@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

Runtrip

ランニングアクティビティ計測・記録とランナー向け SNS のアプリ。Vitality(住友生命の保険)のポイントを獲得できるバーチャルランニングイベントへの参加に必要なので登録してみた。

Strava と比較すると、計測項目などは少なくて、真剣なアスリート志向の人向けではなく、健康や楽しみのために友達と励まし合いながら走るランナー向け、らしい。

Garmin Connect と連携してガーミンデバイスからのアクティビティを連携して記録できる?のは Strava と同じ、らしい。まだ走ってないので実際に連携される感じは未体験だが。

SNS 機能を重視している、というかむしろそれが主体なんだなあと思う UI の感じ。始めたばかりでも公式アカウントからの各種投稿がタイムラインに出たり、初投稿だけが表示されるタブがあったりするあたりは、現代的な作りのサービスだな、という感じ。Strava のストイックな感じとはだいぶ雰囲気が違う。

アプリ内にオンラインショップのタブもあって、公式グッズやらシューズなどランニンググッズやらを買える。ここの売り上げ・アフィリエイト的なものが収益の柱なのかな。有料プランもあるようだが、どの程度使われてるのかまだ肌感では全然わからない。Strava の有料プランほど普及してはいないだろうと思うが。

初めての Garmin コーチプラン

こまつ勧進帳マラソンの 10km 完走を目指して、Garmin コーチを使って七月から週三ペースでランニングをしてきた。

目標距離に応じて二、三人のコーチのプランから選べるようで、初回は Greg コーチのプランにした。理由は、完了までに必要な週が最も少なくて、開始日の時点で目標日までに終わるのが彼のプランだけだったから。前日にギリギリ終わるスケジュールだった。

練習メニューの内容の良し悪しは判断できないが、走れる曜日を選んで開始すると勝手に Garmin のスケジュールに入れてくれて、アプリを開くとその日のワークアウトが一番上に表示されたり、走ってる最中に時計で段階ごとの所要時間などがわかったり、なかなか便利だった。

スケジュールが表示されるのは、コーチのプランを使わなくても自分でワークアウトとスケジュールを作ることもできるっぽいが、おまかせ・全自動でやってくれるところが素晴らしい。あと、気持ち的な部分でも、自分で決めたものだとサボってしまいそうだけど、建前上コーチが立てた計画なので、ちょっと走る気が起きない日でも乗り越えるきっかけの一つになる気がする。

なお、初回かつマニュアルを読まずに雰囲気で設定したので、完了条件の決め方を間違えていたっぽいことに、期日が終わってから気づいた。レースを目標にすると最終日に目標距離を走るワークアウトを完了しないとプラン自体も完了にならない。その状態で新しいコーチプランを開始しようとするとエラーになる。プランの完了日をレース前日にしてしまったせいで、前日に同じ距離を走らないといけない、というヘンテコなプランになっていた。本当にレースに向けてのプランではない場合は、マイルストーンの完了をプランの完了条件にするとよさそう。

肝心のこまつ勧進帳マラソンは、まさに今日の朝からなのだが、参加は見送ることにした。ねこるの体調は安定していそうで、これなら半日家を空けても何事もないと思うけど、なんとなく気分的に、家から距離的にあまり離れたくない。おれ一人だけが離れるのも、気が乗らない。金沢と小松は大した距離ではないけど、それでも。なので、完走の自信の有無とは無関係に、行かないことに決めた。

次の具体的で現実的な目標が決まらないけど、自分でワークアウト計画を立てるのはまだ早い気がしたので、再びコーチのお世話になることにした。次は Jeff コーチ。Greg と比べて、積極的に歩きを取り入れる点が特徴らしい。今回は最長の二月なかば終了予定。Greg のプランは週三、一日長距離というもので、走れる日を月水金だけ選んだら当然ながら月水金に走るプランになった。Jeff も週三のプランで、今回は火木以外は走れる日にして、長距離は土曜にしたところ、月水土というスケジュールになった。

問題は、プランの途中で冬になることで、金沢の冬は雨と雪が降る。雨も多いから寒くて滑って走るのに向かなそうだし、雪が降ったらそれこそ危ないのでとてもじゃないが走れそうにない。一月二月はけっこう雪が降るので、プラン通りにはいかないと思う。なので、途中でやめるかもしれない。Greg のプランも最後のレースを走らなかったせいで未完了で終わった。こちらは完了目指してやってきたのでやや残念な幕切れだった。今回のは完了を目指さず、ペースメーカーとして使うつもりで。

ASICS GT-2000 14

ランニングシューズを買った。玄人のアドバイスにも影響されて、アシックスのビギナー向けモデルを公式オンラインストアで注文した。サイズは 29、色は Midnight/Vivid Coral。

アディダスの SWITCH RUN というシューズで走っているけど、ランニング用に買ったわけではなかった。買ったのは二年前。ガーミンのワークアウト記録では 350km 以上走っている。少しくたびれてきた感があるので、ちゃんとランニング用として定評があるシューズを買うことにした。

元上司が熱心なランナーで、どんなシューズがいいか聞いてみたところ、「見た目で選んでいいけど、アシックス無難に良い。デイリートレーナーで YouTube とかみるといろいろでてくる」とのことだったので、アシックスを軸に YouTube やウェブでリサーチしたところ、ビギナー向けには GT-2000 が良さそうだな、とあたりをつけた。

香林坊・片町エリアにある「ステップスポーツ金沢店」がランニングシューズの取り扱いが多いらしいのでそこへ行った。まずは足のサイズを測ってみましょう、ということで靴下を履いたまま測ると、つま先の余裕も含めると 29.5 が適正サイズだ、とのこと。しかしお目当てのモデルも、同ランクの別メーカーのモデルも在庫はなかった。

アシックスの GT-2000 14 は店頭在庫もお店の倉庫?の在庫もなく、アシックスの公式オンラインストアなら在庫があるだろうからそちらを見てみてください、と親切に(お店の利益にならないのに)教えてもらった。

似たようなのでおすすめはありますか、と聞いてみたところ、

  • Mizuno Wave Rider29
  • Nike Vomero 18
  • New Balance FreshFoamX 1040 v14

の三つ(どれも店頭にあった)をこの順で挙げられ、足幅がやや広め?なのでアシックス、次点でミズノがおすすめです、と。ミズノのほうも在庫を調べてもらったが店頭在庫はなく、カラー白(真っ白)なら取り寄せできるが、とのことで、せっかく買うなら(というか手に入るのに日数を要するなら)好みの色のもの、どうせならちょっとカラフルなものも探してみたかったので、より寄せはせずに店を後にした。

オンラインストアでは 29 も 30 も在庫があったが、29.5 というのはない。どちらを買うべきか少し迷った。小さすぎるよりは大きすぎるほうがマシなのは言うまでもないが、しかし今履いてる SWITCH RUN は 29 だし、以前金沢エムザのノサカ(この地方の靴屋)で足型を取ってもらったときは 29 がジャストサイズと言われた。アシックスのサイトでオンラインで足のサイズを測れる機能があって、それをやってみたところ 28.0 だった。ランニングシューズはつま先に 1.0〜1.5cm の余裕を持たせるのがセオリーらしいので、やはり 29.5 がベストだが、30 は大きすぎて靴の中で足が動いて怪我をするかもしれない。今日お店で測ったときは靴下のぶんもあって少し大きめにでた可能性も考えると、裸足で履いて走るなら 29 でもよさそう、ということで 29 にした。今履いてるもので、トラブルもないし。

GT-2000 14 には TR と GTX というモデルもあり、色以外の違いは何かと調べたところ、TR はトレッキング(未舗装路)対応で、GTX はゴアテックスによる防水性能があるものだった。防水は小雨の中走るときに良いかなとも思ったが、GTX は TR のさらに上位版、という位置付けのようだったので、今回はスタンダードモデルを選んだ。値段も安く上がるし、色も好みのものがあったし。

ランニングシューズを自発的に買ったのは二度目だが、十年くらい前(もっとかも)に渋谷のビックカメラの隣だかのランニングシューズを売ってる店で買ったときは用途別の種類など何も知識がなく、その場で勧められたものをただ買ったのであまり思い入れもなかった(モデル名も覚えてない)し、サイズなどもちゃんと測らず足のサイズだけ伝えて買ったので実際履いて走るとちょっときつかった(当時は足のサイズ 28.0、なので履くべき靴のサイズも 28.0 なのだと思い込んでいてそのまま伝えていたので買う靴履く靴軒並みきつめだった)

今回初めて、ちゃんと意識的に調べて欲しいと思うものを買った。届くのが待ち遠しい。早く履いて走ってみたい。今の靴と何がどのくらい違うのか楽しみだ。真剣に走るランナーは練習用のシューズも複数持ってローテーションするらしい。もしこのままランニングが趣味といえるほど習慣化して、履き回しをしてもいいくらいになったら、次はもう一つのおすすめだったミズノの wave rider も履いてみたい。

LINE Notify のサービス終了にともなって IFTTT から LINE への通知もできなくなってしまったので、LINE Messaging API のラッパー API を Azure Function か何かで作って無理やり通知させていたが、久しぶりに IFTTT を見てみたら LINE 連携が違う形で復活していて、やくざなオレオレ API をお払い箱にできそう。

近況

すっかりブログを書かなくなってしまった。Bizmates は今年に入ってからガクンと受講ペースが落ちた。春先は咳がひどくて、夏は仕事の忙しさと、ランニングに精を出していたせいで。サッカー観戦の感想は、全力で応援した試合で嫌いなチームに負けてガックリきてしまい、まだ完全に立ち直れていない。

去年は年末の振り返りも書かず・・と思ったら書いていて、書かなかったのは 2023 年だった。今年もちゃんと書けるといいなと思いつつ、その練習がてら今年の出来事をいくつか書く。

今年の三月に、Senior Support Engineer に昇進した。2024 年 2 月の時点で目標に掲げていたが、一年越しで叶った。2024 年の秋に上司が変わり、その人がプッシュしてくれたおかげだろう(その分 expectations も高いが)。

五月には初めてオーストラリア出張した。部署の会議みたいなものに初参加した。やはり in person で会うのは良いものだが、現地でひどい咳と喉の痛みに悩まされた。そして、やはり自分は in person なしでもやっていけてしまうタイプだな、ということも再確認した。

初夏から夏の終わりにかけての数ヶ月間はなぜか仕事が猛烈に忙しかった。単純にタスク(問い合わせ)の量が非常に多かった。新機能のリリースラッシュやそれに伴う不具合など、要因はあった。おかげで Bizmates が犠牲になった。

今年は 10km マラソンに挑戦しようと思い立ち、去年参加したイベントにエントリーして、夏の間は Garmin のコーチ機能を使って 10k 向けトレーニングプランに沿って週 3 でランニングをしていた。これに時間とエネルギーを費やしたので、やはり Bizmates が犠牲になった。

初夏ごろから猫の体調が悪く、何度か検査をしたが原因がわからず、先月あらためて検査をして、さらに精密検査をして、腸に腫瘍が見つかった。手術をしたが、難しい場所にあり、かなり大きくて切除しきれない・リスクも大きいとのことでバイパス手術になった。高確率で悪性腫瘍、つまりがんで、組織検査の結果を待っている状態だが、おそらく他の場所にも腫瘍がありそうで、厳しい状況にある。まだ術後の入院中で、朝晩とお見舞いに行っている。この辺りの話は、いずれちゃんと時系列で書き残したい。

ブログを書いていないからといって他の場所で何か書いているわけでもなく、単純に書く筋力が落ちてしまったというか、メンタル的にモチベーションが落ちてしまったというか、何かを書きたいという気持ち自体がだいぶ萎んでしまった。思ったことを好きなように書けるわけではなくなってしまった、そういう時代だが、自分は十分に適応することはできないのかもしれないな、と思う。そもそも、ここ 20 年くらいはブログの人だが、元々は匿名掲示板の、それもごくマイナーなコミュニティに所属していた人だったわけで、実名で所属を明かして不特定多数に対して公開する、その土俵に上がっていい側の人間ではなかったのかもしれない。

一瞬流行りかけたときに誰からも招待状をもらえなかったので(そもそも招待状という仕組みが大嫌いだ)Bluesky はずっと敬遠してきたが、いまだにアカウントの名前空間が空いていそうなので取ってみようかと思っている(その上で、自分のドメインをアカウント名にするやつをやっておきたい)が、特に何か書きたいとも思わない。英語のほうがむしろ何か書く気が起きるかもしれない。それはおそらくここではない。

↑勘違いだった。@kyanny.bsky.social は取られていた。アクティブではなさそうだし、なんかあやしい感じもするが、まあ早い者勝ちなので仕方ない。これでトーンダウンしてしまったので、おあずけ。