@kyanny's blog

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睡眠時無呼吸症候群その後

睡眠時無呼吸症候群の疑い - @kyanny's blog

その後、専門医(いわゆる「いびき外来」)へ行き、簡易検査の結果を見せたところ、「たぶん心配するほど悪くないですよ」と意外な反応。近所の耳鼻科は単に数値が高い・低いので非常に悪い、という説明だったが、専門医は数値一つ一つだけでなく複数の数値の関係性まで説明してくれたので納得感があった。その上で「CPAP(呼吸器)をつける必要はないだろう、いびき改善のためにマウスピースなどは検討の余地があるかもだがいびきは個性みたいな側面も強いので治療が必須というものでもない、いずれにせよ一度検査入院しましょう」ということに。いろいろ予定が重なって、検査入院は診察の一ヶ月以上先になった。

で、検査入院をしてきた。そのクリニック内に入院施設(個室)があり、計測機器をつけて一晩寝るだけ。金曜の夜に入院して、30分くらいかけて心電図検査のときにつけるようなやつを顔中や手足につけていく。鼻の下と口の前にも検査用の細いチューブをつけて、8時半には就寝、翌朝5時には起こされて機器を外し、シャワーを浴びて7時前には退院帰宅という流れ。計測時間が七時間以上ないと無効らしく、眠れない人用に睡眠導入剤もくれる。トイレに行くにもいちいち担当者を呼んで機器の大元の部分を外したりしてもらう必要があり、気を遣う。スマホも一切見ず、ひたすら目をつぶって横になって寝ようとしたがやはりなかなか寝付けず、8時半にゆっくり効くタイプの薬を、10時にもっと早く効くタイプの薬をと二段回で飲み、10時半前におそらく眠りについた。計測時間はギリギリ足りるかどうか、だったのかも。検査結果は今月下旬に改めて。

費用は保険診療ではないので入院費や預かり金を含めて35,000円。預かり金というのがよくわからないが、後日いくらか払い戻しされるらしい。保険会社の担当者に確認したらこれも入院時保険がおりるらしいので書類だけ取り寄せた。今後は検査結果次第だが、もしCPAPをやる必要がある場合は、機器の調整のためにもう一度入院が必要らしい。マウスピースの場合は基本的に入院なしで作れるらしいが、歯医者によってはマウスピースの調整のために入院を指示されることもあるらしい。

耳鼻科で簡易検査の結果を聞いた時は絶望的な気分になったが、専門医に「おそらくたいしたことない」と言われたことでずいぶん気持ちが楽になり、この件に関するストレスもほとんど感じなくなった。唯一、歯医者への紹介状まで書いてもらった耳鼻科に対してはやや気まずい思いがあり、耳の痒みで普段から通っていたのをあれ以来足が遠のいている。なんとか耳をいじりすぎないように、痒みを我慢して過ごしている。