@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

海なし県の序列

埼玉を愛さない埼玉県出身者として埼玉県の格下っぷりには強く賛同してきたが、その最たる理由は海がないことだ。海が好きかどうかに関わらず、島国日本において海がないことは大きなバカにされファクターと言って良いと思う。

ところで日本には海なし県が 8 つある。そういえばこの中の序列というものを考えたことがなかったなと思い、私的ランキングを作ってみた。基本的にフィーリングとインパクト重視で決めた。

  1. 奈良県 ... 圧倒的な歴史。日本人なら全員「奈良時代」を学校で習う。かつての都であり、日本一の大仏がある。
  2. 滋賀県 ... 日本一の琵琶湖を擁する。
  3. 山梨県 ... 日本一の富士山を擁する(静岡県と共有)。
  4. 長野県 ... 日本アルプスを擁する。
  5. 岐阜県 ... 世界遺産「白川郷の合掌造り」を擁する。
  6. 栃木県 ... 世界遺産「日光の社寺」を擁する。
  7. 群馬県 ... 世界遺産「富岡製糸場」を擁する。
  8. 埼玉県

驚くべきことに、埼玉県が最下位となった。

この序列を考え始めたときは、上位 3, 4 県はイメージですんなり決まったが、残りが迷いどころだった。人口やプロ野球チームの存在を盾に「群馬と栃木には勝った」というシナリオを考えていたが、岐阜と優劣を分つ要素が思いつかず、何か箔のつく差別化要素はないかと考えて世界遺産の有無を調べたところ、なんと群馬県にすら世界遺産があるのに埼玉県にはなかった(他に世界遺産がない県は長野県)。結果、オチがついてしまった。

Bizmates Program: Level 4 Rank B Lesson 7: Open Systems versus Closed Systems

パキスタン人(女性)と。「今日はどんな日でしたか?」ええと、仕事は悪くなかった、長く続いてる案件もまだ継続中だけど進捗はあったし。でも仕事以外でイライラさせられる出来事あった、とこの話をした。質問の内容自体には触れず(日本語の表現の話なので説明しようがない、英語だと this thread としか言いようがないし)、二択の質問なのに誰一人として質問そのものに回答してくれず、質問自体が悪いというようなことを言われて非常に驚いた、それとは別に友人から満足いくコメントがもらえたのでいいんだけど、仕事で英語でコミュニケーションしてるときですらここまで話が通じないことはなかった、日本語で同じ日本人同士なのに、と。「conflict があったのか?」と聞かれたので、いやオンラインサイトのユーザー同士だからお互いを知らない。「新しい経験だったのですね」ま、まあ、そうとも言えるかな、勉強になったと言えばなったかもね、とか微妙に消化不良だが話せてよかったはよかった。これがミスナンバーワンとか猫が怪我してた人だったら違う反応だったろうなあ。

Lesson 6 の Act から、と言われ、Try の 4 からだと思ってたのでおやっと思ったが、まあいいやと思ってそのまま応じた。IT コンサルは professional、なぜなら顧客がそれを期待するから。実際はチームで仕事するにしても、客先にチーム全員で行ったら自信の無さと受け取られるかも。

二つ目、manufacturing は工場とかのこと?と聞いたら顔をしかめて何かいい、何度か言い直しても全然通じず「ものを作る会社や業界のことだ」とわかりきってることを繰り返す。「声がとても遠い」と言われ、体を起こしたら「聞こえるようになった」と。AirPods のマイクを使ってるから MacBook との距離は関係ないはずなのだが・・MyStage の表示的には AirPods マイクになってるが実際は MacBook 本体のマイクが使われていたのかも。そんなトラブルもあったが、まあ工場とかは local が向いてるでしょう、と。

三つ目、accounting は、ミックスかなあ。会計事務所(とは言えなかったが)みたいなプロ集団としてクライアントと働く会社は professional とみなされるしそういう要素があると思うけど、一方であらゆる会社に accounting department とかはあるし accountant もいる、in-house の accountant はあらゆる部署の人と一緒に働く必要があるから、local な要素も必要。

Lesson 6 終わって Lesson 7 へ。「あなたが会社に入ったとき、周囲は welcome してくれたか?」ここも「今勤めてる会社のことでいいんだよね?」と何度か聞いてもうまく伝わっておらず、しかし今の会社ではみんな即座に welcome してくれたし上司は最初からずっと approachable だよ、と。後は何聞かれたっけな、忘れてしまった。

words & phrases 読んで、See パート読んで、chatbox の直しは適宜読み上げて、「2 つの culture は何か」「あなたは自分の能力を示さないといけない必要に駆られたことはあるか」などフォローアップの質問。あんまりないけど、一つ前の会社に入ったときは、なんとなく stranger のように感じて、仕事ができることを早く示さないと、という気持ちにさせられたかなあ、などと。フォローアップ質問の最中に相手のカメラがオフになって、またコンピューターの不調の不吉な予感がしたがどうにか最後までもった。顔が見えないまま(おそらく相手は見えてるつもり)別れの挨拶をする間抜けな感じでレッスン終了。

Lesson 7 の See まで終わり、次は Try からかな。上品で洗練された印象のイケメン男性トレーナーを予約した。

  • Hi
  • I could respond TO their questions. 
  • I asked A simple question IN AN online QA session.
  • I don't remember if I have EVER experience this kind of miscommunication.
  • Everyone interpreted my question IN A different way.
  • Consulting is better SUITED to professional culture. IT consultant SHOULD BE professional AND expert. When IT consultants MEET their client, 5 to 10 people visit THE client's office. It seems that they are not not confident ABOUT themselves. If he DOESN'T know the answer, he can ask other consultants.
  • If some troubles happen at one factory, everyone in the company NEEDS to be aware of it. If they are working as AN IT consultant, they don't communicate closely. They work AS AN individual expert. They are not only WORKING as AN accounting consultant.
  • When you first joined your company, was it easy to break the ice with other employees and managers?
  • It HAS A really welcoming atmosphere. Because everyone in my department WORKS from home.
  • prove [ proov ]
  • Have you ever felt the need to prove yourself to your coworkers or peers?
  • I felt LIKE A stranger THERE.

Quora 日本語版で質問をしてみたら、見事なまでに期待外れな回答しか来なくてびっくりした。

何度かメールのやり取りが続いている状態で、そのスレッド(一連のメール)のことをメール本文中で参照する場合、「本スレッド」と「当スレッド」どちらが適切な表現ですか?(どちらも「このスレッド」という意味) - Quora

本当は「メールのスレッド」ではなくて「問い合わせシステム(Zendesk)のチケット」を「本チケット」と呼ぶべきか「当チケット」と呼ぶべきか、どちらがマシか?と聞きたかったのだけど、「チケット」はハイコンテキストすぎると思ってもう少し一般的で似た例としてメールのスレッドに置き換えて質問したのだが、誰一人として「どっちが適切か?」という質問に回答してくれなかった。

ここまで意思疎通できなかったのは記憶にないくらいで、外国人と英語で仕事の非同期テキストコミュニケーションしてるときにややこしい内容で全然通じてないなと感じるときよりも数倍ひどい。なんかもう、がっかりしてしまった。二択の質問ってイエスノーの質問と同じくらい、場合によってはそれ以上に答えやすいと思うのだけど、一人も二択から選ばないとは。ひどすぎる体験で、もう Quora で質問するのはやめようと思った。

Bizmates Program: Level 4 Rank B Lesson 6: Local versus Professional

ビズメイ太郎さんシリーズから初めての女性トレーナーと。プロフィール写真と印象が違ったなあ・・メガネをかけてるせいもあったが、声の感じも結構違った。

初めましてからの、名前、今日はどんな日だった?仕事は終わった?ご飯は食べた?とお決まりの感じですんなりとレッスンへ。

Lesson 6 の words & phrases から。uncontrollably の強調の位置が難しくて言い直した。

See パートを読み、camaraderie を先週予習してたけど結局うまく読めず。ra に強調がくるんだなあ。なんか英語っぽくない単語。

何か質問は?で↑の発音を聞いた後、読んでる最中に何かの鳴き声が聞こえて、猫っぽかったので猫飼ってる?と聞くと「いいえ、でも赤ちゃんがいるの」明日で 10 ヶ月になる娘さんがいて、レッスンしてる部屋?の外で彼女のおかあさん?が世話をしてると。「ミルクが欲しくて泣いてるのよ」と。猫の声と聞き間違え。「あなたは猫を何匹飼ってるの?」二匹です、いつも鳴き声を聞いてるから聞き間違えたのかも。「私の娘も猫が好きで、猫も飼ってるんだけど(飼ってるんかい)、猫を見るとよく話しかけてるわ」

See を読んだ後は Local Professional それぞれの文化の特徴を要約して、Try へ。

Try 1 あなたはどっちの働き方が好きか?これはねえ・・自分はソフトウェア開発者の仕事を長くなってきて、ずっとスペシャリストになりたかった。だから自分は professional な働き方が好きなのだとずっと思ってた。今の仕事は独立して働けるようにとてもよく設計されていて、すごく professional なスタイルなのだけど、それだとちょっと孤立感を感じていることに気づいた。これは自分にとっては驚きだった。とかいう話を頑張ってすると、「you can relate it」だったか、ちょっと正確には忘れたけど「私も同じよ」と。ビズメイツの仕事は在宅で一人でやる、IT の質問を zendesk でしたりはするけどチャットベースで対面ではない、だから alone に感じることがある、と。そう alone だよねここで適切な表現は。「あなたはどうやって対処してる?」それこちらが聞きたい質問だよ!そうだなあ・・友達とオンラインで会話したり、良いことかはわからないけど SNS で知人のアップデートを見たり、あともちろん妻とは毎日話すよ。「そうね、そういうの大事ね。あとは外に出て新鮮な空気を吸うのも大事よね」ですね。

Try 2 は、あなたの会社はどっち?アメリカの会社だからベースは professional だと思うし、IT の会社だからこれもベースは professional だと思う。けどユニークなのは、うちの会社は open & inclusive みたいなことを重視してて、人々も一緒に働くこと助けの手を差し伸べることにオープンで積極的。だから local な部分が多い。

Try 3 は、片方がより効果的だと思うか?うーん、どっちかが優れてるってことはないんじゃないか、時と場合によるよね。例えばコンサルタント会社とかだと、各コンサルタントは professional であることが期待されるだろうし、会社としても professional の方が良さそう。でもこれが例えば農家とかだとして、professional でうまくいくイメージはないなあ。農家として働いた経験はないから、イメージだけどね。「あなたは正しいわ、状況によりけりよね」

ここで残り三十秒くらいでレッスン締めくくり、「あなたは brilliant だわ、実際色々学ぶことがあった、私ずっとアッオーって相槌打つばかりだったもの」アッオー的な相槌は確かにたくさん言っていた。

Lesson 6 の Try 3 まで終了、次は多分 Try 4 から。明日はパキスタン人を予約した。四ヶ月ぶり?

  • see
  • Ca·ma·ra·de·rie
  • mutual trust and friendship among people who spend a lot of time together
  • try

Cloudflare Meetup Kanazawa Kick off!! に参加した #CloudflareUG_kmq

cfm-cts.connpass.com

Kanazawa.rb が関わっているというので知って、枠に余裕があったので前日滑り込みで参加してみた。大規模カンファレンスではないオフライン勉強会は数年ぶりの参加。金沢に引っ越してからずっと Kanazawa.rb のイベントには参加したいと思っていたがタイミングが合わず、これが初回となった。

Cloudflare の紹介と、Cloudflare Workers のハンズオンが主なコンテンツ。CDN の会社でしょ、という認識だったけど、セキュリティ関連のソリューションをむしろ中心に据えていて CDN はオプションの一つ、という位置付けと聞いて、へーと思った。まあ CDN だけじゃ稼げないということかな。Fastly だって似たような分野にも進出していそうだし。

Cloudflare Workers は一年位前?にサインアップしてほんの少し触ったことはあり、wrangler コマンドをインストールした記憶もあった。なのでハンズオンは物足りないかな?とも思っていたがそんなことはなくて、やってよかった。公式チュートリアルとかはやっぱり英語だとどうしても負荷が高くて読み飛ばしてしまうし、Hello World の一歩先をやろうとすると途端にハードルが高くなる(主に色々な機能のインテグレーションのための設定方法がわからなくて迷子になることで)。ハンズオンの手順書が zenn.dev で公開されていて、それをみながら各自黙々と作業を進めるスタイルだったが、やはりちゃんとしたガイドラインがあって、サンプルコードがあって、というのは一通り手早く体験するのには良い(コマンドがつい先日バージョンアップしたとかで内容が追随できておらず、多少の混乱はあった)。実際、ざっと触って「成功体験」を得たことで、Workers とか Pages を使ってみようかな、という気持ちになった。

イベント終了後の懇親会にも参加し、地元のコミュニティの方々から色々なお話を伺った。東京にいた頃とは色々状況や事情が違うので、何を聞いても新鮮で興味深い。地方には地方なりの構造的な難しさがあるのだな、ということがぼんやりわかった。草の根的なコミュニティ活動に参加しなくなって久しいけど、金沢での生活にも慣れてきたし、ポツポツと再開し始めようかな、と思った。いつか GitHub Patchwork をやりたい。