@kyanny's blog

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Vim6.3をソースコードからコンパイルしてインストールしてみた

Gentoo@coLinuxにはportageですでにvim6.3.84が入っているのだが、:guiできないので、カラーテーマの配色がちょっとさびしいというか、見づらさを感じている。ので、guiオプションをつけてコンパイルしてみた。

http://pcmania.jp/~moraz/howto/install.html ここのやり方、そのまんま。

configureオプションは http://pcmania.jp/~moraz/howto/files/vim_configure.txt を参考に。
./configure --enable-multibyte --enable-gui --enable-perlinterp の三つだけつけてみる。(他に何が必要なのかわからなかったため)
make
sudo make install で、なんと無事にインストール完了!あっけない。

prefixをつけてないので、/usr/local/share/vim/vim63 以下に各種プラグインなどなどがコピーされた。バイナリファイルがそこになくて最初戸惑ったが(初歩的すぎ)、/usr/local/bin を見つけられて一安心。早速 ~/.bashrc に alias vi="/usr/local/bin/vim" と書いて、 source ~/.bashrc したのち、vi してみる。

・・・:gui するとなんか画面が切り替わってるなあ、というのはわかるけど、バックスペースで直前の文字を消せなかったり、/etc/vimrcを読みにいってくれなかったりと、自分で入れてみて初めて、パッケージ管理システムの用意周到さ、ありがたさを感じられた。とてもいい経験だったと思う。パッチも全然当てずにインストールしたから、version 6.3 のままだし。

さて、これで「ソースコードからコンパイルしてインストールしたプログラムのアンインストールの方法」がわかっていれば、さくっと消して環境を元通りにするところなんだけど、なんとそれがわからないw のでこのままほっとくことにする。単純に rm-rf すりゃいい、ってほど甘くはないよねぇ・・・。