どうしてもすぐに読みたくなったので「メタプログラミングRuby」を買った。Metaprogramming Ruby: Program Like the Ruby Pros by Paolo Perrotta | The Pragmatic Bookshelf で原著の電子書籍版が買えるので mobi を Kindle で読もうか迷ったけど (値段は電子書籍版のほうが千円くらい安い) たぶん内容が難しいだろうからまず和訳を読んでおくべきだと思って紙の本のほうを買った。あとウェブでぐぐって書評をいくつか読んだ限りでは、和訳が軽妙だと好評な意見が多かったので、その点でも楽しめるかなという期待もあり。
まだ最初の章を読み始めたくらいだけど、 Rails の ActiveRecord でメタプログラミングがどのように使われているかを紐解くなど、まさに今知りたいことがズバリ書いてありそうな雰囲気で、かなり期待がもてる。あと和訳の軽妙さは読んで数ページでわかった。内容が難しい技術書だからこそ、くだけた文体でリラックスして読める文章はうれしい。値段も三千円を切ってるし、それなりに薄いし (個人的にはもう少し薄い紙を使ってさらに薄くして欲しかった。ページがめくりづらいので) お買い得だったかな、と思う。もちろん価格やサイズよりも内容が充実してそうだ、というのが一番大きな理由だけども。
いくつか書評・感想を読んだけど、一番この本に強く関心を持ったのは Rubyを「知ってるつもり」の人にお勧めな「Metaprogramming Ruby」本 - Masatomo Nakano Blog だった。というか今年の初旬にこの記事を読んで以来ずっと気になっていて、夏に和訳がでたのに買う機会を逃してしまっていたのを、このたびようやく購入に至った、という結構長い経緯があったのだった。
- 作者: Paolo Perrotta,角征典
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/08/28
- メディア: 大型本
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