読み終わった。なるほどーと思うことがいくつか書いてあった。線を引きながら読まなかったしメモもとらなかったので、これはもう一回読もう。
- 本は一字も漏らさず全部を読まなくてもいい。ここ一、二年で薄々そうなんじゃないか、と思っていたけど、やっぱりそういうものだったか。
- 最近読んだ「V字回復の経営」が良書としてあげられていた。「ふーん」て感じだったが・・・。
- 本には成功者の体験やノウハウが凝縮されているので読めば読むほど時間ができる、という話。先人に学ばずゼロから試行錯誤するのは時間ばかりかかる要領の悪いやり方なので効率的に、ってのは耳が痛かった。でもその通りだ。
- ダメな本は読むのをやめて捨てろ、という話。雪山登山と同じで引き返す勇気をもて、という例は面白かった。
- 斜め読み、横読みというのが具体的に視線移動の図までかいてあって、参考になった。
- 本を汚せ(追ったり線引いたり書き込んだり)という話。やったりやらなかったりまちまちだったけど、今後はペンを常にもって読もう。
- 線を引いた箇所やメモをまとめて持ち歩き何度も読み返せという話。徹底しているんだなーと思った。しかしうちにはプリンタがないなぁ。手帳に付箋をはるってのもあるらしい。
- パソコンにメモをする、というのは、はてダとかでいいかなぁ。全文検索もできるし。引用文を公開するのが微妙っぽいならはてなグループでプライベート日記にすりゃいいかも。
- なるべく簡単そうな本を選べ、という話。簡単にかみ砕いてある本は、難しい本に書いてある良い内容を再編してあるのだから良書である確率が高い、という理屈はとても納得できた。
年間 400 冊はさすがに無理だけどちゃんと読んでだいたい内容把握したといえる本はいままで年間 40 冊もいってなかった気がするので、まぁそのくらいでも読む方がいいかも。
読む前に目標を定めて、という話があったが、自分の将来像とか、そういう目標が明確にイメージできなかった(眠かったせいもあるが)。こういうのも考え方の本とか、読むべきかもしれない。
一日で読めた(しかも夜に読み始めたのでたぶん 3 時間かかってない)のは何となく自信に繋がった。分厚い技術書ばかり買っては、頭から丸暗記する勢いで精読し始めて、結局全然読めずに挫折、を繰り返してきていたけど、こういうビジネス書なら俺でも読めるんじゃないか、っていう読書の成功体験(読了できたか否かだけ)をつめて、読書が少し好きになるとか、読書に対するネガティブイメージを払拭できるかもしれないって意味でも、こういう本を読む意義は自分にとってあるかもなと思った。技術書に比べて安いし。
でも、技術書のたぐいはレバレッジ・リーディングできるものなんだろうか?読み漏らししてはいけないたぐいの本、ってわけでもないのか?わからない。