詳しくは書けないが、「もし○○が為されたら勤務先を褒め称える記事を書こう」と思っていたネタがあった。しかし、残念ながらその○○は為されなかった。
○○が為されなくても、おれに不利益はない。むしろ、関係者の立場からすれば、感謝されこそすれ、ケチをつけられる筋合いはない。そんな類の話だ。
おれも○○についてはよく知っている。為されなくてもルール違反ではない。しかし、○○の原理原則には反している。筋が通っていないのだ。少なくともおれはそのように理解している。
ルールを守ることは大事だが、ときにはグレーゾーンの範囲内で融通を効かせる柔軟さも必要だ。人間たるもの、なんでも杓子定規にやればいいってもんじゃない。それはわかる。
それでも、だ。○○について人並み以上に考え、向き合ってきた身としては、「ここで為さねばどこで為すのだ」と言いたい。たとえそれが冷淡で、恨みを買いかねない仕打ちだとしても、ここは原理原則に従い、筋を通すべきだった。
易きに流れ、○○の精神をないがしろにしてはいけない。○○それ自体のためではない。○○と真摯に向き合っている人々のためだ。そんなことでは彼らの立つ瀬がないじゃないか。