最後まであまり飽きずに読めた。さらに、 Erlang を学んだことで得られた副次的なメリットとして、自分の興味関心や観測範囲に変化があって、次に Scala を学ぼうという意欲がわいた。結論としては、この本を読んでよかった。ただ、 PDF 版も販売していることは買う前に知っておきたかった。
今後のために KPT を挙げておく。
- Keep
- 持ち歩いたのは良かった。通勤中の隙間時間に数ページずつでも読めたので読むのを習慣にできていた。
- 文法を覚えた。例題以外でも Erlang で書かれたソースコードを読んで、まったく意味がわからない記号やキーワードがあって読めないということはなくなった。
- gen_server のような、比較的高度な話題についても知識を身につけられた。 -behaviour(gen_server) とか出てきても困惑せず読めるようになった。
- stackoverflow の erlang タグのフィードを購読して、本の例題以外のソースコードに触れる機会を作った。簡単な質問であれば自分で回答を考えてソースを書いた。
- Problem
- ブログに章ごとのまとめを書けなかった。日記で散漫に読んだ事実だけを記録するにとどまった。
- Erlang のコードを書く量が足りなかった。
- 具体的な形のあるアプリケーションを作れなかった。
- Erlang で書かれたオープンソースソフトウェアのソースコードリーディングができなかった。
- Try
- ブログにまとめを書くのは手間と時間がかかり続かないので、他の復習方法(例えばマインドマップ)を試す。
- mochiweb のソースコードをソースコードリーディング用の iPhone アプリにダウンロードしたので隙間時間に読む。
- ひげぽんさんの「英単語を覚えるスクリプト」のような、自分なりの「どの言語を学ぶときにもとっかかりとして作ってみるプログラム」というのを作ってみる。
- Erlang の勉強会に参加する。できれば何か発表をする。