- 東京トイボックス
- あらすじ―――天川太陽は零細ゲームベンダーの社長で大手ソリダス社の元社員。代表作の海外版を作っていたら納品直前になって追加ルートにバグが出た!納期を伸ばしてもらうため商標権を持つソリダスへ頭を下げにいくと、太陽と因縁のある最高責任者の仙水が「ゲームやろうぜ」と誘ってきて・・・?
- 仙水の語りがよかった。ちゃちなプライドと勝手なわがままを「情熱」とか「こだわり」なんて言葉で美化するのにはうんざりだぜ、と、それを消化したキャラにいわせるのは重い。けど残念ながらこの漫画は「青臭いほうが良い」がテーマっぽいので彼は永遠にヒールなんだよな。「次のラウンドでお前が勝ったら商標権返してやる。俺が勝ったらお前はソリダスに戻れ」とか、しびれるセリフなんだけどなあ。圧倒的にゲームが上手い仙水が順当に勝っても太陽がソリダスに戻ることはないのだし、ここ一番で太陽が奇跡の勝利を収めるってのも白ける。ここでマジで戻ったら面白くなるのになあ。大手の内情を妄想コミコミで描くとかのほうがそそられる。
- この号じゃないが(たぶん先週号)ソリダス社の「ソード」シリーズという人気タイトルのでかい看板がでてきて、そのコピーが、忘れちゃったけど結構いいかんじに思えた。なんだっけな。単行本買うべきか。
- はるか 17
- 芸能プロこえー。それはそれとして、ファインプロの社長に目をつけられたはるかがスカウトされて、でもここも蹴るんだろうなあと。一応福原へのフォローも入ってはいるが、社員とタレントごとファインに戻ってこいとはいわんだろう。むしろそういう展開にして大手芸能プロの内情を妄想コミコミで描いて欲しい。そればっかだな俺。
- へうげもの
- 摩訶不思議ワールドに突入して妖怪変化大戦みたいになっていくのかと思った。違うようだ。しかしあそこは「ハゲ」じゃなくて「サル」のほうがよかったのでは。その後のセリフをかんがえても。
- ムーさん
- ん?ムーさんだっけ?まあいいや、今回は割と普通にみえたが、しかし財布を炊飯器で炊くというのがもうどうしようもない。ぶっとんでるなあ。