mosh を試した。ソースから入れたくないなーと思ったので RPM をビルドして入れましょう。
RPM をビルドしたことがないひとは いまさら聞けないrpmbuildことはじめ - blog.tnmt.info という良いまとめがあるのでこれをみてビルド用パッケージを導入したりコマンドの使い方を覚えよう。
以下手順。さくら VPS の CentOS 6.2 で試した。あくまでぼくの環境ではこういう手順でやったよ、という例。
# RPM のビルドに必要なパッケージを入れる sudo yum install rpm-build # または sudo yum groupinstall "Development Tools" # RPM ビルド用のディレクトリを作る mkdir -p ~/rpm/{BUILD,RPMS,SOURCES,SPECS,SRPMS} # mosh が依存してるパッケージを入れる sudo yum install protobuf-compiler protobuf-devel libutempter-devel boost-devel perl-IO-Tty # rpmbuild するとき tarball が必要なのでダウンロードする wget https://github.com/downloads/keithw/mosh/mosh-1.1.3.tar.gz mv mosh-1.1.3.tar.gz ~/rpm/SOURCES/ # spec ファイルが欲しいのでリポジトリを clone する mkdir ~/public_repos cd ~/public_repos git clone git://github.com/keithw/mosh.git # ビルドする rpmbuild -ba fedora/mosh.spec # できた RPM をインストールする cd ~/rpm/RPMS/x86_64/ sudo rpm -ivh mosh-1.1.3-1.el6.x86_64.rpm
ということでビルドしてみた。 http://dl.dropbox.com/u/4289117/mosh-1.1.3-1.el6.x86_64.rpm 自己責任でご利用ください。
少し使ってみた感想。ぼくは回線が不安定な環境で SSH などしないし、クライアントから SSH する可能性があるすべてのサーバに mosh を入れておかないといけないのはつらい。現状だとまだメリットよりも手間のほうが多いですね。 yum 一発で入るようになれば多少は変わるかな。