@kyanny's blog

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AWS EBS のプロビジョンド IOPS ボリュームはストレージ容量だけでなく IOPS 分もお金がかかる

不勉強のためプロビジョンド IOPS ボリュームの仕組みを理解していなかった。先月使い方で失敗して手痛い出費をしたので CloundWatch のアラームを $10 から $100 まで $10 きざみでセットしたら二日くらいで $20 から $30 にあがって、 EC2 インスタンス使ってないのになんでそんな勢いよく課金されるんだろう?と不安になり AWS サポートに問い合わせた。「EBS ボリューム残ってるぜ」と指摘されて、そういえば EC2 インスタンスはシャットダウンしたけど EBS のことは忘れてたことに気づいた。ので不要な EBS ボリュームを削除した。AWS Marketplace から EC2 インスタンスを起動したので自分で EBS ボリュームを作らなかったため、消すのを忘れていたようだ。

料金 - Amazon Elastic Block Store (EBS ) EC2用ブロックストレージ | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)

プロビジョンド IOPS ボリューム

プロビジョンド IOPS ボリュームのボリュームストレージの料金は、プロビジョニングした大きさ(GB/月)で決まり、お客様がそのストレージを解放するまで毎月料金が発生します。プロビジョンド IOPS ボリュームではさらに、プロビジョニングした IOPS(input/output operations per second)についても料金が発生します。これは、IOPS の数値に、その月にプロビジョニングした日数の割合を掛けて計算されます。例えば、1000 IOPS のボリュームをプロビジョニングして、その月(30 日)で 15 日間保持した場合、プロビジョニングした IOPS あたり月 0.10 USD を課金するリージョンでは、プロビジョニングした IOPS 料金は 50 USD となります(プロビジョニングした IOPS あたり月 0.10 USD × 1000 IOPS をプロビジョニング× 15 日/30)。 プロビジョンド IOPS ボリュームにプロビジョニングされた IOPS は、ボリュームがインスタンスから切断されている場合でも、請求の対象になります。

つい最近、 GitHub のパブリックリポジトリでうっかり AWS の Access Key/Secret Key を公開してしまってハッカーに鍵を盗まれ、 EC2 インスタンスを山ほど起動されて Bitcoin 採掘に使われ、一晩で $2,000 以上も請求がきてしまった、という失敗談を読んだばかりなので、ひょっとして自分も同じ目にあってるのではと不安になって既存の API キーをできるだけ Inactive にしたりしたけど、 X.509 の鍵は無効にすることも削除することもできなかったりして不安だったので、自分の凡ミスであることがわかってほっとした。


AWS のサポートに問い合わせたのが今日の深夜三時ごろで、 Low プライオリティだから返事くるのに三日くらいはかかると覚悟していたけど、夕方には返事がきて解決した。正月休み明けの月曜だし、もっと長くかかると思っていたのでずいぶんはやく返事がきてよかった。