ついに Amazon EC2/S3 に手を出してみた。以前からずっと気になっていたけど、なかなかきっかけがなくて始めなかった。今回のきっかけは、まだ秘密。。ちょっと試してみたいソフトウェアがあって、実験場には EC2 環境が最適だから、というのが理由。
Amazon EC2/S3の使い方目次 - プログラマでありたい
Amazon EC2/S3を使ってみた - まとめ (Amazon Web Services関連エントリ目次) - 元RX-7乗りの適当な日々
このへんを見て作業している。
- アカウントは持っていた
- X.509 pk, cert をダウンロードしたけどどこで使うのかわからない
- keypair (public key, private key) もコピペしたけどどこで使うのかわからない
- console から GUI で getting start なインスタンスを起動、 apache 最初から起動してる、 GUI で「接続する」とかを押してでてきたコマンドラインをコピペして ssh でログインできた。ロケーションは US East だったかな、けっこう重たい
- Firefox からアクセスできた
- GUI でシャットダウンもできた
- Developer セクションでコマンドラインツールを探して AMI Tools というのを入れて PATH とかを設定した
- API Tools のほうが必要だったのでそちらも入れて設定した
- 見よう見まねで ec2-* コマンドを使って、 keypair 作り、インスタンス起動し、 ssh ログインし、インスタンス停止した
- ec2-add-keypair で InvalidKeypair Duplicate とか言われることがあったので ec2-delete-keypair とかしてみるもなおらず、別の keypair 作ったりした
ちょろーっと触ってみた印象としては、これはインストール作業好きにはたまらない環境かもな、と思った。ふつう、 OS のインストールとかが好きな人は自宅サーバ派だと思われがちだけど、実際には自宅サーバは、
- 居住空間には置きたくない(うるさい)
- でも配線上、へんぴな場所には置けない
- 心配性だと「もし留守中に発火でもしたらどうしよう」と気になってしまう
- 不慮の停電等への対策が難しい(UPS 買うくらいなら専用サーバ借りろよ的)
とか、結構扱いづらい。ハードウェアが好きな人ならともかく、「とにかくいろんな OS のいろんな行儀作法(Fedora なら yum とか Debian なら apt とか)を勉強しつついろんなソフトウェアをいろんな configure オプションでインストールしまくってインストール上手になりたい」という要望をかなえづらい。いちいち別の OS をインストールして回るのは時間の無駄だし、マルチブート環境を作るのも結構面倒。
ということで、1000種類を超えるインスタンスが用意されていて、各種 OS/ディストリビューションがそろっていて、好きなときに好きな OS を好きなだけ起動していろいろできる EC2 は、楽しそうだな、と思った。